カテゴリー: ドイツ語

  • ドイツ語留学の宿泊には、ゲストハウスとホームステイ、どちらがいい?メリットとデメリット

    ドイツ語留学の宿泊には、ゲストハウスとホームステイ、どちらがいい?メリットとデメリット

    ドイツ語留学にあたり、滞在期間中にどこに住むか、ということはとても重要な検討事項です。
    どちらが良いか、という話になると、どちらにもメリット・デメリットありますが、それぞれ解説して行きたいと思います。

    ゲストハウス

    ゲストハウスというのは、要するに学生寮みたいなものです。その語学学校が持っている(または提携している)、受講生のための寮で、語学コース受講中にそこで住み込みます。
    ゲストハウスから毎日通い、帰るわけですから、その部屋が生活の拠点になります。

    ■ゲストハウスの内容
    一般的ですが、大抵、以下の設備が付いています。
    シャワー、トイレ、ベッド、エアコン、小さな台所、勉強出来る机、タンス、冷蔵庫、皿、フォーク、スプーン。

    共同の台所の場合もありますので、事前に学校側に確認すると良いでしょう。

    ゲストハウスには、バー、飲み屋みたいな商業施設が併設されていることがあり、クラスメイト達との溜まり場になることもあり、楽しく貴重な時間を過ごすことができます。
    ■ゲストハウスのメリット
    滞在期間中、楽しく過ごせます。
    受講するコースの宿泊で、ゲストハウスが選択肢にある場合、ほとんどの受講生がゲストハウスを選択すると思って良いです。10~20人の受講生のうち一人か二人くらいが別の宿泊、といった感じです。

    つまり、受講生達と2週間なり4週間なり一緒に生活する、という感じで、かなり仲良くなります。

    お互いの部屋に容易に行き来して、じっくり語り合う、というのはゲストハウスでないと出来ません。飲み屋ですと騒がしかったり、食事が運ばれてきて意識がそちらに向いてしまったり、、。お互いに自国のことや仕事、勉強のことなどじっくり話す時間が気軽に持てるのは、ゲストハウスの構造ならではです。

    自国の料理を作り合って皆でお食事会、などは最高に貴重な経験で、楽しく過ごせます。余談ですが、筆者は、スペイン人、フランス人、イタリア人、アメリカ人、スウェーデン人等と食事会を開きましたがかなり盛り上がりました。同席していたイタリア人学生はいつもパスタを食べており、作ってくれたパスタは「アルデンテだ」と言ってカチカチのパスタを食べさせてくれました。「イタリア人にとってはこれがアルデンテだ」とのこと。何となく知ってはいましたが、実体験とはこういうものですね。

    他のメリットとしては、帰宅後もよく寮内で顔を合わせるので、宿題のことを確認し合ったり、一緒に食事に行くこともできます。週末などフリータイムにしようとしてやっぱり暇、という時にも、寮に居れば誰かが居て一緒に過ごせたり、どこかに行く約束を急きょ取り付けたり、何かと都合が良いです。ホームステイだと、携帯やメールでのやりとりは出来ますが、やや面倒ですね。

    また、ゲストハウスは、大抵は学校にアクセスし易い場所にあるので、通学は大変楽です。せいぜい電車で数駅程度の場所です。同じ量の受講生の誰かが一緒なので、朝からドイツ語を自然に話しながら行く、という訓練にも持ってこいです。

    ■ゲストハウスのデメリット
    これといって、デメリットというほどの物ではありませんが、常に皆と一緒なので、一人で居たい時や宿題しているとき、寝ている時でも、扉がドンドンドンと叩かれて、飲みに連れ出される、ということはあるかも知れません。常に自分のペースでゆっくりやりたい、という場合は向いてないかも知れません。

    ■ゲストハウスまとめ
    とにかく気兼ねなくたくさんドイツ語を話す時間をたくさん取れて、楽しい時間を大いに過ごせるのがゲストハウスです。ゲストハウスに宿泊する計画がある場合には、外国人と深い話をしたり、自国紹介などをしっかりできるよう、ある程度話すネタの準備、日本の色んな事の再確認、日本料理をある程度作れるよう準備しておいたほうが、より楽しい時間を過ごせるでしょう。



    ホームステイ

    ホームステイは、学校に通学できる距離の範囲内に学校側が手配してくれる一般家庭での宿泊になります。学校がホストファミリーとして外国人受講生を受け入れても良い家庭を募集しているのです。ちゃんと審査に合格した家庭ですので、変な家に宿泊する、ということはありません。

    ■ホームステイの内容
    ゲストハウスと違って、ステイ先によって待遇がバラバラです。色んなパターンがありますが、いくつか例を挙げます:

    ・いわゆる普通のご家庭、お父さんとお母さんと子供がいて、一緒に生活するような宿泊
    ・一人暮らしの若者が、余っている部屋を提供してくれて、共同生活するような宿泊
    ・1階がホストの生活スペース、2回にステイ用の部屋や台所があり、完全別生活
    ・ホストが長期外出などで家丸ごと借りて宿泊

