カテゴリー: 留学なしでの独学英会話勉強法

独学で英会話をマスターするための勉強法が分からない、海外語学留学しないで短期間で英話ペラペラになりたい、という方に必見の情報がたくさん得られます。

  • 留学しないで独学で英会話をマスターするための勉強法

    留学しないで独学で英会話をマスターするための勉強法

    英会話を短期間で上達させたい、という方のために、「英語が苦手」という状態から2年程度でペラペラにマスターするための勉強法を解説します。

    留学なしでの独学英会話勉強法のメニュー一覧です↓
    (各項目、独立した内容です。関心のある内容からご覧下さい。)

    英会話は留学しないで独学でマスターできる

    英語がペラペラな人、最近はよく見かけるようになりましたが、それでも日本人で英会話が上手な人は少ないように見受けられます。皆様の職場、クラスに英語がペラペラな人、何人くらいいるでしょうか? そのしゃべれる人達は、どのようにしてマスターしたのでしょうか?

    アメリカやイギリスなどに語学留学した人、転勤していた人などはペラペラかも知れません。しかし、英語が話される国に行かなくても、留学しないでも、独学で英会話はマスターできます! 海外語学留学をしないで英語ペラペラになるには、果たして何年くらい掛かるでしょうか? 取り組み方にも依りますが、真面目に取り組めば、

    およそ2年

    で英語ペラペラになれます。

    ・英語ペラペラになりたいが勉強法が分からない
    ・短期間でマスターしたい
    ・外国人の友達が欲しい
    ・留学に行く時間やお金がない

    といった方のために、英語語学留学、海外赴任・出張などをしないで、英会話をおよそ2年でマスターした筆者の経験から、英会話を独学でマスターするための勉強法をお伝えします。

    半年や1年でペラペラになる教材とか、聞き流すだけでマスターできる、など様々なPRでの商品がありますが、やはりしっかりと会話できるようになるには、ある程度本気で堅実に取り組んで2年は必要だと考えています。もちろん最初の英語力がどの程度かにもよりますが、堅実に効率良く学べば十分可能です。




    このサイトの英会話習得ノウハウで、達成できるレベル

    このコーナーをひと通り読んで頂き、その勉強法を実践して達することの出来る習得レベルは、

    ・自分の専門分野での通訳はほぼOK
    ・仕事での英語はメールも会話もほぼ問題なし
    ・外国人の友達をたくさん作れる

    という程度のレベルになります。あくまで英会話をマスターすることに重点を置きます。

    予備校、大学の英語教員や帰国子女といった、いわゆる英語のプロみたいな方達のようなレベルになるには、「ほとんど話せません」という状態からスタートすると、英語が話される国にも住まないで2年間でマスターするのはさすがに無理です。

    TOEICの勉強と英会話の勉強は違う

    またTOEICの高得点を取得する、とか翻訳業に就くための勉強には、少し後で書くように異なる学習方法がありますので、学習方法を間違えず、「英会話マスター」に専念して下さい。

    TOEICの高得点を取得していても英会話があまり上手ではない、という人を何人も見たことがあります。英会話をマスターするには、そのために必要な独特な学習方法がありますので、間違いないようにお気を付けください。

    留学しないで独学だけで英語ペラペラになることは出来ますが、そのためには、あたかも留学しているかのような環境に身を置く努力も必要です。それほど難しくはありませんが、やはり根気とやる気と少々のお金が必要ですので、そのノウハウをぜひ実施して頂きたいです。

    最近は多くの企業で、「課長以上や海外出張者にはTOEICが〇〇点以上が必須」などと言われるようになり、TOEICの点数でジャッジされるケースもよく聞きます。TOEICの高得点を挙げるには、

    ・文法の正しい理解、発音や消音
    ・長文の精読
    ・正しい英作文

    など、そのために相応の勉強があります。

    英会話の学習にも文法の理解や英作文は当然必要ですが、そこに掛ける時間がTOEIC学習とは異なります。TOEIC学習では、ビジネス英語寄りの内容が多く、また試験の得点を挙げるための学習に偏ります。

    英語を聞いて理解して話す、ということが目的であれば、TOEIC学習と併用すると、英会話マスターをするまでの時間はかなり多く掛かってしまいます。

    英語が苦手な人ほど参考にしてください

    英会話を独学でマスターするためのサイトはたくさんありますが、多くは専門家や達人によるプロフェッショナルな内容です。このサイトは一風異なり、英語の素人が地道な努力でペラペラになれる過程を経験した上で、その勉強法について紹介するものです。英語が苦手な人ほど参考になると思います。

    2年程度の短期間で英語ペラペラになるための勉強法、コツ、マインドなどについて取り上げ、英会話マスターまでの期間短縮やモチベーションアップを図りたいと思います。時折り、英語そのもの(単語や文法など)についても取り上げて、少しでも手助けになれば、と思います。

    あまり学問的に英語学に深くつっこみ過ぎたり、科学的な解析は極力行わず、極めて優しい内容に仕上げるようにしています。どなたも理解して頂けると思いますし、英会話マスターまでの道しるべが見えるはずですので、ぜひご一読ください。
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  • 英会話をマスターするための、リスニング上達のコツ。聴くテクニック。

    英会話をマスターするための、リスニング上達のコツ。聴くテクニック。

    リスニング練習はスピーキングと並行して進めましょう

    2年という短期間で英語ペラペラになるためには、スピーキングと並行してリスニングも鍛えて行かないといけません。

    自分が話せる事だけ一方的に話しても会話は成り立って行きません。自分が話していることを理解してもらい、そして相手の言っていることが理解できて初めて会話は成り立ちます。
    「英語ペラペラ」というのは、言いたいことを英語で言えるだけでなく当然リスニングも同等にこなせることが重要です。

    スピーキングと比べてリスニングは簡単か?

    英語を話したい人、英会話学習に取り組んでいる人の多くが、外国人と英語で会話をする事に関してこう言います。
    「相手の言っていることな何となく分かるんだけど、話す時は何と言ったら良いか分からない」
    すなわちスピーキングよりもリスニングのほうが簡単、とも取れる意見です。この気持ちも分かりますが、英会話学習を続けて行くと様々な内容の話が繰り広げられていくため、リスニングの練習無しで、何となく言っている事は分かる、なんて単純には行かなくなります。

    自分が英語をうまく話せないために会話が先に進まないので、相手が話したひと言ふた言をだけを何となく理解できただけで、相手の言っていることは分かる、という「リスニングのほうが簡単」との勘違いしてしまうのだと思います。ひとつ言えることは、

    スピーキングに比べてリスニングが簡単、なんてことはない

    ということです。スピーキングについては、難しい事を言う時も自分の言える単語やフレーズに落として簡略化しながら話して相手に通じさせることが可能です。しかし、リスニングは相手の英語力次第ですので自分でのコントロールが効きません。相手の英語をあまりにも聴き取れないと、「OK、OK」と言われて会話途中でも終了させられてしまうこともあります。私の考えでは、リスニングのほうが極めるのは難しい、と言えます。

    英語話者からは様々な発音、イントネーションで飛んで来ます

    スピーキングとリスニングについて簡潔に比較すると、

    スピーキング
    ⇒単語やフレーズ、慣用表現などの決まり文句など、自分で覚えて使いこなすこと

    リスニング
    ⇒単語やフレーズ、慣用表現などの決まり文句を耳で聴いて理解できること

    スピーキングもリスニングも同等の取り組みのように聞こえますが、先に述べたようにリスニングは相手次第、書き現して同じ文でも様々な発音がこの世に存在します。
    簡単なフレーズを書きます。

    The refrigerator in your house has… (君の家の冷蔵庫は…)

    ザ レフリジェレイター イン ユア ハウス ハズ…

    と、日本人ならこのようなカタカナが頭に入ります。

    しかし、アメリカ人から聞いてみると、

    ダリフリジェレイラリニヨハウスヘァァズ…

    という感じの発音のされ方になります。The から has まで長い1単語で聞こえるような時もあります。単語一語一語で覚えていたら、慣れないうちはまず聴き取れないでしょう。

    refrigerator の末尾と in が くっ付いて、リン となるような現象を「リエゾン」などと言いますが、その発音学みたいなことは省略します。英語学としてしっかり習得するときは突っ込んで学んでも良いのですが、ここでは、傾向だけ掴みます。

    上の例文、他の国の人に読んでもらいます、、(少し極端に)

    中国人: ザ レフリジェレイトー イン ヨウ ホウス ホゥズ(アップダウン有り)
    イタリア人: ダレフレジラ~ットリニョラァオサッッズ! (アクセント強く!)
    フランス人: ダレフェレシェラトホァイニョホァオサァス (流れるように)
    タイ人: ダレフリジェレイッタ~ インヨウア~ ハウ~ス ハ~ズ(伸びが特徴的)

    カタカナで表記するのはしんどいですが雰囲気を掴んでもらえたでしょうか?
    その国の発音の特徴によって聞き取り易い英語と、聞き取り難い英語があります。上の中では日本人にとっては、タイ人の英語は比較的聴き取り易いでしょうか。イタリア人の英語を聴いているとイタリア語そのものを聞いているような錯覚を感じます。
    これらの国の人達全てから必ずしもこう聞こえる訳ではありませんが、、、つまり言いたいことは、英文の発音・イントネーションは幾通りにも成り得るということです。

    全ての国々の英語を聴き取れるようになるのは、2年程度ではさすがに無理です!
    学習の中で少しでも多くの外国人と触れ合う機会を持つことで、その国のお国訛りを感じて、その単語やフレーズの発音のされ方のバリエーションを一つでも多く積み上げる、くらいで良いと思います。

    2年で英会話をマスターしてペラペラになるためには、まずはネイティブスピーカーの話す英語を聞き取れるようになること基本にお考えください。



    リスニング教材をひとつは試すこと

    まずリスニングを強化する教材について考えます。

    リスニング教材に関しては、スピーキングに関する教材よりも世の中に多く出回っていると感じます。いきなり、ズバリ自分に合った教材に出会う、というのは難しいですが、いくつか試してみると自分にどのようなリスニング教材が合っているか分かって来ます。

    色々ありますが、あまり手を広げすぎるとどれも中途半端になりますから、自分が良いと思った教材をとにかく一つ貫徹してみて下さい。出来れば2周くらい聴くと効果が倍増します。

    リスニングは通勤通学の時のイヤホンで聴くことが出来るので学習時間の節約になりますが、聞き流すタイプの聴き方よりも、可能な限り、

    その文章がどのように発音されているか

    を意識して取り組んで下さい。リスニング教材には必ずと言って良いほどテキストが付属されていて、そのCDやDVD内で話されている内容が文字でも表記されています。

    この学習方法により、

    この英文はこのように発音されるのか!

