高卒でも稼げる仕事を探すためには、自分が出来ることなら何でも、と闇雲に会社を探すのではなく、ちゃんと計画的に自分のキャリアを考えて進めないと、時間もお金も大変もったいないです。
このページでは、既に高校を卒業したが、稼げる仕事に就いて、自分の確たる専門分野を持って、出世して、という意志の強い方のために、実現へ向けた取り組みについて解説します。ゆくゆくは、大企業への正社員としての就職を目指したり、個人の設計事務所やデザイン事務所を持ったり、という大きな目標に向かってがんばって頂きたいと思います。
高卒でも稼げる仕事はあるのか?について、前書き的な記事も書いていますので、まだ読んでない方は以下のページもぜひお読みください。
高卒でも高い給料や大企業を狙う!出来る仕事は?専門職で就職は?
自分がやりたい職業のイメージをしてその情報収集を!
まずは、自分がどのような職業に就きたいかを考えます。それが一番大切です。自分のやりたいことでないと続きませんし、やらされている感があっては、モチベーションも上がりません。
今はインターネットでいくらでもその職業のことを詳細に調べることが出来ます。そこから始まります。調べるポイントは、
その職業で得られる年収
なるために必要な知識、スキル
その仕事がどのくらい大変か
将来性
などです。自分の関心のある切り口でひととおり調べてみます。特にやりたいことは無いし、そもそも世の中にどんな仕事があって、どれくらい大変で、がんばってなれる職種なのか、分からないという人もいると思います。
参考までに、高卒ではさすがに無理だろう、という職種もあります。医者、弁護士は当然のこと、研究職、開発職、銀行マン、商社マン、などは、専門性が高い上に、大卒であることを強く求められることが多いので、「高卒でも稼げる」仕事には該当しにくいのが現実です。
現実的な話をすると、簡単な仕事や就き易い仕事では稼げません。
例えば、女性の場合、保育士、幼稚園教諭は就きたい職業の上位に来ることが多いです。おそらく調べて行くと分かると思いますが、短大や4年制大学ので幼児教育を専攻し、既定の単位を修得すると、保育士なり幼稚園教諭なりその資格を習得することが出来ます。そんな今から学生になる時間もお金も無い、ということが現実だと思います。で、色々調べると、実は「国家試験に合格すると短大や4年制大学で学ばなくてもその資格を取得することができる」などと情報収集できるでしょう。しかし、頑張ってその職業に就いたところで、保育士や幼稚園教諭では、高い年収を得ることができません。稼げないと、モチベーションは下がってきます。せっかく資格を取得したのに転職、ということになれば、そこに費やした時間とお金はとてももったいないですね。
男性を例に取ると、機械いじりが好きで、色んな機械ものの修理や組立が出来るとします。その特技を生かして、会社に入ったとすると、組立課とか、製造部、工機課などといった部門で働くことが出来ます。そのような部門で班長とか係長とかになってそれなりの給与を得ることが出来る、というのは一部の大企業の製造部門に限られます。また、ちょっと機械いじりが得意なだけで大企業の製造部門に入るのは、非常に難しいです。そうかといって、小さな会社の工機課などに入ったら、どんなにその部門でリーダーに上り詰めても「稼ぐ」ことは出来ません。
「高い給料をもらう」「稼ぐ」ことが目的の場合、間違っても保育士、工機課スタッフ、などは目指すべきではありません。
専門性があり、就くために少なからず努力が必要で、それなりに稼げて、将来ずっとやっていけそうな仕事というと、限られます。
ということでこのサイトでは、「高卒でも稼げる」仕事にフォーカスします。
以下のふたつの職種は、高卒でもその職に就くことが十分可能です。そして、ある程度稼げます。なにより、ずっとやっていける仕事です。その成功へのプロセスを解説します。その職種は、
機械設計技術者 ⇒主に男性向け
ウェブデザイナー ⇒女性にもハードルは低い
いかがでしょうか?ふたつとも、その響きは悪くないと思います。それぞれについて解説します。
機械設計技術者になる、メリットは?