    といった感じです。どれに当たるかは分かりません。希望を言って通る場合もあります。

    ■ホームステイのメリット
    先に挙げたどのタイプの宿泊になるかでだいぶ違いますが、もし通常のご家庭にステイして、ドイツ人の普通の生活スタイルを共にすることが出来るなら、これは大変貴重な経験です。ドイツ家庭料理、部屋で過ごす時のルール、お父さんがどのくらい家事に協力的か、子供はどんなことに興味を示しているか、家族同士で話している時と、自分に話し掛けてくれるときのドイツ語の手加減具合を感じたり、様々な経験が出来ることでしょう。これは、ゲストハウスでの宿泊では絶対に味わうことはできません。

    どうせホームステイをするなら、一人放置プレイのステイより、楽しいご家庭でのステイが絶対に良いです。

    ホストが長期で家を空けて、その期間ステイ出来るパターンですと、ある意味その部屋は使い放題ですので、場合によってはその家でパーティが開催することも出来ます。そのホストとの約束事がどう交わされているかにも依りますが、ドイツ人はかなりおおらかで、物を壊さなければ別に何やってもいい、くらいの人が多いです。ドイツは日本に比べて家、部屋が大きいのでクラスメイト全員呼んでダンスパーティということも、ある程度節度を守ればできます。これは、一般家庭でのステイや、ゲストハウスでは、部屋のスペースのなどの都合で大変難しいです。どこかで場所を借りるのもお金や手間が掛かり大変ですし、時間制限もあります。

    ■ホームステイのデメリット
    どんな部屋に当たるか分からない、というのはちょっと心配です。学校によっては、「ホテルを手配します」というところもあります。あまり変な部屋に当たるなら、ホテルの方がいいかも知れません。
    あと、学校としては、「この家は通学圏内」としていても、駅から歩いて30分くらいの家もあり、通学時間がトータルで1時間くらい掛かるところに住まわされることもあります。せっかくの留学期間のうち、通学に膨大な時間を奪われるのももったいないです。これも事前に、「なるべく近い所を」と要望するといいかも知れません。
    自分一人がホームステイで、クラスメイトが皆ゲストハウス、ということになった場合、ちょっと疎外感がありますね。

    ■ホームステイまとめ
    日本人が、「ホームステイ」と聞いたら、だいたい普通のご家庭で一緒に生活する宿泊スタイルを想像しますが、ドイツ語学校でのホームステイと言ったら、上のパターンのどれもホームステイになります。ホームステイの良い所は、やはりドイツ人の生活を体験する、ということでしょうから、事前に学校に希望を伝えることが良いと思います。



    宿泊先のまとめ

    ゲストハウス、ホームステイのどちらに宿泊してもそれぞれ良い所、良くない所あります。自分が留学に何を求めているかを再認識すると、どちらが自分に向いているか分かると思います。学校によっては、ゲストハウスだけ、ホームステイだけ、と決まっている所もあるので、例えば自分がゲストハウスが絶対に希望、でもこの学校にはない、ということであれば、留学先の町を変更してでも、ゲストハウスが良いでしょう。ドイツ語の実り多き習得の観点から考えると、筆者の経験上、町の要素よりも宿泊スタイルの要素のほうが重要度は高いと思います。それも、人それぞれかも知れませんが、じっくりご検討ください。




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  • ドイツ語留学:いつの季節、何月に行くのがベスト?

    ドイツ語留学:いつの季節、何月に行くのがベスト?

    ドイツ語留学するとき、いつの時季に行くのが良いのでしょうか?
    滞在中、ドイツに何を求めるのか、人それぞれ考えも違いますが、この時季に行くとこうなるとか、おすすめの時季について詳しく解説したいと思います。

    ドイツは夏と冬で全く違う

    ドイツに行ったことのない人はイメージが付かないかもしれませんが、ドイツの夏と冬を端的に比較すると、

    夏は1日のほとんどが明るく暖かい
    冬は1日のほとんどが暗く超寒い

    です。これを聞いただけでも、留学するなら間違いなく、夏がおすすめとなります。まずは、夏にドイツに留学するメリットを見ていきましょう。

    日が長く、外で長い時間過ごせる
    気候が穏やかで快適に過ごせる
    暖かいので衣類が少なくて済む

    当たり前なことばかりですが、大変重要なことです。
    日が長い、ということは、

    外にいられる時間が長い
    生きたドイツ語に触れる時間も多く取れる

    ということです。散歩したり、町中を歩いているだけでも吸収出来ます。

    もちろん、部屋にこもって勉強すればたくさんドイツ語を覚えることは可能ですが、こもって勉強するだけなら別に日本に居たって出来ます。生きたドイツ語に触れる時間の多さが語学上達の秘訣、とも言っても過言ではありません。ドイツ国内にいる利点を考えると、「昼」が長いことは大きなメリットです。

    ドイツの夏は、日本の夏よりも湿度が低く、気温も30度程度までしか上がりません。カラッと快適に過ごせます。冬のように、寒さを我慢することに集中する必要もありません。当然衣類も夏服だけでOK。

    ドイツ留学はなんといっても夏、という結論になってしまいました。夏とそれ以外、という括りで見ます。
    ちなみにドイツの夏は日本と同じく、
    7月~9月
    と見ておいて間違いないです。



    夏以外のドイツの気候(留学目線で)