    と色々発見しながら進めて、耳を英語に慣らして行きます。

    最近のリスニングの教材では、だいたいの英語の一般的な発音やイントネーションを網羅していることが多いです。ひとつ貫徹したら、余裕があれば、別の教材を購入してどんどん強化することもOKです。

    しかしリスニングの学習がメインみたいになっても時間がもったいないので、英会話の実践の場に時間を割いたりしてバランスよく学習していくことが短期で英語ペラペラになるコツです。

    英会話実践の場のためにリスニングを完璧にして臨む、なんてことは考えなくても良いです。



    短期間でリスニングを上達するコツ(一例)

    このサイトでリスニング学習を全て網羅することはさすがに出来ないので、リスニング教材に最後は頼ることになりますが、2年程度である程度聞けるになるためのコツをいくつか挙げてみます。

    2年程度で英語ペラペラになるため、というよりは、リスニングを効率的に上達するための一般的な手法になりますが、私もリスニングを上達させる上で気付いたことです。

    ちなみに英語を聴くことを、「ヒアリング」という人がたまに居ます。「ヒアリング」とは、単に耳に聞こえてくるだけの状態です。相手の言う事を理解しようと耳を傾けて聴くことは、「リスニング」になります。

    聴いた英語を頭の中で日本語に変換しない

    頭の中で英語と日本語の翻訳作業をしない、ということが基本になります。いちいち頭の中で翻訳作業が発生していたら、会話が進んで行きません。これを極めるためには、聴いて耳を慣らす練習と並行して、英語の脳を作ることが必要になります。例えば、
    My father cleans the room, after he washed the dishes.
    という英文があったとき、日本語訳は、
    「お父さんは皿を洗った後、部屋を掃除する。」
    ですが、この英文を聞いた瞬間にwashは「洗う」、fatherは「お父さん」と頭の中で翻訳してはいけません。絶対に英語ペラペラにはなりません。
    こう処理します:

    wash という単語に対して、何かを洗っているようなイメージで覚えます。
    father という単語に対して、一般的な父親を想像します。
    My father とその人が言ったらその人の父親を想像します。

    英語を話している時は、頭の中で全て英語で考えることに慣れて行ってください。そうすると英語を話している時に、日本語とは別の脳の部分が機能し始めるようになります。ちなみに、通訳する時は、

    英語を聴く
    ⇒その状況が浮かぶ
    ⇒そのままその状況を日本語で話す

    という感じになります。単語の意味合いをそのまま頭で覚えると、ある時初めて聴くようなフレーズが外国人から出て来てもスッと頭に入って来ます。例えば、こんな事がありました。

    ある友人Aが「財布を無くした」と言いました。
    一緒にいた外国人Bが言いました。

    Take all things out from the bag!
    テイコーロティングザウ、フロンダベァッ

    from the bag はまあいいとして、Take all things out は、もし初めて聞いたとしても、単語の持つ意味合いで、それぞれ

    take    :取り出したり持って来るような感じ
    all       :全て、あらゆる物のような感じ
    things :物とか事柄な感じ
    out      :出て来るとか外にあるような感じ

    と理解していれば、「全ての物を外に取り出すような感じ」とアクションが見えてきます。
    その外国人Bは「カバンの中の物全部出してみ!」と言っていたのです。
    このケースでは、財布を無くしたという前提もありますので、状況からその英文を理解でき易かったと思います。このようにしてリスニングの勘どころを積み上げて行くのです。

    英語特有の話され方を押さえる

    ネイティブスピーカーとたくさん話をすると、生の発音が非常に多く聴けます。様々なパターンがありますが、いくつか挙げてみます。

    Think about it (考えてみて下さい)
    ⇒ティンカバゥレ

    Ministry of foreign affairs (外務省)
    ⇒ミニスチュリーォブフォレノフェアス

    want to do it (それをしたい)
    ⇒ワナドゥイ

    get out of here (ここから退く)
    ⇒ゲラーゥロビーア

    I’m from Connecticut. (私はコネチカット州から来ました。)
    ⇒アインフロンカネーディカッ

    this year (今年)
    ⇒ディッシェァ

    ゲラ、などは有名な英語の発音です。
    字面からは想像も出来ないくらいの発音をされることが分かります。これらは、ある程度の発音のロジック(理論)を何となく理解しておき、あとは沢山のリスニング教材から吸収してバリエーションを揃え、実際に外国人と話して場数を踏む、という手順により自分のものになって行きます。

    このサイトでは英語の学習そのものにはあまり深くフォーカスせず、優秀な英会話学校や教材での学習を勧めるスタイルですが、リスニングに関することで、おまけのリスニングのコツを少しお話しします。

    ★「t」の後ろに「r」が来ると、「t」は「チュ」で発音されます。
    例)
    try 試す チュライ
    street 道 スチュリート
    introduction 紹介 インチュロダクシュン

    自分で話す時も、「t」 を「チュ」で発音したほうが話し易いと思います。
    そしてこれがむしろ自然に相手に通じます。カタカナ的に「イントロダクション」と発音してしまうと、intoroduction と、t の後ろに o が入って別の単語に聞こえてしまいます。intoroductionついでに「-tion」は「ション」ではなく「シュン」で聞こえて来ます。

    ★set,get,put などの動詞の次に来る単語が 母音(a,i,u,e,o)で始まると、「t」 は「ル」で発音されます。
    例)
    put it into the bag  それを袋に入れる プリリントゥダ…
    set it on the desk それを机にセットする セリオンダ…
    get it 持ってお行き ゲリ

    字面からは、ラリルレロは見当たりませんが、話される発音にラリルレロが含まれているので、相手が何を言っているのか訳分からなくなるのです。

    一例を挙げてみましたが、こういったある程度のリスニング理論+例文の内容が網羅されている教材をお選び下さい。外国人が話している英語を聴けるようになって来ると英会話の楽しさは倍増して来ます。

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  • 英語を第二言語として話す人達との英会話のコツ。ヨーロッパ人やアジア人と話す時の工夫は?

    英語を第二言語として話す人達との英会話のコツ。ヨーロッパ人やアジア人と話す時の工夫は?

    英語を話す相手によって自分のスピーキングを加減すること

    今回は、自分の英語を上達させることに関する内容ではなく、話している相手を見て英語でのコミュニケーションをより円滑に取れるような考え方についてお話しします。

    「英語を話す」ということは、アメリカ人やイギリス人と話すだけでなく、第二言語として話すヨーロッパやアジア諸国の人達とも英語で話す機会も多く巡って来るということです。

    自分がある程度、英語ペラペラっぽくなりつつある、だいぶ言いたいことが言える、というレベルになってきた時に、自分が話せる英語をバンバン発射してもそれが相手に伝わらなければ意味がありません。

    「英語ペラペラ」とか、「英会話マスター」というのは自分が言いたい事を言えて、相手の言っていることを聞き取る、ということが目標ではありません。目標はあくまで、

    外国人との英語でのコミュニケーションを円滑に出来るようになること

    です。そのために気に掛けておくべきことがあります。それは、

    相手のレベルによって自分の英語力をコントロールする

    ことです。相手の英語のレベルが自分とほとんど同じ、ということは結構まれです。自分よりレベルが低ければ、簡単な言い回しでゆっくり話して伝える、また相手のレベルが高ければチマチマと簡単な言葉で説明するのではなくやや難易度の高い単語をスラスラ並べてでもスムーズに会話を運ぶことが重要です。

    ヨーロッパの人達と話す時は胸を借りるつもりで

    日本人が留学もせず国内で2年程度でマスターした英会話力だと、ヨーロッパ系の人達のほうが遥かに英語が上手です。一緒に会話していると、スピーキング、リスニング共に、とても叶わないと痛感させられます。
    自分が覚えた単語、少しでもかじった表現をフル稼働しながら聞いて話さないと、会話のペースが鈍り、コミュニケーションに支障を来たします。

    もし話していて厳しいと思ったら、恥ずかしがらずに、

    Could you speak a little more slowly?
    少しだけゆっくり話してもらえまえんか?

