ドイツ語留学に掛かる費用には、必ず掛かるものと、より楽しく過ごすためにプラスアルファで掛かる費用があります。前の記事では、飛行機代や授業料などの、
ドイツ語留学に必ず掛かる費用
について解説しました。
ここではドイツ滞在期間をより楽しく過ごすために、余分に掛かる費用について解説し、総額についてまとめていきたいと思います。
楽しく過ごすために追加で掛かる費用
飛行機代や宿泊費とは別に、滞在期間中には様々な費用が掛かります。これは充実した時間を過ごすためにはある程度見ておかないといけない費用になります。
ドイツ留学中には、様々な出来事があります。
レッスン後のエクスカーション(催し)
クラスメイト達との飲み会
週末の観光
休憩時間のコーヒーやチョコレート
お土産など買い物
などなど。
上記については、その時その時の事情により多種多様で、一概には言えませんが、大まかにどのくらい見ておくべきでしょうか?
■レッスン後のエクスカーション(催し)
毎日レッスン終了後に催しがあります。みんなでスポーツとか、そこまでハイキング、町なか散歩だったらお金は掛かりませんが、博物館見学、バスや電車での長距離移動となりますと、そこに費用が掛かります。週末にエクスカーションを提供してくれる時もあり、やや遠出での観光になるため、そこには多めの費用が予想されます。
平日のエクスカーションは、千円以上かかることはほとんどありませんでしたが、それでも千円程度見ておけば良いと思います。平均5百円くらいでしょうか。
そして週末を一回挟みますが、そこにエクスカーションがあれば、交通費、観光先での入場料などトータルで5千円くらい、1万円くらいかかる場合もありますが大体5千円見ておけば、十分です。ご飯代は別です。
ちなみに、最終日の金曜日は、エクスカーションはありません。その代わり、さよならの会があります。
平日エクスカーション 5千円/2週間
週末エクスカーション 5千円/1回
⇒合計約1万円となります。
■クラスメイト達との飲み会
クラスメイトとそれなりに打ち解ければ、ほぼ毎日飲み会です。全員で飲み会という日もあれば、クラスメイトの数人とこじんまり語り合いながら飲む、という日もあります。もちろんひとりでドイツ語をお勉強しながら過ごす日があってもいいと思います。
飲み会に掛かる一日の平均額は、
通常の夕ご飯に掛かる費用2千円にプラス千円~2千円程度
見ておけばよいと思います。
2週間で2万円プラスで見ます。
■週末の観光
場所や遊びの内容によって変わりますが、ざっくり行きます。滞在期間中に一度挟む週末(土日)にフルで活動したとして、
1日1万円⇒計2万円/2週間。
ゲーテインスティトゥートが主催する週末のエクスカーションに一日参加したら、個人で行く観光は、一日分の1万円で済みます。
■休憩時間のコーヒーなど
ささいな出費と考えがちですが、日々重なると結構大きな額になります。コーヒー、紅茶、チョコレート、バナナなど、一日千円で収まればいいほうです。滞在期間で合計して1万円は見ておきます。
1万円/2週間
■お土産など買い物
お土産を買わない人もいるかもしれませんが、たいていの人はお土産を買います。人によってその出費はバラバラですが、留学費用の総額を算出するために、いくらくらいか決めます。お土産代や、たまたま町で見つけた良い物の衝動買いを合計で3万円、とみます。
「より楽しむために掛かる費用」の数字が揃いました。
エクスカーション 1万円
飲み会 2万円
週末の観光 2万円
コーヒー、チョコ 1万円
お土産など買い物 3万円
⇒合計9万円となりました。
お土産や買い物の金額3万円が含まれていますから、楽しく「過ごす」ためには実際のところ6万円くらいが追加で掛かる、という感じで捉えておく感じになります。ずいぶん掛かる印象ですが、それによって充実した時間を過ごせるなら、貴重な経験をお金で買うといったところでしょうか。
このあと、まとめに入ります。
まとめ
必ず掛かる費用:27万円
(内訳)
飛行機代 10万円
授業料 8万円
宿泊費 4万円
食費 5万円
留学準備費用、交通費など:3万円
楽しくするための追加費用:6万円
(内訳)
エクスカーション 1万円
飲み会 2万円
週末の観光 2万円
コーヒー、チョコ 1万円
お土産など買い物:3万円
合計39万円
という結果になりました。
それぞれの項目を多めに見積もっていますから、実際にはここまでは掛からないケースがほとんどだと思います。
各項目、費用を減らした分だけ、39万円からは少なくなっていきます。
ドイツ語留学を計画する場合、実際には30万円台の半ばでしょうが、40万円用意しておけば、間違いない、という見方で良いと思います。クラスメイトの日本人から聞いた話では、だいたいほとんどの人達が総額30万円台に収まっていました。
総額を出すために無理やり金額を出したところもありますので、それぞれの事情に合わせて各項目を増減させて、留学費用の見積りの参考にしてみて下さい。
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