    ■雪解けの3月あたり
    2月から行くと雪が降っていることがありますが、3月末にはほとんど雪は積もっていない感じです。ドイツに着いたばかりの頃は寒かったがコースが終わる頃には暖かさを多少感じられて、季節の変わり目を感じることが出来ます。
    最終日には暖かな風に吹かれながら、「ここに来たときは雪をザクザク踏んで門を叩いたな」と噛み締めることでしょう。

    ■春先から5月
    だいぶ暖かかったです。しかし夏ほどの暑さはなく、肌寒い日もあり、持参する衣類には多少悩みます。厚手のジャンパーは必要ありませんが、カーディガンや羽織るものを持って行くという感じです。身軽で行って、現地でカーディガンを買うのもひとつの勉強かもしれません。
    春の暖かい時季には、エクスカーションで植物園や遠足などが多く取り入れられるので、自然に触れる機会を持てるでしょう。

    ■秋深い10月から11月
    寒さが感じられる時季に入りますが、10月と言えばオクトーバーフェストの時季です。
    本場のオクトーバーフェストを体験したいなら、10月にミュンヘンに行くと良いでしょう。横浜の赤レンガ倉庫などで催される規模とは桁違いです。
    ミュンヘンでなくても各都市にビアガーデンはありますので、雰囲気を味わうことは出来ます。
    飲み過ぎて翌日の授業に差し支えないよう、注意が必要です。二日酔いで欠席する欧米人をもたまにいますね。

    ■真冬12月~1月
    12月であれば、各地でクリスマス市場が開かれます。これも日本より規模が大きく、一見の価値はあります。滞在中にはたくさんのクリスマス市場を見て楽しむと良いでしょう。
    12月は寒くて日も短いし、毎日クリスマス市場ばっかり見ているのも飽きてしまいます。大いにおすすめ、という訳にはいきません…。
    1月にドイツ旅行に行く、という人は少なく、航空券は安く購入出来ることがありますので、費用を安く済ませたい人は要チェックです。



    まとめ

    それぞれ個人によって、趣味嗜好が異なるので、自分が興味のある時季に行き、その季節感を味わうことが良いと思います。
    初めて行くのであれば、より実りのある留学時間を過ごすために、夏の時季をおすすめします。
    他の時季もそれぞれの良さがあり、ドイツの様々な顔を見ることが出来ます。じっくり検討してみて下さい。

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  • ドイツ語留学費用はいくらくらいかかる? より楽しむために掛かる費用は?

    ドイツ語留学費用はいくらくらいかかる? より楽しむために掛かる費用は?

    ドイツ語留学に掛かる費用には、必ず掛かるものと、より楽しく過ごすためにプラスアルファで掛かる費用があります。前の記事では、飛行機代や授業料などの、
    ドイツ語留学に必ず掛かる費用
    について解説しました。
    ここではドイツ滞在期間をより楽しく過ごすために、余分に掛かる費用について解説し、総額についてまとめていきたいと思います。

    楽しく過ごすために追加で掛かる費用

    飛行機代や宿泊費とは別に、滞在期間中には様々な費用が掛かります。これは充実した時間を過ごすためにはある程度見ておかないといけない費用になります。
    ドイツ留学中には、様々な出来事があります。

    レッスン後のエクスカーション(催し)
    クラスメイト達との飲み会
    週末の観光
    休憩時間のコーヒーやチョコレート
    お土産など買い物

    などなど。
    上記については、その時その時の事情により多種多様で、一概には言えませんが、大まかにどのくらい見ておくべきでしょうか?

    ■レッスン後のエクスカーション(催し)
    毎日レッスン終了後に催しがあります。みんなでスポーツとか、そこまでハイキング、町なか散歩だったらお金は掛かりませんが、博物館見学、バスや電車での長距離移動となりますと、そこに費用が掛かります。週末にエクスカーションを提供してくれる時もあり、やや遠出での観光になるため、そこには多めの費用が予想されます。
    平日のエクスカーションは、千円以上かかることはほとんどありませんでしたが、それでも千円程度見ておけば良いと思います。平均5百円くらいでしょうか。
    そして週末を一回挟みますが、そこにエクスカーションがあれば、交通費、観光先での入場料などトータルで5千円くらい、1万円くらいかかる場合もありますが大体5千円見ておけば、十分です。ご飯代は別です。
    ちなみに、最終日の金曜日は、エクスカーションはありません。その代わり、さよならの会があります。
    平日エクスカーション 5千円/2週間
    週末エクスカーション 5千円/1回
    ⇒合計約1万円となります。

    ■クラスメイト達との飲み会
    クラスメイトとそれなりに打ち解ければ、ほぼ毎日飲み会です。全員で飲み会という日もあれば、クラスメイトの数人とこじんまり語り合いながら飲む、という日もあります。もちろんひとりでドイツ語をお勉強しながら過ごす日があってもいいと思います。
    飲み会に掛かる一日の平均額は、
    通常の夕ご飯に掛かる費用2千円にプラス千円~2千円程度
    見ておけばよいと思います。
    2週間で2万円プラスで見ます。




    ■週末の観光
    場所や遊びの内容によって変わりますが、ざっくり行きます。滞在期間中に一度挟む週末(土日)にフルで活動したとして、
    1日1万円⇒計2万円/2週間
    ゲーテインスティトゥートが主催する週末のエクスカーションに一日参加したら、個人で行く観光は、一日分の1万円で済みます。