    と言って初めからレベルをある程度こちらに近づけてもらえるよう働きかけることも時には必要です。相手はこちらに対してレベルが低いなーとは思わず、「自分の言っていることを正しく理解してくれようとしている」と感じ、より良いコミュニケーションが取れることに繋がります。

    ヨーロッパの人達の英語事情について少しお話しします。

    ヨーロッパで英語が特に上手なのは、オランダ人やスウェーデン人、デンマーク人などが挙げられます。筆者も話したことがありますが、非常に上手です。友人のスウェーデン人の話では、国内に有る多くの情報が英語で表現された物であり、小さい頃から英語の番組が普通にテレビで流れていた、書物も英語のものは多かった、とか英語で行う授業があったということだそうです。 スウェーデン語で書かれている事で得られる情報が、非常に限られているということになります。

    オランダやスウェーデンなどでは、町のお店の店員や通りすがりの若者まで本当に多くの人達が英語が上手で、子供の頃から自然に英語にふれていたり母国語と似ているし、ズルい、と思ってしまうほとです。

    ドイツ人やフランス人、イタリア人ももちろん英語が上手です。中でもドイツ人はかなり英語が上手であり、日本在住のドイツ人で日本人を相手に英会話を教えている、という人が居るくらいです。その人達の英語は全くネイティブスピーカーと寸分変わらないくらいの発音、イントネーションです。

    しかし多くの文献や情報、エンターテイメントが自国語(ドイツ語、フランス語など)で表現されているため、生活面、勉強や娯楽において自国語しか知らなくても事足りるのです。ですから北欧に比べて中央ヨーロッパ(ドイツ、フランス近辺)のほうが、英語を話せない人はやや多いと感じられます。

    実際にドイツ人やフランス人よりもスウェーデン人やデンマーク人、オランダ人のほうが話していてかなり苦労しました。話すスピード、使用する語彙など、ドイツ人やフランス人よりも日本人にとってはハードな印象です。(大勢のヨーロッパ人と話してきたうえでの傾向であり、もちろん人によってレベルは様々です。)

    以下の話者の言語人口を見ても、スウェーデン語の話者は少数派ですから、英語が堪能であることにより世界が開けていく、と言えるでしょう。

    フランス語人口 2.2億人
    ドイツ語人口 1.3億人
    スウェーデン語人口 950万人くらい
    日本語人口 1.2億人

    フランス語やドイツ語は日本語に比べて英語に言語体系が近いため、日本人よりも吸収がよく普通に英語が話せても不思議ではありません。

    少し脱線してしまいましたが、このような背景のため、ヨーロッパ系の人達との会話では、うまくレベル差を埋めてもらいながら会話して行くと良いと思います。その中でも自分の会話スキルはアップして行きます。最初は胸を借りるつもりで話していきます。

    それにしても日本語人口も1億人以上いるので、英語が出来なくても何とかなってしまうのも納得できます。確かに日頃欲しい情報のほとんどが日本語で入手できると言っても過言ではありません。

    この母国語(日本語)だけで何とかなってしまう状況により、日本人が英語を必須と感じることがなくなり、不得意とする事態に繋がっているとも言えるかも知れません。



    アジアの人達と話す時はシンプルな英語を心掛けると必ず通じる

    ところで、英語を話すと世界中の人達と会話できることになるわけですが、私の経験上、アジア(特に東南アジア)の方々は時制や文法、単語や表現をそれほど上手に使いこなしている人が多くありません。
    (※英語を公用語としている国民、フィリピン人やシンガポール人は上手です。)

    もちろん英語が上手なビジネスマンのアジア人も居ますが、ヨーロッパの人達と比べると明らかにレベルの差があるのは事実です。

    英語で会話することへの慣れは、日本人よりは遥かに上だと思いますが、文法や時制に対する意識は、日本人よりもかなり低いと言えます。

    日本人は中学・高校で、主語+動詞+目的語や、過去について話す時には動詞が変化するなどと文法を中心に細かく学習しているので、日本人がカタコトに英語を話しても

    You meaning.  (you mean が正解)
    Yesterday I go.  (I went yesterday が正解)

    とは言いませんが、アジア系の人と話すと、普通にこのような粗削りな文法での言い方を頻繁に聞きます。相手がもしこのような文法無視の表現で話して来た場合、こちらが正しい文法で話した場合、内容を理解してもらえない可能性があります。

    例えば、「あなたもずっとそのように考えていましたか?」というニュアンスを伝える場合、

    Have you also thought so?

    という英語になります。字面は問題ありませんが、不規則に変化するthink の過去・過去分詞形 thought は、会話の中では聞き取ってもらいにくいことがあります。このケースでは微妙な「ずっとその考えで来ているか」の意味合いをを含めず、

    Do you think so?

    とあえて簡単に聞くことで、会話をスムーズに運ぶことが重要です。どうしても過去の時点のことを聞きたいなら、

    Yesterday you think so too? (昨日もそう考えていましたか?)
    と付け加えれば良いです。過去の事でもあえて現在形のthink を使います。
    think だけではなく、不規則変化する動詞(take、go、teachなど)はあえて現在形のまま使います。時制を表す語句(yesterday, tomorrow, last weekなど)を付ければいつの時点の事を話しているかは理解してもらえるので、よりシンプルに話すと円滑に理解し合えます。




    あくまでその会話の相手のレベルに依りますし、私の個人的な見解になりますが、アジア系の人との英会話において自分が話す際には、時制を表す表現12ケのうち、

    1.現在形
    2.過去形
    3.未来形

    だけで話すようにすると会話がスムーズに運びます。

    ※英語の時制について少し詳しく知りたい方は、以下をご参照ください。

    英会話のマスターに特化した時制の文法を操るコツ

    ちなみに、英会話スクールやプライベートでの英語個人レッスンでは、このような文法無視の奇抜な教え方は一切しません。英語として間違いだからです。でも、英語による円滑なコミュニケーションという所に重きを置いて考えた場合、話す相手によってこのようなコントロールも有り!という感じで押さえて頂ければ、と思います。

    アジア系の人達のスピーキングについてはそれぞれのお国訛りがあります。日本人特有のカタカナ的な発音だと通じないこともありますので、分からない時には正直に分からないことを伝えてお互い理解できるまで歩み寄る必要があります。

    英会話をマスターする目的は、文法も時制もとにかく正しい英語を話す、ということではなく、何度も言いますが、

    英語を話す相手と良いコミュケーションを取る

    ということです。実際の会話の時には是非心掛けてみて下さい。必ず伝わります。

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  • 英会話マスターのための、効率的な前置詞の使い方を解説

    英会話マスターのための、効率的な前置詞の使い方を解説

    英会話をマスターする上では、前置詞の上手に使いこなすことで、さらなる飛躍を期待できます。
    この記事では、英会話を勉強する際の前置詞について解説します。

    前置詞を使いこなせると質の高い会話が出来る

    留学しないで英語ペラペラになるためには、日本に居続けて周りで日々英語が飛び交わないような環境の中でも、自分が学習・吸収した内容だけで様々な状況を的確に表現して行かなくてはなりません。そのためにあれもこれも勉強する、というのは効率が悪いです。

    筆者がペラペラしゃべれるようになった時、これが良かった、と後で気付いたことがあります。まったく裏技などではなく、

    前置詞の使い方をマスターする

    というシンプルな事でした。

    前置詞を使いこなせるようになると、英語の特にスピーキングは飛躍的に上達して行きます。 その時どきの取り巻く環境や物の動きなど、詳細な状況を伝えることが出来るようになるので、より質の高いコミュニケーションが実現できます。

    言い換えると、前置詞をある程度使いこなせないと、いつまで経っても英会話が上達しないということになります。

    よく日本人が英語を話そうとしても、全然英語が口から出て来ない、肝心な内容が言えない、という場面を見かけます。最初に何の単語を言うのか、動詞は何を使えば良いのか分からない、などが理由として挙げられそうですが、前置詞を的確に使用出来ないから、物事の詳細な状況が伝わらないという事が理由の一つと考えられます。

    in, on, at, to など基本的に見える前置詞でも、様々な使い方があります。

    例えば、in であれば、単純に空間的に「~の中」にある状態を表すだけでなく、以下のような意味合いでも用いられます:

    in two weeks 2週間後に
    in charge 担当して
    in dress ドレスを着て
    in English 英語で
    in the direction その方向に

    他にもいくらか意味はありますが、in ひとつでもこれだけ様々な用法があります。
    また、他の単語と一体化して別の単語になったり、前置詞句になったりします。次のようなものです。

    into ~の中へ
    inside ~の内側で
    in front of ~の前で
    in terms of ~の点からすると
    in comparison to ~と比較して

    会話練習の中でも割と頻繁にこのような語句が出てきますので、ひとつひとつ覚えていくことで表現のバリエーションを増やして行くことは出来ますが、通常会話の練習の中から吸収できる量には限界があります。

    自分なりに前置詞の強化に学習時間を割くことをお勧めします。

    前置詞を上手に組み込むとどのように質が向上するか一つ例を挙げて見てみたいと思います。

    英会話に慣れないうちでも、主語、動詞、場所などは、machine, move, floor, desk(マシン、動く、床、机) という感じに並べて、ジェスチャー付きで無理やり伝えることが出来ます。ここに前置詞を的確に加えることで、

    This machine should be moved onto the floor from the top of the desk.
    (このマシンを机の上から床に移動するべきだ。)

    となります。onto, from, of の機能によりかなり物の動きや状況がはっきりした内容になります。上の文では should be や the などが入っていてより詳細な構成になっていますが、無くてもこの類の文では会話の中で前置詞と物がセットになっていることで、相手にこちらの意図が十分伝わります。

    in や on は、「中にある状態」「上に乗っている状態」を示すのに対して、into や onto とすると「の中への」「の上へ」動きの意味が現れて、より状況を詳細に伝えることが出来るので、前置詞の使いこなしが表現の幅を広げてくれます。