機械設計者のメリット:
1. 製造系の会社は常に機械設計者を募集している
メーカーと呼ばれる製造業では、物を作らなくてはならず、そのためには必ず形状の設計が必要です。ということは、必ず設計者を募集するので、その職種の需要が高い、ということになります。
2. 機械設計はこの先もずっと無くならない
世の中「物を作る」ということはなくならないので、すなわち、その構造や動きなど設計出来れば、いわゆる「手に職」という生涯の財産を手にすることになります。失業はない、ということです。
3. 機械設計に強くなると、生活にも大いに役立つ
ただの機械いじり好きと、機械設計目線で物を見れる技術は全く異なります。仕事での機械設計が板についてくると、日常生活で見られる、組立や修繕、取付けなどは、余裕きわまりないものです。ただの機械いじりではなく、新しい構造や取り付け、詳細なアレンジなどが容易に出来るように、いつのまにか生活でも活用できるスキルが身に付くことでしょう。
4. 設計という仕事はまだAIにも取られない
何かと話題になる、AIに仕事を奪われる、という話。「設計」という仕事は、一つの閉じた領域の中で「学習」だと「ディープラーニング」などで済むような安い仕事ではありません。「発想」「関連部門とのやりとり」「試作品での微妙な調整」「量産へつなげるための工夫やトラブル解決」など、「人」でないと出来ないことがあまりにも多く、将来安泰と言える技術分野です。
5. ひとつの技術領域の専門家として尊敬される
機械設計者、という確立された専門家です。もちろん設計者ひとりひとりによってその領域、スキルレベルはおとなり異なりますが、機械設計の中での”この設計”であれば、俺はだれにも負けない、などと得意分野を確立すると、自信も付きますし、周りも尊敬の目を向けてくれます。そして、設計者としての経歴はその後の転職市場でも高く評価されます。
ウェブデザイナーになる、メリットは?
ウェブデザイナーのメリット:
1. どの会社もウェブサイトを必要としている
いまどきウェブサイトを持っていない会社ってあるのでしょうか? 自社でウェブサイトを作っていなくて、外部の業者に頼んでいるとしても必ず誰かが作っています。世界中の会社がウェブサイトの新規制作、アップデートを必要としています。それだけ、ウェブサイト制作は需要が高いです。
2. パソコンひとつで仕事を全てこなせる
電気・機械、研究職、営業職など違って、ウェブデザインの仕事はパソコンがあれば全て出来る、という手軽さがあります。色々サンプル品やら試作品など持たなくてもOK。物の管理はほとんど不要です。体力がない、という人にも向いています。
3. ひとつの確立された技術分野である
ウェブデザイナーは、HTMLやCSSなどの記述言語やプログラミングなど幅広く、医療系、工学系、などと並んで、ひとつの技術分野であり、その道を究めると、専門家として歩んでいくことが可能です。ウェブデザイナーとしての経歴はその後の転職市場でも高く評価されます。
4. Webで情報収集できる
ウェブデザイナーは実際世の中に多くいます。たくさんのウェブデザイナーがその技術情報を多くインターネットにアップしており、様々なウェブ技術や難題の解決方法、プログラミングなどの技術をインターネットから容易に入手することができます。無限にそのスキルを突き詰めて行くことも可能です。
5. 自分で個人のサイトを運営できる
ウェブのスキルを上達させると、そのスキルを駆使して自分のやりたいようにサイトを立ち上げることが出来るようになります。Webの知識がなくてもブログ程度を立ち上げることは可能ですが、見せ方や機能が限定的になり、それはプロのウェブデザイナーが運営するサイトと比べると見劣りします。
専門家として高い給料を得られる
もし自分がやりたいことが何かパッとイメージは付かず、上記の機械設計者やウェブデザイナーに興味を持った、または、何でもいいけど稼ぎたい、という人はぜひ参考にしてください。上記2職種であれば、このサイトで詳細な進め方や勉強の仕方、今後の方針を解説していますので、一から情報収集しなくても大丈夫です。
ぜひ、参考にして、稼げる専門家への道を突き進んでください。他のサイトにはない、「高卒でも稼げる」という観点から詳細解説します。
これらの職業に就いて、頑張って実績を上げ、その実績を引っ提げて更にステップアップ、やがては大企業への就職も狙えるレベルに行くことも出来ます。