    ■休憩時間のコーヒーなど
    ささいな出費と考えがちですが、日々重なると結構大きな額になります。コーヒー、紅茶、チョコレート、バナナなど、一日千円で収まればいいほうです。滞在期間で合計して1万円は見ておきます。
    1万円/2週間

    ■お土産など買い物
    お土産を買わない人もいるかもしれませんが、たいていの人はお土産を買います。人によってその出費はバラバラですが、留学費用の総額を算出するために、いくらくらいか決めます。お土産代や、たまたま町で見つけた良い物の衝動買いを合計で3万円、とみます。

    「より楽しむために掛かる費用」の数字が揃いました。
    エクスカーション 1万円
    飲み会      2万円
    週末の観光    2万円
    コーヒー、チョコ 1万円
    お土産など買い物 3万円
    合計9万円となりました。
    お土産や買い物の金額3万円が含まれていますから、楽しく「過ごす」ためには実際のところ6万円くらいが追加で掛かる、という感じで捉えておく感じになります。ずいぶん掛かる印象ですが、それによって充実した時間を過ごせるなら、貴重な経験をお金で買うといったところでしょうか。
    このあと、まとめに入ります。



    まとめ

    必ず掛かる費用:27万円
    (内訳)
    飛行機代 10万円
    授業料  8万円
    宿泊費  4万円
    食費   5万円

    留学準備費用、交通費など:3万円

    楽しくするための追加費用:6万円
    (内訳)
    エクスカーション 1万円
    飲み会      2万円
    週末の観光    2万円
    コーヒー、チョコ 1万円

    お土産など買い物:3万円

    合計39万円

    という結果になりました。
    それぞれの項目を多めに見積もっていますから、実際にはここまでは掛からないケースがほとんどだと思います。
    各項目、費用を減らした分だけ、39万円からは少なくなっていきます。

    ドイツ語留学を計画する場合、実際には30万円台の半ばでしょうが、40万円用意しておけば、間違いない、という見方で良いと思います。クラスメイトの日本人から聞いた話では、だいたいほとんどの人達が総額30万円台に収まっていました。
    総額を出すために無理やり金額を出したところもありますので、それぞれの事情に合わせて各項目を増減させて、留学費用の見積りの参考にしてみて下さい。




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  • ドイツ語留学の費用はどのくらいかかる? 必ず掛かる費用は?

    ドイツ語留学の費用はどのくらいかかる? 必ず掛かる費用は?

    ドイツに語学留学するにあたり、費用はどのくらいかかるのでしょうか?
    留学期間、飛行機のチケットを格安で手に入れる、現地での過ごし方などで、その総額は大きく変わってきますが、ある程度のパターンを考えてドイツ語留学に掛かる費用を算出してみましょう。

    2週間のドイツ語留学に掛かる費用の算出

    必ず掛かる費用から、現地での予想される出費まで、ひととおり網羅したいと思います。あとでこんなはずではなかった、とならないために。では早速、お金の掛かる項目を見ていきます。
    (あとでまとめますので、説明付きで行きます。)

    必ず掛かる費用

    大抵の人は、以下の費用が掛かります。
    飛行機代
    授業料
    宿泊費
    食費
    学校までの交通費

    ■飛行機代
    ピンキリですが、ハイシーズンに航空会社から直接購入すると、20万円くらになることもあります。旅行代理店の格安航空券をうまく手に入れることが出来れば、7万円台くらいからあります。しかし安過ぎると、真夜中のフライトで昼夜のリズムを崩したり、トランジットでのフライトになると、疲れが出て、その後の体調管理に影響します。従って、日中の直行便を選択することがおすすめです。10万円くらいからが妥当なところです。

    ■授業料
    コースは様々ですが、2週間のドイツ語インテンシブコースが最も標準的で格安です。およそ8万円くらいです。

    ■宿泊費
    最も格安の宿泊は、ツインルームで2万5千円くらいからあります。一人部屋だと、3万円~5万円くらいでややばらつきがありますが、4万円くらい見ておきます。

    ■食費
    これは人によってだいぶ違いますが、一例を挙げます。

    朝ごはん
    パン、サラダ、チーズ、コーヒー⇒5百円
    昼ご飯
    ピザ、サラダ、ブルスト、コーラ⇒千円
    夜ご飯
    パン、スープ、パスタ、白ワイン⇒2千円

    といった価格帯が妥当な線になります。1日3千5百円です。
    滞在期間は2週間ですから、合計>約5万円になります。
    2週間の食費5万円とは、だいぶ高くついた感じですが、毎日外食となると覚悟が必要です。

    ■学校までの交通費
    宿舎またはホームステイ先から学校までは、電車、バスなどで通学する場合があります。住む場所にもよりますが、2週間の費用ですと、多くても5千円見ておけば十分です。徒歩圏内では掛からない場合もあります。いずれにしても小さい額ですので、いったん無視します。