    相手からの情報でも、from, to, with, around などなど前置詞が入って来ることがほとんどですので、前置詞を着実に押さえておくことで、何がどこから来てどこへ行くのか、何と一緒か、何の周りかなど、リスニングの際にも情報をくみ取れるようになります。



    英会話に役立つ前置詞の参考書購入の勧め

    前置詞の使い方を特集した本は世の中にたくさんあります。ぜひ一冊購入して、どのような前置詞が存在して、どのように使用されているのか一度確認しておくことをお勧めします。

    英会話を学んでいく上での学習の基本は、あくまで総合的に学べる教材を利用するべきですが、それとは別でスピーキングのより一層の強化、ということで前置詞に特化したハンドブックを一冊!と言いたいわけです。

    今はインターネットで多くの本を探すことが出来ます。自分がこれから長い期間学習する本ですので、レビューなどをしっかり読んで、分かり易く自分に合っている本だと確認する必要があります。時間がある人は、本屋さんに行って、どのような本があるか見てみると良いです。
    購入する際には、なるべく重点的に効果的に学べるよう、以下のような内容を網羅している本を選んでください。

    • どのような状態や物の動きの時に、どの前置詞を使うか解説している
    • ひとつの前置詞にどのような意味があるか、ある程度網羅している
    • 図解などによりイメージで理解し易く解説していること
    • 例文がごちゃごちゃ書いていないこと

    「図解などによりイメージで理解し易く解説していること」については、イラストが多く盛り込まれていて、その絵から入って来る情報をそのまま単語のフレーズで丸ごと頭に入れる、という流れで覚えます。

    単純明快な内容が記載されている参考書を探してください。



    「いちいち例文がごちゃごちゃ書いていないこと」については、例文がたくさん書いてあって動詞などとセットで覚えたほうが効果的に思えるかも知れません。そう思う方は例文とセットで覚えても構いません。
    しかし前置詞を使った表現は奥が深く、バリエーションもたくさんあるため、限られた学習時間で多くを吸収して行かなくてはならないので、「例文を覚える」という作業になってしまい、肝心の前置詞のバリエーションが増えていきません。

    なるべく余計な情報がたくさん載っていない本をお勧めします。「英会話に役立つ前置詞」みたいな謳い文句があれば、お勧めです。
    前置詞に関するハンドブックとして今後ずっと使える物をぜひお選びください。

    購入したらある程度斜め読みでも良いので読破してみて、その使い方のバリエーションを増やして下さい。会話の中で敢えて使用してみて、相手の理解を確認してみてください。英会話学校の先生なら、間違っていれば正しく直してくれます。会話練習と参考書での学習の繰り返しにより、ある時、前置詞を器用に使いこなしている自分に気付くことでしょう。

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  • 英会話のマスターに特化した時制の文法を操るコツ

    英会話のマスターに特化した時制の文法を操るコツ

    英語の時制は12個ある

    英語の時制は12個あることをご存じでしょうか?
    一応全部書いておきますと、このようになります。

    1. 現在形 (例 make 作る)
    2. 過去形 (例 made 作った)
    3. 未来形 (例 will make 作る予定 )
    4. 現在進行形 (例 am making 作っている)
    5. 現在完了形 (例 have been ~の状態になった、 have made 作った状態になった )
    6. 現在完了進行形 (例 have been making 作っている状態になった )
    7. 過去進行形 (例 was making 作っていた )
    8. 過去完了形 (例 had made 作った状態になっていた )
    9. 過去完了進行形 (例 had been making 作っていた状態になっていた )
    10. 未来進行形 (例 will be making 作っている予定 )
    11. 未来完了形 (例 will have made 作った状態になっている予定 )
    12. 未来完了進行形 (例 will have been making 作っている状態になっている予定 )



    いかがでしょうか?
    12.未来完了進行形 くらいになると文法マニアの領域?です。
    もちろん全て把握したほうが表現の微妙なニュアンスを伝えることが出来て、スピーキングのバリエーションが増えるのは確かです。しかし会話でこの未来完了進行形を使用したことも聞いたこともありません。

    余談ですが、筆者が高校生のとき大手予備校の英語講師が、
    「英語の記事や文献などの公式の英文で、未来完了進行形の文章を一度も見たことがない。もしその文法の文章を見せてくれたらジュースをおごってあげよう」
    と言っていました。それくらい未来完了進行形は、生きた英語としては稀だということです。



    時制を表す表現は英会話の中ではそれほど気にしなくても良い

    時制を表す英文法は、英会話をマスターする上でどこまで必要か? と言われると、誰もその解答を明確には出せないと思いますが、結論的にはあまり気にしなくても良い、ということになると思います。時制について気にしなくても、英会話を進めて行くうちに自然に身に付いて行くし、多少間違えても大きな問題にはならないからです。しかし、実際に時制が存在することは事実ですので、以下に説明してみたいと思います。

    英語ネイティブスピーカー(アメリカ人、イギリス人など英語を母国語とする人達)との通常会話で出て来る時制は、

    1.現在
    2.過去形
    3.未来形
    4.現在進行形
    5.現在完了形
    6.現在完了進行形
    7.過去進行形
    10.未来進行形

    くらいです。

    メールなどのやり取りでは、

    8. 過去完了形
    9. 過去完了進行形

    などが稀に書かれていることもあります。残った、

    11. 未来完了形
    12. 未来完了進行形

    は、通常会話の中で使用することもメールなどで書かれることもほとんどありません。
    英語を学習する上で無視して良いという訳ではありませんが、そういう時制の表現がある、ということを覚えておくだけで良いと思います。

    なぜならこのサイトは、およそ2年という短期間で留学もせずにある程度ペラペラになるという目標を置いているためです。会話の中でほとんど使用されない時制の文法構造への理解と、自分のスピーキング力に乗せる事に時間を割くことがもったいないのです。

    基本の現在/過去/未来形などは必要性を理解できると思いますが、例えば、

    6.現在完了進行形 (例 have been making 作っている状態になった )

    ですが、どんなシチュエーションで使用するのでしょうか?




    飲み会に遅れて行って、
    自分「遅れてごめん」
    皆「もうとっくに飲んでるよ」 ⇒これです。

    We’ve already been drinking.

    過去の時点で既に飲み始めていて、現在飲んでいる状態になっている、ということです。日常のありふれたシーンで使われることがあります。この1文だけで事の流れのニュアンスを伝えられます。また、このシーンでは単純に現在完了形を使用して、「とっくに始めてるよ」の意味で、

    We’ve already started.

    でも良い、むしろ自然な表現です。このようにわざわざ難しい英文法を言う必要もないし、そもそも何も言わなくても良いかも知れません。

    過去は〇〇な状態だった、しかし今は□□でないとダメだ、などといくらでも言い方を変えることが出来るので、文法についての学習は、敢えて執り行う必要はないと思います。英会話スクールでインプットしてくれる簡単な文法事項を感覚的に捉えておく程度でも十分に英語ペラペラになることが出来ます。ある程度話せるようになって、後から文法事項を乗せても十分です。

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  • 英会話のスピーキングを上達させる方法~英語は物理的な表現で話す~

    英会話のスピーキングを上達させる方法~英語は物理的な表現で話す~

    英語で表現する方法のコツをつかむ

    英会話をマスターする上で、英会話教室やインターネット動画、テキスト、CD、テレビやラジオの英会話講座などさまざまな学習機会を利用して勉強する訳ですが、学んだことをそのまま吸収するだけでは大変非効率です。もちろん全て吸収できるくらいの記憶力や応用力があればよいですが、それも限界があります。



    英語の表現力を倍増させる考え方があります。英語のスピーキングを学習する上で、世の中にはさまざまな英語の教材や指導方法があります。ここでご紹介する考え方は、筆者が短期間でスピーキングを上達した中で感じたことです。

    スピーキングを上達するには、以下のことを意識することが重要です。

    × ひとつひとつ表現を覚える
    〇 表現の仕方の傾向をつかむ

    表現の仕方の傾向をつかむ、とはやや分かり難いかもしれませんので、例をいくつか挙げてみます。

    ■日本語 / 英語
    お目にかかる ⇒ to meet happily
    手が掛かる ⇒ to take many things to deal with
    ごり押しする ⇒ push through
    焼き鳥 ⇒ grilled meat on a stick
    納豆 ⇒ fermented soybeans

    いかがでしょうか? 何か気づきませんでしょうか?
    日本語の表現や語句に対して、英語の表現はかなり物理的な言い方になっています。




    先の英語を更に和訳するとこうなります。

    to meet happily  ⇒ 幸いにもお会いする
    to take many things to deal with ⇒ 扱うたくさんの事を抱える
    push through ⇒ 押し通す
    grilled meat on a stick ⇒ 串に乗ったグリルした肉
    fermented soy beans ⇒ 発酵した大豆

    その表現・語句の、状況や状態を説明するような訳文になっていることが分かります。
    (納豆や焼き鳥は、既に有名で固有名詞として、Natto、Yakitori と言われることもあります。)

    情緒的に表現する日本語に対して、英語は、上のように物理的・科学的な表現が多いです。日本語の文字や単語を訳してしまうと意味が伝わらなくなります。日本をベースにして英訳の作業が入ると、「目」という言葉が入っているので、話す英語に「eye」を入れてしまうような意味の分からない表現になってしまいます。その状況や状態を的確に言い表すことが出来れば、伝わります。

    「お目にかかる」という言葉は自分をへりくだって言う表現ですから、その相手に会うことへの喜びや、自分に会ってもらうことへの恐縮の意味合いの単語を使って表現すると、その日本語独特の「お目にかかる」という含みが出てきます。

    ・行為は、「会う」こと ⇒ meet や see を使う。
    ・相手は目上で、会うことは恐縮しているような雰囲気 ⇒ pleasure や happy を補助的に使う

    ことでうまく言えます。

    お目にかかる / to have a pleasure to see (会うことの喜びを持つ)

    実際には英語で話す時には直接的な言い方が多いので、目上でも単にmeet youとしか言わないケースが多いですが、このような表現手法のコツを覚えていくと様々な場面での応用が利きます。



    日本語を介さず英語でその状態を直接表現する感度を高めること

    英会話でスピーキングを強化するには、

    × 日本語の文を頭の中で英訳して話す
    〇 その状態や状況を日本語を介さずそのまま英語で話す

    ということが重要になります。ひとつ例を挙げて練習してみたいと思います。

    彼は実業家です = He is an entrepreneur.

    entrepreneur は、日本人にとってはマイナーな単語です。この単語を知らずに「実業家」を表現したければ、どうすれば良いでしょうか?