    これで必ず掛かる主要な費用が全て揃いました。
    飛行機代 10万円
    授業料   8万円
    宿泊費   4万円
    食費    5万円

    合計7万円 になりました。
    空港までの交通費、留学までに準備する物もいくつかあると思います。ここも人によって異なるでしょうが、そこに3万円掛かるとします。
    そうすると現実的には、合計30万円になるでしょう。
    いかがでしょうか?高くついたでしょうか?
    しかし2週間とはいえ、ヨーロッパに語学留学して、30万円なら、妥当なところではないでしょうか?
    もし徹底的に安く抑えたいなら、飛行機代を安く抑えて、7万円。宿泊も最安を選んで2万5千円、食費も1日2千5百円に抑えると、
    約27万円⇒約22万円くらいまでは安くなります。
    しかし、滞在期間を充実させるためには、

    疲れない内容のフライトで、
    快適な部屋に泊まって、
    栄養をしっかり摂って、
    クラスメイトと楽しく過ごす

    のが良いと思います。数万円をケチったことで、貴重な時間が台無しになることは、おすすめ出来ません。

    留学に必ず掛かる費用の見通しが立ったところで、このあと追加で掛かりそうな費用について見ていきます。

    ドイツ語留学を楽しく過ごすために追加で掛かる費用




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  • ドイツ語留学するとき、大きい町、小さい町、どちらがいい?それぞれのメリットは?

    ドイツ語留学するとき、大きい町、小さい町、どちらがいい?それぞれのメリットは?

    ドイツに語学留学するにあたり、検討することは多々あります。そのひとつの検討事項として、

    大きい町、小さい町、どちらが良いか

    ということがあり、選択肢に迷います。特に初めてドイツに行く、という場合、その国の雰囲気はなかなか掴めません。どちらが良いのでしょうか?
    人それぞれで、考え方も違うと思いますが、大きい町と小さい町の特徴と、ドイツ語学習観点、滞在するうえでのヒントになることを解説します。

    大きい町への留学

    大きい町、ドイツ語では、grosse Stadt(グローセシュタット、「大きい」「町」)と言います。ゲーテインスティトゥートのある大きい町は以下になります。

    Berlin
    Bonn
    Bremen
    Dresden
    Duesseldorf
    Frankfurt
    Hamburg
    Muenchen
    Wien

    実はドイツ語学習の観点では、大きい町でも小さい町でもそれほど大きくは変わらないと思います。しいて言えば、大きい町のほうが町中にドイツ語があふれていて、目にも耳にも多くのドイツ語が入って来る分、ドイツ語の吸収は良いでしょう。

    大きい町の学校の場合、学校に近い所に住むことは難しく、遠くのゲストハウスやホームステイとなり、その通学時間に鉄道や路面電車、バスなどに乗るため、毎朝同じアナウンスを聞く、同じ看板を見る、などの経験から、生きたドイツ語を知らず知らずのうちに学ぶということは期待できるかも知れません。
    小さい町で、徒歩10数分のところに住んだことがあり、林みたいな所を抜けて通学するような感じで、その間にドイツ語を学ぶということはほとんどありませんでした。
    少しでもドイツ語を吸収する機会を得たい、ということであれば、大きい町はオススメかも知れません。

    では滞在期間の全体に関わることで、一般的なことですが、大きい街の特徴は、

    お店がたくさんある
    人がたくさんいる
    駅が大きい
    ショッピングモールなどがある
    様々な人種の人達がいる
    観光地がたくさんある

    といったところです。ドイツに限ったことではありませんが、大きな町は人が多くごみごみしている感じはあります。しかし、東京駅や新宿駅の周りのような混雑ぶりではありません。特に、ベルリンはドイツの首都ですが、特定のある駅が中央駅、という訳ではなく、大きな駅がいくつかあり、人が分散している感じで人混みもスッキリしている印象です。

    大きい町では、お土産屋さんやレストラン、娯楽施設も充実しているので、滞在期間中に退屈することはまずありません。観光地や娯楽施設が充実しているため、授業が終わった後のエクスカーション(学校が主催するイベント)では、博物館見学、植物園見学、音楽やコンサート観覧、古城めぐり、などが多いです。

    ショッピングモールなどは、モダンな雰囲気も味わうことができ、生活するうえでも困りません。たくさんの珍しい物、商品、日本料理店などに出会う確率も高いでしょう。

    滞在期間中は、誰が企画したか知らないが、皆でこの店で飲み会やろう、パーティーやろう、という流れになります。次から次へと新しい飲み屋が開拓されて、飽きがくることはありません。クラブ、ディスコもあちこちにあり、夜遅くまで遊び歩くことも多々あります。

    次から次へとエキサイティングな出来事を求め、ドイツ語学習も遊びも忙しく密度の濃い時間を過ごしたい、という人には、大きい町(grosse Stadt)をおすすめします!



    小さい町への留学

    小さい町、ドイツ語では、kleine Stadt(クライネシュタット、「小さい」「町」)と言います。ゲーテインスティトゥートのある小さい町は以下になります。

    Freiburg
    Goettingen
    Heidelberg
    Mannheim
    Schwaebisch Hall

    少し前までは、RothenburgやPrienにもありました。もっと昔になると、Radorfzelにもありました。

    ドイツ語学習観点で言いますと、大きい町の特徴とは反対に、静かでほのぼのとしていますから、町中にドイツ語があふれかえっている、ということはありません。通学時間もそれほど長くなかったです。通学時間が短ければ、浮いた時間を勉強に充てる、ということも出来ますので、ドイツ語学習に関しては、大きい町も小さい町も大きな違いとは言えません。通学時間が徒歩で更に時間が掛かる、ということになると、時間も無駄でドイツ語の吸収もない、というかなり残念な状況ですので、なるべく近くの住まいを要望するべきです。

    小さい町の特徴は、先ほどの大きい町の特徴の真逆になります。静かで、町並みをゆっくり眺めたり、景色を楽しんだり、お店もモダンな感じというよりはその土地の料理をゆっくり食べたり楽しめるでしょう。外国人も少なく、せかせかしていないので、気軽にドイツ語で話し掛けてコミュニケーションを取ることも出来る雰囲気があります。ミュンヘンやフランクフルト、ベルリンなどと違って、その素朴さゆえ、町に溶け込む気持ちになれます。1~2週間も住んでいると、「私の町」「俺の町」という思いが出て、愛着が沸きます。

    授業後のエクスカーションでは、明らかな違いを感じました。小さな町では、観光地、娯楽施設に限りがあるためか、遠足、皆でサッカーをやろう、皆で演劇をやろう、ドイツ語の慣用句を皆で覚えよう、皆でお料理をしよう、などのイベントが多いことがあります。もちろん、近場のお城観光や、ワイン居酒屋でのワイン講座、みたいな催しもありますので、要チェックです。

    やや哲学的な捉え方をします。大きい町では、クラスメイト達とどこそこの観光地に行く、一緒にショッピングモールに行くなど楽しめますが、その観光地やクラブディスコなどエキサイティングな対象物で盛り上がることが多いのに対し、小さい町では、エキサイティングな対象物が少ないため、人と人との繋がりが重視される感じがありました。あちこち行かずに、数店の限られた居酒屋でじっくり皆でお話をして楽しむ。より深いコミュニケーションを取る時間が十分にある、ということになります。
    (大きい町でももちろん人との繋がりを持てます。)

    静かにじっくりひとつの町に愛着を持って、ゆっくりドイツ語を勉強し、クラスメイト達と時間を掛けて深いコミュニケーションを取りたい、という人には、小さい町(kleine Stadt)をおすすめします!

    このあと、まとめに入ります。



    まとめ

    大きい町、小さい町、それぞれ特徴を挙げましたが、自分に合うのはどちらか掴めましたでしょうか?
    大きい町、小さい町、全てがそうである、という訳ではありませんが、そういう傾向にあるということをご理解頂ければよいです。
    どちらの町でドイツ語を学んでも、その時間をどのように充実したものにするかは、自分次第ということになります。
    できれば、大きい町、小さい町の両方を体験するといいです。それぞれの良さが見えて来ます。自分に合うのがどちらか、も見えてきます。もし若ければ10年後、20年後にはまた考えも変わるかも知れません。それもおもしろいですね。

    次に、ドイツ語留学に掛かる費用について、ゲーテインスティトゥートをモデルケースに見ていきたいと思います。
    ドイツ語留学:留学費用はどのくらいかかる?




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  • ゲーテインスティトゥート以外のドイツ国内のドイツ語学校は?

    ゲーテインスティトゥート以外のドイツ国内のドイツ語学校は?

    ドイツ語留学を目指すなら、まずはゲーテインスティトゥートが挙がりますが、このページでは、ゲーテインスティトゥート以外のドイツ国内のドイツ語学校について解説していきたいと思います。

    ゲーテインスティトゥート以外のドイツ語学校について

    ドイツ国内の大抵の町に、ゲーテインステトゥート以外のドイツ語学校があります。
    ゲーテインスティトゥートの優れている点は、別記事で既に挙げていますが、一般のドイツ語学校のメリットは何でしょうか? それはとにかく、

    受講料が安い

    という点です。トータルでかかる費用については後の項目で詳しく解説しますが、2週間のコースで、の受講料の目安は、

    ゲーテ: 8万円くらい
    その他: 3~6万円

    くらいのイメージです。とにかく費用を最小限に抑えたいという人は、ゲーテインスティトゥート以外のドイツ語学校がおすすめとなります。ゲーテインスティトゥート以外のドイツ語学校の費用については、かなり受講料に開きがあります。あまりにも受講料が安い所は設備がしっかりしていなかったり、課外授業などイベントが無かったり、先生の質がそれほど高くない(人材教育に力を入れていない)、などそれなりの理由があります。あまりにも安い所はあまりおすすめはできません。




    大小規模たくさんありますが、メジャーな所をいくつか挙げます。それぞれの学校のTOPページへのリンクを一応貼りますので、ご興味のある方はご参考にどうぞ。

    Carl Duisberg Centrum
    TAMDEM International
    did(Deutschlernen In Deutschaland)

    これらは古くからあり、ドイツ国内に数か所、10数か所などの規模であり、それなりに設備は整っています。ちなみに筆者はdidで学んだ経験があり、ゲーテインスティトゥートと同じ教材での授業でした。講義の形態もゲーテインスティトゥートと似ている所があり、学校としてゲーテに準じているのか、ゲーテインスティトゥートでの講義経歴のある講師だったのかも知れません。