    実業家の状態を意味する、
    「リスクを負いながらも利益を得ようとビジネス展開する会社のオーナー」

    の雰囲気を知っている単語で表現すれば良いのです。少し真面目に実業家を英語で言うと、

    owner of business enterprise, who tries to make profits by taking risk

    となります。しかし、これを言うのも一苦労なので、非常に簡単な単語を使ってこう言うことも出来ます。

    He is a business person and runs his own company.

    (彼はビジネスマンで、自身の会社を経営しています。)

    実業家の本来の意味からは少し荒削りな意味合いになっていますが、言いたい内容は十分伝えることが出来ます。

    この知っている単語での言い換えにひとつひとつ慣れていくと、自分の言いたい事をいくらでも表現できるようになって行きます。

    自分の知っている単語で表現するためにも、単語力の積み上げが最低限は必要になりますので、地道な単語帳での学習期間もある程度持っても良いくらいです。知っている単語が多ければ多いほど、より簡潔に伝えることができ、また聞くときも助けになります。



    スピーキングの強化のための英単語強化は「ほどほど」で十分

    留学しないで日本で学習して2年程度で英会話をマスターするには、少なくともスピーキングにおいて、物理的に物事を表現する力をマスターすることが必須です。言い換えれば、英語圏の国々で話される多くの表現をひとつひとつ真面目に覚えるなんてことをしなくても、この物理的に表現する力を付けることで多くの外国人と英会話は可能だということです。

    学習期間を重ねて行くと、明らかに意味がひとつしかないような単語に出会うことがあります。そういう単語はエネルギーを使って覚える必要はないと考えています。
    例えば、先ほどの、entrepreneur は企業家、とか実業家といった意味しかありません。他に例を挙げると、

    expertise 専門技術
    hemorrhoids 痔
    diagnosis 診察結果

    など、たくさんあります。ちなみにこれらの単語はそこまでマイナーな単語というわけでもないので、ネイティブスピーカーとよりスムーズに会話したいという方は覚えて良いと思います。しかし英語を母国語としない英語話者と話す時には、もしかすると通じないかも知れません。diagnosis を doctors judgement result などと、とっさに言い換えることになるでしょう。

    ひとつしか意味のない使い回しの利かない単語を覚えることにエネルギーを注ぐより、entrepreneur(実業家) の内容説明で出て来た profit(利益) について深く調べて、benefit(利益)との違いは何だ?(答え:benefitは、ためになる全般的な利益で、profit は、金銭的な利益のこと)とか、taking risk で、risk は take するものなのか、といった応用が利く内容理解に時間を割くべきです。

    単語の意味を調べて意味がたくさんある物ほど、よりその使い道、用法などに時間を割いて下さい。as,when,take,if,have,on などなど会話の中に必ず出て来る単語の理解は必須です。

    メジャーな単語の徹底理解により応用の幅を利かせる訓練

    をすることが、英会話マスター、特にスピーキング上達の鍵です。

    英語圏の国々で話される多くの慣用表現は、ある程度会話をマスターした後に、順々に吸収して行けば良いのです。英会話マスターへの習得する事項の優先度に関する話でした。

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  • 英会話マスターへの近道=外国人の友人・知人を作る

    英会話マスターへの近道=外国人の友人・知人を作る

     外国人とお友達になるには心を掴むことが大切

    留学しなくても、外国人と仲良くなって日頃からプライベートで英語で会話をする機会があれば、それはもう留学している環境と同等といっても過言ではありません。その時間が多ければ多いほど英会話マスターへの近道となります。



    外国人のお友達を作る

    ということを、英会話に少し慣れてきたらチャレンジしましょう。

    ここでいう外国人は、英語ネイティブスピーカー:

    ・アメリカ人
    ・イギリス人
    ・オーストラリア人

    などです。日本にもたくさん外国人は居ます。町で外国人と楽しそうに英語で話している日本人達が多く見られます。その日本人達はどのようにしてその外国人たちとお友達になったのでしょうか?

    簡単なことですが、その外国人の心を掴んだと考えられます。

    たとえば、自分が日本語講師としてイタリアに行ったと仮定して、考えてみましょう。

    自分はイタリアが好きで、講師として来ている。
    自分もイタリアのことをたくさん知りたい。
    でもそれほどたくさんの現地人のお友達はいない。

    という状況で、ある受講生が自分にたくさんの現地の情報やイタリアの歴史や政治、関心事を教えてくれたり、自分の趣味に近いことに取り組んでいるとしたら、そのイタリア人と友達になって、たくさんの事を教えてもらい、一緒に同じ趣味について時間を共にして、イタリアでの生活の質を向上させて行きたい、と思うことでしょう。

    筆者が以前に通っていた英会話スクールでこういう先生がいました。

    日本人生徒はお医者さんで、仕事で英語が必要で、マンツーマンレッスンを受けに来たそうです。医学的な話が頻繁に出るので、先生も医学的な用語をいくらか勉強したそうです。英語を教える中で逆に医学的な分野のお話を聞くことが出来て、医学的な表現を覚えていくことが出来たそうで、その後、レッスン以外でも一緒に頻繁に飲みに行き色々な事を話すようになった、とのことでした。

    お互いに得られる物があったと考えられます。

    つまり、日本にいる外国人にとっては、この日本人といると楽しい、この人と居るとお互いに知識が向上する、一層お友達のネットワークを広げてくれる、というメリットが感じられると自然にお友達になって行きます。

    明らかに自分を英会話レッスン以外での講師として利用されていると感じると、嫌がります。

    外国人の友人に、英会話を勉強している友人を紹介しようとした時、

    I don’t want to be used. (利用されなくはない!)

    と言われたことがあります。楽しく実のある時間を皆過ごしたいのです。



    自分の学問の知識や趣味、話題などで自分をアピールし魅了する

    英会話スクールの講師の年齢層は様々ですが、大体20代から40代くらいが多いです。

    講師達の知識レベルも様々ですが、よほどの日本通でない限り、日本の政治、経済、教育、文化について非常に詳しいということはないと感じられます。

    しかし、自国の事情をほとんど知らない、という講師に私は出会ったことはありません。

    自分が英会話を少しづつ話せるようになったら、レッスンの中での会話でぜひそのような日本を説明する会話を散りばめて講師の興味を惹いてみると良いです。また講師から自国の事情を聞くなどすると、会話が大変盛り上がります。

    そのために、自分が実は知らなかった日本の事情について事前に調べることも非常に重要になってきます。意外と自分の国の事情を知らなかったりすることもあり、改めて認識する良い機会にもなります。これは、

    外国人と話す時には自国のことも知る必要がある

    という見えないハードルをひとつずつ知らず知らずのうちに乗り越えて行っている瞬間なのです。

    以下のような日本の常識とも言える事柄ですが、日本に在住する外国人は意外と知らないこともあるのです。

    ・日本は、12世紀までは天皇が政治を、19世紀まではサムライが政治をしていたのです。ほんの数百年前までの話。
    ・今は不景気だけど、1980年代は日本はバブル経済と言われて、どの業界も儲かっていた。
    ・日本では大学生は4年生になる頃、(時には3年生から)大勢で同時期に就職活動を始める。
    ・日本は四季があるから、その時期での旬の食べ物があって、様々なイベントを全国各地でやる。
    ・日本政府の大臣の半分以上が国会議員。

    会話している外国人はこのような内容を聞くと、

    why?

    と言ってくるかも知れません。それを予想して、その背景となる事情を少しだけ調べて、説明するための英作文を事前に考えておくと、そこから会話が広がります。もし、せっかく準備した英作文を披露する機会がなくても、このような準備をしたことは決して無駄にはなりません。自分が説明できるよう調べた言い方は、単語を入れ替えて他の内容を話すときでも応用できます。

    話のバリエーションをこのように鍛錬して行くことで、相手の外国人に様々な話題を提供して行くことが出来るようになり、徐々に心を掴んで行きます。

    自分が文系で日本史や世界史、経済学の知識がある方は、英語で表現出来れば、内容的にやや深く踏み込んでも良いと思います。  講師の興味を惹けば会話がかなり膨らむはずです。なぜなら、

    目の前にいる講師はかなり高い確率で文系の方です。

    筆者は、これまで数え切れないくらい(40~50人くらい?)英会話講師から学びましたが、 理系の講師は一人も見たことがありません。

    自分が理系、という方は、むしろ理系の簡単なお話をしてみて下さい。その講師は、
    「私は技術的なことはよく分からないが、普通はこういう言い方をする」
    など、もっと一般的な言い方を教えてくれます。

    講師の中には、政治や教育、文化など、教養系の話題には関心がなく、俗な事柄に興味がある人も多くいます。
    そういう場合は、

    ・今の流行りものはこれ
    ・美味しいパンケーキの店はここ
    ・ボルダリングが趣味。テニスもしたい。
    ・実はドラムを趣味で叩くがセッションしたいなー
    ・マンガ、アニメオタクなんです!