    留学先としての町、希望地域が決まっている場合なら、その町にしかない学校やその町がメイン校である学校を選ぶことも出来ます。例えば、

    ベルリンなら、
    GLS – German Language School

    ハイデルベルグなら、
    F+U Academy of Languages

    といった具合です。他にもいろいろあります。




    それぞれの学校の語学講座情報を調べると、「2週間コース」を用意している学校は多くあります。しかし規模の面から、そんなに数多くのコースを個別に用意することが難しい学校では、数ヶ月の長期のコースの途中から2週間、4週間だけなど部分参加、という形での「2週間コース」であることが稀にあります。そのようなコースに参加すると、
    ・雰囲気になじむのに時間が掛かる
    ・先に参加している生徒とのレベル差が出る
    ・既にグループが出来上がっている
    などの事態になることがあり、これを望まない場合には、事前に学校側に確認しておいたほうが無難です。

    当サイトで全ての語学学校の情報を網羅するのはさすがに難しいので、ドイツ語留学に関する情報をまとめたポータルサイトのリンクをいくつか貼ります。留学ジャーナルは日本語サイトですが、ドイツ語学留学に関する情報量はやや限られています。ドイツ語、英語が中心の情報サイトで、読むのがまだ苦手という方は、「Google翻訳」を活用するなどして日本語化して自分に合った学校を探してみてください。

    Deutsch Sprachschulen in Deutschland
    Deutsch lernen in Deutschland – DAAD
    留学ジャーナル(ヨーロッパ留学)

    この後、学校の選び方の詳細、現地での過ごし方、一層上達するためのコツなどを、ゲーテインスティトゥート情報を中心にお伝えします。準備が出来次第、掲載します。




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  • ゲーテインスティトゥート(Goethe institut)留学でドイツ語をマスターしよう

    ゲーテインスティトゥート(Goethe institut)留学でドイツ語をマスターしよう

    ドイツ語を短期でマスターするためには、やはり留学が最適といえます。これは、どの言語を習得する場合も同じです。ドイツ国内にはさまざまなドイツ語学校があります。

    このページでは、ドイツ語学校の代名詞ともいえるゲーテインスティトゥートの基本的なことについて解説し、また他の語学学校と比較しながら選ぶ際の道しるべとなる情報をお伝えします。

     

    ドイツ語留学といえば、ゲーテインスティトゥート

    ドイツ語は英語や中国語とは異なり、「外国人のドイツ語の習得」を目的としたドイツ政府公認のドイツ語学校、ゲーテインスティトゥート(Goethe institut)、という学校があります。
    もちろん、ゲーテインスティトゥートのHPには詳細な情報が掲載されていますが、この記事では、ゲーテインスティトゥートとその他のドイツ語学校の両方で学んだことがある筆者が、ゲーテインスティトゥートやその他の学校のHPには書かれていない、受講者側の目線での情報をレポート、アドバイスしていきます。

    ゲーテインスティトゥートは政府のお墨付きということもあり、学校としての基盤がしっかりしています。主に次の点で優れています。
    1. ドイツ国内の様々な町に学校がある
    2. クラスの数が多い
    3. 講師の質が高い
    4. 施設が豊富
    5. イベント企画が多い
    6. クラスメイトとの一体感が取りやすい

    どのようなことか、簡単に見て行きたいと思います。

    1. ドイツ国内の様々な町に学校がある

    ベルリン、ミュンヘン、フランクフルト、ハンブルクなどの大きな町から、フライブルク、ゲッティンゲン、マンハイムなどの小さな町、またオーストリアのウィーンにもあり、全部で10数か所もあります。
    ちなみに世界各国にあり、もちろん日本にもあり、東京、大阪にあります。
    ベルリンで学んで、その翌年、今度はこの町で学びたい、となった時、その町にゲーテインスティトゥートがある可能性は高いです。

    2. クラスの数が多い

    人気ゆえの事ですが受講者が多く集まり、クラスの数が多いため、自分に合ったクラスを選択し易いです。受講してみて、自分にとってレベルが高かったら、「少しだけレベルの低いクラス」へ移る、ということも可能です。夏季などで受講生がたくさん集まる時期には、一つのレベルのクラスが更に上級と初級などと分けられて細かいクラスレベル設定されるほどです。

    3. 講師の質が高い

    ゲーテインスティトゥートは、講師の育成に力を入れています。もちろん教え方はうまく、各クラスのレベルに合った話し方をしてくれますので聴き取り易いです。また講師がそれぞれ趣向を凝らした講義形態を取ってくれるので楽しく授業が受けられます。

    4. 施設が豊富

    自習ルーム、多目的ルーム、休憩所、食堂など十分なスペースが用意されています。自習ルームはゆっくりドイツ語を学ぶのに適した環境で、教材もさまざまなものがあります。多目的ルームでは、休憩時間やレッスン終了後にクラスメイト達と気ままに過ごせます。

    5. イベント企画が多い

    ゲーテインスティトゥートでは毎日レッスン後に、エクスカーションと呼ばれるイベントがあります。ハイキング、演劇鑑賞、博物館見学、お祭りイベント参加、スポーツイベントなどが用意されており、週末には遠出して有名観光地に行く、などの企画がたくさんあり、滞在期間中に退屈することはありません。