    など自分を思いっきり出して下さい。日本人と友達になるのと同様で、多趣味、行動的、をアピールして、気を惹くよう心掛けると、自然と仲良くなります。服装、髪型、表情、話の内容など、いかにも地味だと、ただの一過性の現地人、生徒で終わってしまいます。

    オシャレで、話題豊富で行動範囲の広い現地人は、一緒に居て楽しいのです。またその人の友達を連れて来てくれて、ネットワークが広がります。外国人講師と仲良しに成れなくても触れ合える場所は、結構あります:

    ・英会話喫茶
    ・外国人がよく集まるパブ
    ・ディスコ、クラブ
    ・SNS

    などです。市役所や商店街の広告欄に「英会話教えます」という記事が載る場合もありますし、自分の住まいの近くに、講師がプライベートで生徒をネットで募集していることもあります、色々と調べてみて下さい。

    英会話スクールでは、講師が生徒とプライベートで仲良くなることを禁じるケースも稀にあるようですので、そのような場合はあまり無理には働きかけないほうが良いこともあります。



    仲良くなった外国人の方への感謝の気持ちを忘れない

    心が通い合うと、自然に仲良くなって行きます。その時にはぜひ感謝の気持ちを忘れないようにして下さい。この人は、私が留学もしないで英語を上達するきっかけになってくれる、と思うと良いです。

    もし英会話の講師と仲良くなっても、可能な限りその先生のレッスンを継続して受講することをお勧めします。自分が利用されていると誤解を受けることもなく、自分のスピーキングやリスニングの癖を直してもらえます。一緒に食事や飲みに行って話している時は間違った英語を話していてもほとんど指摘はして来ないでしょうが、レッスンの時にはしっかり直してくれます。

    もし、外国人講師や何らかのパーティーで知り合った外国人とプライベートで食事や飲みに行く機会があったら、

    まず初回は必ずご馳走してあげてください

    そして、

    I really had a good time with you! It was a wonderful time for me.
    Thank you! It’s on me.

    「あなたと一緒に食事して話した時間はとても楽しかった。
    ありがとう。ごちそうさせて下さい」

    と言葉に出して伝えて下さい。「いや、割り勘で私も払う」と言われたことは一度もありません・・(笑)。必ず相手も良い気分になり、また一緒に食事したり遊んだりする機会が巡って来ます。間違いありません。

    何度も繰り返しますが、留学もしないで英会話を2年程度でマスターするためには、英語をたくさん話して聞く機会を持つことが重要です。そのためにスクールだけでなく、たくさん外国人の友人を作って英語に浸る、ということがマスターへの近道になることは事実です。しかし、実際にその外国人と過ごしている時間は、自分の英語の上達のため、と考えないでください。純粋に楽しんで欲しいです。その外国人と対等に人付き合いして、感謝する気持ちで接するとより良い関係を保てることでしょう。

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  • 英会話スクールのメリット。講師は?個人レッスンかグループか?徹底解説

    英会話スクールのメリット。講師は?個人レッスンかグループか?徹底解説

    英会話スクールで会話の基本を学びましょう

    とても簡単な意見ですが、英会話をマスターするための様々な手段がある中で、やはりこれは断言できます:

    英会話スクールは非常に有効です

    適切に英会話を上達する上でむしろ必須だと筆者は考えています。



    筆者は、大手英会話スクールから中小規模スクールまで5校ほど経験し(少ない?)、会社でのネイティブ講師の英会話講座も数多く受講していた時期があります。またマンツーマン英会話レッスン(個人レッスン)を受けていた時期もあります。これらの経験から、英会話スクールに通う上でのポイントをいくつかお話しします。

    ある程度の受講料、通う時間やスケジュール調整などが出来れば、週に1回、出来れば2回、どんなに忙しい時でも、少なくとも半月に1回は確実に英会話スクールに通い、ネイティブスピーカーと会話をしないと上達が鈍ります。
    1回だいたい30~40分とか60分が一般的です。1回90分のスクールもあります。

    最近の、英会話スクールは欠席する場合に他の日程に振り替えてもらえることがほとんどです。突発的な用事で行けなくなったとしても、振り替えて確実に受講することでコンスタントに通学が続けられます。あまり心配は要りません。

    英会話スクールでは、様々な単語、フレーズ、イディオム、文法、そして一般的に英語話者が会話の中で使用する言い回しなどを簡単な会話を通して教えてくれます。

    念のため、上のそれぞれの意味を記しておきます

    単語: 一語
    (例: apple/リンゴ, make/作る)
    フレーズ: 単語の集まり
    (例:in the room/その部屋の中で, to study English/英語を勉強するために )
    イディオム: 慣用句
    (例: be interested in/興味がある, piece of cake/簡単)
    文法: 言語としての文章構成のルール
    (例:This is a pen が基本で、疑問文の時は、Is this a pen? になる)
    「英語話者が会話の中で使用する言い回し」は、色々ありますが、
    例えば、「どういたしまして」は

    You’re welcome!

    ではなく、

    My pleasure! とか、It’s ok!

    などと言われます。このように実際に会話を通して学んでいくことが多いです。

    独学で学ぶにしても、英会話スクールには一度は必ず通って、自己流のブロークンな英語にならないよう会話の基礎を作って下さい。



    出来れば個人レッスンを!グループレッスンでも得られるものはある

    英会話学校では、マンツーマンレッスンから生徒10名程度までコースも様々ですが、予算が許す限り生徒数の少ないレッスンを選んでください。理由は、

    ●マンツーマンレッスン●
    ・先生が自分のレベルに合わせてくれるので、難し過ぎず、また簡単すぎない
    上達の効率が良い。すなわち上達までの道のりが短い
    ・自分が話したいことを話せる(周りに気を遣う必要がない)
    自分のスピーキング力を、限られた時間で十分練習出来る。
    ・1対1の会話である
    英語話者との会話のキャッチボールに自然に慣れることが出来る。

    デメリットも書いておきますと、、、
    ・授業料が高い
    ・他の日本人生徒からの英語テクニックやお役立ち情報を吸収出来ない
    ・先生がハズレだった場合、ショックが大きい。(⇒替えてもらうことは出来ますが)

    グループレッスンを受講した場合、レッスン最初のやりとりはこんな感じになります。

    先生 Hello! (こんにちは!)
    私達  Hello.(こんにちは。)
    先生  What did you do last weekend, Yoshiki?(週末は何したの、ヨシキ君)
    私  I had a lunch with my friend. (友達とランチした。)
    先生 Good,good. (お、いいね)
    And what did you do last weekend, Seiko?
    (で、あなたな週末何したの、聖子さん。)
    —————————————————–
    という具合に、隣の人に話が移ります。ここで会話は終わりです。
    会話と言えるか微妙ですね。
    人数が少ないほど一人に割り振られる時間は増えていきます。

    マンツーマンレッスンだと、次のように会話が進んで行きます:

    先生 Where did you go for lunch? (どこでランチしたの?)
    私  I went to Tokyo. (東京です)
    先生 Oh, it’s very far. (まあ、随分遠いね。)
    私  Yes. It took 2 hours to Tokyo (はい、2時間掛かりました。)
    という具合に、、。

    ちなみに、この会話の中で文法などの間違いがあると、指摘してくれることがあります。

    「私が2時間掛かった」という意味合いでtookの後ろにmeを付けるべきだとか、先生から指摘が入ります。meが無いなら一般的な表現になるため、「通常東京までは2時間掛かる」という言い方にして、

    It takes 2 hours…
    が相応しいと、英語の文法的ルールの説明が英語で行われます。英語での説明が理解出来ないと、分かるまで先生はどんどん簡単な言い回しにして教えてくれます。これがマンツーマンレッスンの良いところです。

    先生は、先ほどの会話の流れの中で生徒のレベルに合わせて、単語レベルやスピードなどを調節しながら会話を膨らませてくれます。間違ったら直してくれます。その先生も、プライベートで日本人と話す時は細かな文法など指摘しません。講師も賃金を受け取り、生徒の英会話力を上達させる、というミッションがあるから指摘してくれるのです。生徒数が多くなるほど、自分にとっては時間の無駄とも思えるやりとりが他の生徒と先生の間でなされる時もあります。もし明らかに自分がたどたどしく間違った英語を話しているのに、ほとんど指摘が入らないようであれば、次のような可能性があります。

    ・講師のやる気がない
    ・すんなり上達して退校されるのを防ぐ
    ・雑談が長くなるので敢えて指摘しない

    などです。あまり講師が指摘してくれないようであれば、スクールの事務局に相談するのも良いかと思います。自己流でブロークンな英語で固まらないようにするためにも、ちゃんと英会話のテクニックや英語をしっかり教えてくれるように自分からも働きかける事が時には必要になりますので、覚えておくと良いかもしれません。

    初級/中級/上級クラスくらいの区別しかなかったりすると、生徒の中にレベル差が確実にあります。英会話講師にとっても、この差をうまくコントロールするのは難しいのだと思います。話すのがうまい生徒が一人居ても、あまり会話を続けさせないよう途中で話を遮ることもありました。他の生徒から苦情が出るのが理由らしいです。

    もし、大人数レッスンの中に明らかに自分よりうまい生徒がいたら、ある意味ラッキーだと思って、その人から存分に吸収してください。

    こんな言い方も通じちゃうんだ!

    と思うことも多くあると思います。また、そういう人は表現方法を勉強していて日本人が発したい特有の言い回し、とかも惜しげもなく披露してくれることでしょう。

    どんな英会話スクールを選べば良いか?

    巷(ちまた)には、たくさんの英会話スクールがありますが、

    ・レッスンの質
    ・時間変更の自由度
    ・講師の質
    ・短期間上達
    ・駅チカ

    など様々な特色が見られます。




    人数が少ないレッスンを受講するなら、基本的に、どこに通ってもOKです! 多くの英会話レッスンを受講し、何十人もの講師の人数を経験して来ましたが、筆者にとってはスクールによるレッスンカリキュラムの質の差はあまりそれほど見られず、その講師のレッスン力や熱意によって大きく変わると感じることが多かったです。

    レッスンの質や講師の質の高さを売りにしているスクールもその講師陣の中ではやはりあまり上手くない人がいるのは事実です。通い易さやシステム、受講料などを優先しても良いと思います。

    予算の都合で少人数レッスンは厳しいという方は、最悪、多人数レッスンでも構いません。他の生徒から学べることもありますし、レッスンの中で聴く講師の英語を聞いて話すことは大変貴重な時間です。通わないよりは通う、ということを必須と考えておくべきです。独学よりも、実際に外国人と会話することが臨場感を作り、自分は話せて聞けた、という自信に繋がり、何より楽しく学習出来ます。

    最近は、skypeを利用した、

    オンライン英会話

    もかなり便利なツールとなって来ています。格安で尚且つ必ず出席できるという、忙しいサラリーマンとって非常に嬉しいサービス内容です。以下のサイトで詳しく書いていますので是非参照してみて下さい。

    英会話スクールのレッスンを休まず受講して着実に英語力アップ!



    英会話スクールを選ぶときの費用面での注意

    英会話スクールの広告などに「レッスン料8,000円/月~」といった記載を見ることがありますが、料金だけ見ると確かに安価ですが、簡単に飛び付かないほうが無難です。

    これは本当にレッスン料だけで、他にテキスト代・練習用DVD/CD・管理費などが別途必要になることがあります。テキストは半期(6ヶ月)で数千円、次の6ヶ月ではまた数千円必要ということもあります。また、8,000円という金額は1年契約の場合で、半年だと1万数千円かかるとか、欠席時の振り替え制度を利用する場合別途料金が発生するなど、予想外の受講費になることもありますので、注意が必要です。

    レッスン料の安さだけに惹かれて、スクールに連絡を取り、「一度話だけでも聞く」と言って来校すると、その場でトライアルレッスンなど受講出来たりして、その魅力の部分が先に来て、当初の予算よりかなりオーバーしてしまっても「まあいいか。他のスクールを見に行く時間も無いし」などと思いその場で契約してしまい兼ねません。

    どこのスクールのレッスンも基本的にはしっかりしていますので、受講料も納得の行く数字で押さえたいですね。だいたい次のようなことを事前調査をしておくと良いと思います。

    ・レッスン料〇〇円/月 の内容は?
     年間契約での料金か、1ヶ月単位でも適用か、など
     欠席時の振り替えが出来るか
     数か月or1年などで一括支払いの料金なのか、または月謝制も可能か
     生徒数は何人か
    ・入学金は発生するか
    ・テキスト代はいくらか
    ・その他諸経費はいくらか
    ・最初に一括払いで支払った場合、今後発生する費用は無い?

    英会話スクール側は、とにかく来てもらって見て欲しいので、自分の所に不利になる情報をわざわざデカデカと公開しません。しかし、質問されたら回答はしてくれるので、しっかり押さえて下さい。

    「今回は話を聞くだけ」と強い意志を持って臨めば、まずは聞きに行くのも良いと思います。

    月謝制を適用出来るスクールも意外と多くあるので、可能であれば月謝制をお勧めします。何の都合で行けなくなるか分かりませんから、多少割高になったとしても先々への安心感があります。



    講師は日本人、ネイティブスピーカーどちらが良い?

    英会話マスターを目指す上での自分の先生:

    ・日本人
    ・ネイティブスピーカー

    といますが、もちろんネイティブスピーカーがお勧めです。

    理由は、
    ・発音
    ・自然な表現
    などとよく言われますが、何より、
    外国人と話しているという臨場感から来るモチベーションの高揚
    が大きいと思います。

    相手が外国人だと一生懸命なんとか英語で伝えるようがんばるのです。日本人の講師ですと、つい安心してしまって、英語で伝わらない時にあきらめて日本語で話してしまうのです。

    私:
    I cooked rice, miso soup, salad, and grilled fish. (ご飯を炊いて、味噌汁とサラダ作って、魚焼いた。)
    I also wanted to boil egg, but finally I didn’t.. (卵も茹でたかったが、やめた。)
    先生:
    Why didn’t you boil egg?
    私: 
    (理由英語で? 大変だから?時間掛かるし、妥協しただけ)
    Uuuh, このメニューで妥協したって感じ。
    先生:
    なるほど、妥協は、compromise! です。
    私:
    I compromised.
    (※絶対に日本語を話さないし話させない、という講師も居ます。)

    相手がネイティブスピーカーだと、自分で何とかして以下のように伝えます。

    私:
    Rice and fish have already been enough for me.
    It was 10 O’clock at night.
    It takes time to boil egg.
    I wanted to eat, but I gave up to do it.
    (ご飯や魚で既に十分だったし、夜10時だったし、卵時間かかるし、
    食べたかったけどあきらめた)

    先生:
    I see. You compromised. (なるほど、妥協したわけですね)
    私:
    What’s “compromised” ? (”compromised” とは何?)

    と、(強引ですが)こういう具合に。

    先生から新しい単語を引き出すことが出来ました。このような努力の結果引き出した単語は絶対に忘れません。

    たいてい、先生はその単語を紙か黒板に書いてくれます。出来れば、その瞬間に自分もその単語を紙に一回書いてください。吸収の度合いが一気に数倍上昇します。

    仮に「妥協」の単語(compromise)が登場しなくても、妥協したニュアンスを自分の知っている単語に置き換えて状況などを説明することが出来たのは大きな成果です。1語で伝えることが出来る知識量のレベルに上達するまでは、それで十分です。

    外国人講師と話し、会話の臨場感を多く経験して行くことで、あるとき突然外国人と話すことになっても普通に対応できるようになっているでしょう。

    ちなみに本当に初期レベルでappleとかcarとか、This is a pen. も厳しいようでしたら、最初は日本人の講師の方で時々日本語でフォローを入れてもらいながらで良いと思います。

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  • 英会話マスターに掛かる費用の徹底分析、回収可能な仕組み、妥当な説明

    英会話マスターに掛かる費用の徹底分析、回収可能な仕組み、妥当な説明

    この項目は、英会話マスターに向けてのマインドのもちよう、少し精神論っぽい内容もありますが、なるほどということも書いていますので、さらりと読んでいただければ幸いです。


    英会話に掛ける予算はあらかじめ算出する

    英語ペラペラになるために、留学しないで日本国内だけで勉強したら、留学するよりは随分安く済む、という考えもありますが、ある程度の予算は考えておいたほうが良いです。

    英会話をマスターするためにお金や時間を掛けても良いと自分自身が決断しても、その費用が極めて妥当な判断であると近しい人や自分自身が納得しておく必要はあります。自分や家族が正しい決断をしている、と納得することで、より学習へのモチベーションが上がって来ます。

    もし既婚者の場合、家事や子育てなどに割く時間が多いと思います。英会話スクールに週1回のペースで通うとか、外国人と触れ合う機会に出向く場合には、家庭を空けることになり、ご飯作りや洗濯といった家事の負担が家族に掛かる形になります。なかなか理解を得ることは難しいです。

    また英会話を日本国内でマスターするまでに掛かる2年間での費用およそ60万円は無視出来ない大きな額だと思います。新居を購入する頭金に充てるとか、通勤用に軽自動車をもう一台買う、など他に優先度の高い使い道があることが普通です。(2年間での費用の概算は以下URL参照)

    初心者からの英会話マスターに必要な費用は?海外留学との比較

    もし勤務先の職場が激務の場合、周りのスタッフが毎日残業している中、自分だけいつも定時に退社するというのは肩身の狭い思いをすることでしょう。

    自分が公私で深く関わる人達にご迷惑が掛かってしまうことは、ある程度避けられないと考えられます。しかしやると決めたら、本気でやること、家族のため、職場のためであることををしっかりと伝えてください。例えば、

    家庭向け
    ・語学力を自分の物にして会社で確たる地位を築きたい
    ・専門分野+英語を武器に、食いっぱぐれないスキルで家族を支える
    ・会社で昇進・昇格の条件が「英語が話せること」になっている
    ・会社では英語が公用語になっている
    ・海外旅行にパックツアーでなく個人旅行で連れて行きたい

    職場向け
    ・毎回翻訳依頼ではコストが掛かるから私がやれるようになる
    ・外国人訪問者を対応して効率upを図る
    ・通訳もいずれはやりたい

    などを前提にして伝えることです。そして覚悟を持って取り組む決意をします。

    ・多少睡眠時間を削ってでも学習する時間を確保する。(体力要る)
    ・眠くても頑張って出来る限り家事にも参加する。(体力要る)
    ・家族や同僚に文句言われることもある。(我慢必要)
    ・職場で英語絡みの業務がプラス賃金無しで託されることもある。(損した感味わう)
    ・英語を話し聞く機会を自分から積極的に頻繁に作る(精神的エネルギーが必要)

    英会話をマスターすることはメチャクチャ大変ということはありませんが、英語を話す国にも行かずに2年程度で話せるようにするわけですから体力・精神力も必要です。



    英会話マスターに掛かった費用は将来回収出来る!

    この英会話マスターへの2年間に多くの時間やお金を投じることが将来どのように有効に機能することになるかを説明します。

    過ぎた時間は戻って来ませんが、費やしたお金については、後で何倍にもなって自分の所に戻って来ます。信じて下さい。もし家族の方になかなか理解を得られないようでしたら、次のような計算を概算で良いので伝えてみて下さい。
    (例)


    自分の現在の年収: 500万円

    このまま普通に仕事を続ける

    2年後:500万円+微増

    しかし2年後以降、自分の専門分野に英語のスキルが加わる、
    ⇒業務の質が飛躍的アップ
    ⇒昇格or昇進
    4年後
    ⇒ 年収600万円
    これで英会話学習に費やした60万円を回収してお釣りが来ました。


    かなりざっくり(笑)した計算ですが、英語抜きで仕事をしていたら、微増のままかも知れません。上記のようなことになる説明をします。

    「仕事で英語が活かされる」ことにより見られる:
    ・電話でいつも英語を話している
    ・この人に聞けば、たいてい正しく翻訳されて来る
    ・頼めば通訳してくれる

    といった事例は、非常にインパクトが強く、全く出来ない人に比べると業務遂行力の差は歴然です。同じような仕事をしていても、英語が出来るようになるだけで、海外出張や外国人の受け入れなど難しい業務をこなすポジションに抜擢されることへと繋がり、イコール、昇進昇格が早まる結果へと導かれます。勘違いしてはいけませんが、英語が話せるから評価が上がるのではなく、英語が出来ることで仕事の幅が広がり、成果が倍増することで高い評価を得ることが出来るのです。

    もちろん会社によっては語学スキルなど評価に値しない、そもそも語学が必要ない、など様々なケースがあります。語学なんてどうでもいいから、専門スキルやリーダーシップを大いに重視する、という所のほうがひょっとしたら多いかも知れません。




    しかし、

    英語を話せる自分

    英語を話せない自分

    では、話せる自分のほうが価値が高いのは当然であり、専門分野+英語スキルを売りにしてもっと給料の高い会社へ自分を売り込むことは十分可能です。そこで買ってもらえる自分の年収up金額は、英会話マスターに要した60万円よりも遥かに高いはずです。今の日本の社会では、日本人の人口が減り続け、外国人がどんどん増えていますから、英会話を避けて通れなくなる時代がすぐそこまで来ています。
    頑張って今英会話をマスターしておくと、何かと有利に働くことは間違いなく、また安心感も出てきます。

    さて、話を戻すと、少しでも若いうちに2年程度で英会話をマスターすることにより、その2年間で掛かった費用は遅かれ早かれ自然と回収できるので、わずかな初期投資だとお考え下されば前向きにスタート出来ると思います。

    ご家族の方もきっと理解してくれると信じています。

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  • 初心者からの英会話マスターに必要な費用は?海外留学との比較。

    初心者からの英会話マスターに必要な費用は?海外留学との比較。

    国内での英会話学習と留学の費用を比較してみる

    英会話習得に必要な費用は、誰でも気になるところだと思います。学習にどれだけのボリュームを置くか、どれだけお金を用意することができるかにもよりますが、筆者が英会話の学習を始めた頃の1年間に掛けた費用の一例を挙げてみたいと思います。


    • NHKラジオ英会話テキスト 400円 × 12ヶ月⇒ 4,800円
    • NHKテレビ英会話テキスト 400円 × 12ヶ月⇒ 4,800円
    • 英会話スクール 1.5万円 ×12ヶ月 ⇒ 18万円
    • その他参考書、テキスト類 3万円くらい?
    • 英会話マスター目的系のイベントや飲み会など⇒ 6万円(5千円/月として)

    合計およそ28万円掛かっていたことが分かりました。これは高いでしょうか?

    金額だけ見るとなかなかの額です。20代の会社員の場合、給料1ヶ月分が英会話学習に費やされる感じです。単純計算ですと、英会話マスターの目標である2年というスパンで考えれば、およそ60万円掛かるということになります。しかし、「英語ペラペラ」という一生ものの揺るぎない特技を手に入れることへの対価としては決して高過ぎることはなく、むしろコストパフォーマンスは良いのでは、と考えられます。

    なぜなら、英語ペラペラになるために留学した場合、この程度の金額では済まないからです。この特集記事のテーマとしても扱っている「留学しないで英会話をマスターする」ということを思い出し、「英語ペラペラになるための王道」と言われる海外留学をした場合には、一体どのくらいの費用が掛かるのか見て行きたいと思います。

    留学ジャーナルでは、語学学校留学の費用(48週間)について以下のよう伝えています。

    授業料と滞在費
    アメリカ    :210万円~300万円
    カナダ     :160万円~250万円
    イギリス    :190万円~310万円
    オーストラリア :170万円~280万円
    NZランド    :160万円~230万円
    引用元: https://www.ryugaku.co.jp/cost/

    上記金額は4ヶ月間のものです。日本で学習した場合の1年間の28万円とは比べ物にならないくらいの高額な費用です。
    上記以外にもちろん、食費、往復航空券、留学保険、ビザ申請といった諸手続きなどの準備費用が必要です。




    どうしても英語圏に留学したい人は、長期割引プログラムやキャンペーン、ワーキングホリデーなどを適用して費用を少しでも抑えて行ける手段はありますが、それでも費用は数百万円の単位で必要になって来ることに違いありません。

    大抵のケースでは、留学したことで得られる経験や知識量、上達の度合いなどは国内に居る場合と比較すると桁違いに多いと思いますが、その費用と期間はまさに人生を賭ける決断となります。

    日本に居ながら、会社も辞めず、学校なども継続しながら2年間60万円程度で英語ペラペラになれるということを達成出来れば、留学するよりもむしろ費用対効果は抜群だと言えます。

    留学する時間が取れる場合は徹底的にリサーチしておくのも良い

    このと特集記事では、留学しないで英語ペラペラになろう、ということを書いていますが、英語ペラペラになるための学習の王道としては、やはり海外留学です。後で、こういう手段もあったのか! とならないように調べておく必要もあります。留学に要する期間である数ヶ月~1年、という時間の問題が解決されていれば、価格はやり方によっては何とかなります。

    南国などでの格安の英語留学などを最近はよく聞きます。以前は、
    ・経営母体がしっかりしていない
    ・居住地周辺の治安が良くない
    ・先生の質がいまいち
    など、行ってみないと分からない様々な見えない事が多かったですが、年々改善されてきたようです。最近はセブ島での英語留学というのも人気が出て来ています。費用を抑えて留学をしたいということであれば、そちらもご検討ください。

    格安で済んでも、英会話をマスターするための留学に要した期間の数ヶ月~1年を掛けてうまく上達しなかった、ではせっかく費やした時間や費用の無駄づかいとなってしまいます。時間と費用については、十分に事前にリサーチが必要になります。



    国内での英会話マスターの費用はある程度覚悟するべき

    どうしても英会話マスターに掛ける費用を安価に抑えたいという事情があれば、年間に掛ける費用の多くを占めることになる英会話スクールの頻度を少なくすることです。英会話スクールの費用はピンキリですが、だいたい、

    1ヶ月で1.5~2万円
    ⇒1回60分のグループレッスンを週2(月8~10回)

    といった具合です。これを週1回のコースにしたり、個人レッスンで1回3千円を週1回にしたり、色々切り詰める手段があります。これで年間で数万円~10万円程度を節約ができます

    英会話スクールを受講しない時間は、その代わりにyoutubeなどの動画閲覧サイトを利用した無料英会話講座をしっかり受講する、といったことで学習を代替することも出来ます。現代はとても便利な時代です! かなり詳しく的確に講義しているサイトも多くありますので、あくまでリスニングを強化したり、内容を聴くだけの受け身的な学習になってしまいますが、お気に入りの学習サイトも探してみる価値があります。

    英会話は対人コミュニケーションですので、出来れば相手の雰囲気や空気感などを感じて面と向かって会話するトレーニングを積んだほうが良いのですが、費用を押さえて尚且つ受講の自由度を広げる英会話スクールである、

    オンライン英会話

    も大変オススメとなっています。近年かなり内容が充実して来ていますので、一度チェックしてみて下さい。

    例えば、価格を押さえてオンライン英会話などを受講してもある程度費用は掛かります。でも英会話マスターのためにはとにかくネイティブスピーカーとの会話をする機会を少しでも多く持つことが重要です。動画閲覧サイトは双方向ではなく、あくまで聴く一方の受け身式です。飽きてしまったり、ダラダラと過ごしてしまうこともあります。

    年間の数万円を気にするより、短期間で確実に英会話をマスターすることに優先度を置くことをお勧めします。中途半端に取り組むより、時間とお金を掛けて、根強く自分の物にして下さい。一度マスターすると、その後に多少のブランクが空いても一度しゃべればスッと全て戻って来ます。

    皆様の周りに英語ペラペラな日本人が居たとき、留学も学習も何もしていない、という人は非常に少ないはずです。お金、時間の両方が掛かっているケースがほとんどだと思います。ひとつの外国語を自分の物にする訳ですから、ほんの2年だけ自分のお金と時間を費やす覚悟が必要だと思います。

    以下のリンク先サイトにて、英語ペラペラになるために掛かる費用についての解析、将来簡単に費用回収出来る、という話をしています。どうぞご覧ください。
    英会話マスターに掛ける費用は後から元を取れる

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