    6. クラスメイトとの一体感が取りやすい

    ゲーテインスティトゥートのクラスは、2週間、1ヶ月、2ヶ月など短期でのクラス設定が多く、受講者のほぼ全員がそのドイツ語コースを受講するためにその町に来ています。そしてドイツ語コースが終わると、ほとんどの人がその町を去ります。だからその滞在期間を楽しく有意義なものにしようと皆が心を一つにして過ごします。

    「初めてドイツ語を学ぶ」「ドイツ語留学は初めて」という方には、ゲーテインスティトゥートがおすすめです。その理由を説明します。




    初めてドイツ語留学する人にはゲーテインスティトゥートがおすすめ

    一般の語学学校とゲーテインスティトゥートのどちらが良いかは、人によって好みがあるため一概には言えませんが、初めてのドイツ語学留学を考えている人にはゲーテインスティトゥートがおすすめなのです。

    滞在期間を楽しくする、ということも当然大切なことですが、ここではまずドイツ語を確実に習得すること、そして自分のドイツ語習得の特性を知ること、を目的に考えます。ドイツ語の習得を考えると、ゲーテインスティトゥートは大変優れています。なぜでしょうか? それは、
    ドイツ語を習得できる環境が全て揃っている
    ⇒自分がどのような学習法、環境、状況においてドイツ語の吸収や上達が良いかを確認できる
    ということです。人によって語学が上達する条件はさまざまです。例えば、

    ・講義が優れていて理解しやすい
    丁寧に教えてもらうことで習得した
    ・設備がしっかりしていて自習環境が整っている
    静かな環境、たくさんの参考書、機能的な教材で上達した
    ・パーティー、飲み会が多く、たくさんの人と話せる
    長時間のフリーディスカッションで開花した
    ・見学、鑑賞、スポーツなどイベントが多い
    文化、芸術、社会に触れた時の興味で多くを吸収した
    ・ホームステイがある
    家の中の実生活で、生きた表現を多く覚えた
    ・受講者用ゲストハウスがある
    受講生との共同生活での活発なコミュケーションが効いた

    などなど、その他にもたくさんありますが、上記のように全ての環境においてドイツ語の習得が期待できます。そしてこれらの中でも自分がどの環境において最もドイツ語の上達を実感できたか認識します。もし自分の選んだ学校に、「ドイツ語を習得できる環境」の何かが欠けていて、それが自分に最も合った語学習得法に関わるものだったら、ドイツ語習得のきっかけを掴むチャンスに恵まれないまま貴重な留学期間を終えてしまうことになります。これは大変残念なことです。

    ゲーテインスティトゥートでは上に挙げたような、語学上達が出来そうな環境がほとんど漏れなく毎日用意されています。




    ゲーテインスティトゥートをきっかけに学習の幅を広げる

    初めての留学時にゲーテインスティトゥートで学習し、上達のきっかけを掴み、その次の留学時には、
    ・またゲーテに入校し自分に合った環境でのドイツ語習得に重点を置く
    ・自分に合った環境を用意している他の学校を選ぶ
    のどちらかを選択を検討することが出来ます。

    ちなみに、「ホームステイ」と「ゲストハウスでの宿泊」の両方を同時に選ぶことは出来ません・・。こればかりは2回留学しないと試せません。

    ゲーテインスティトゥートに関する詳細な情報は、以下の公式ページで知ることが出来ます。
    Goethe Institut
    ゲーテインスティトゥート東京

    ゲーテインスティトゥート以外のドイツ国内のドイツ語学校もたくさんあります。ゲーテインスティトゥートへの留学、と決めてしまえばあとは町を決めるだけですが、他のドイツ語学校も上達できる環境を揃えている所は多く、それぞれの個性があります。ぜひ調べてみて、ゲーテインスティトゥートとその他のドイツ語学校のどちらが自分に合っているかご検討ください。

    他のドイツ語学校を調べたい
    ゲーテインスティトゥート以外のドイツ国内のドイツ語学校は?
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  • ドイツへ短期留学してドイツ語をマスターする! ドイツ語を学ぶこれだけのメリット

    ドイツへ短期留学してドイツ語をマスターする! ドイツ語を学ぶこれだけのメリット

    たくさんの外国語がありますが、ドイツ語を学習するメリットはあるのでしょうか? ドイツ語を学ぶ理由、ドイツ語留学のコツや楽しみ方について解説したいと思います。

    ドイツ語を勉強する意味とは? ドイツ語を学ぶメリット6つ

    日本人にとって最も重要な外国語といえば、もちろん、英語です。

    では、第二外国語として挙がるのは何語でしょうか?
    今の日本の社会では中国語の重要性が上がっているようですが、中国の会社や中国人とこれからビジネスを展開して行く予定もない人で第二外国語の学習を始めようとしている人には、ドイツ語の習得をおすすめします。ドイツ語は英語に比べて難しいと思っている人が多いです。ドイツ語のイメージってどんなものでしょうか?

    英語よりも文法が複雑
    日本語にもよく聞くフレーズがある
    医学や環境で使う
    第二外国語としてはメジャー
    アルファベットに点々がついている

    といった点が挙がるでしょう。英語よりもたしかに文法のルールは多少複雑で難しいかも知れません。また近年では、医学の世界も英語が主流になっており、ドイツ語は医学部でも必須では無いようです。では、ドイツ語を学ぶ上でのメリットは何でしょうか? 6つの理由を挙げます。



    1. 先進国ドイツに深く歩み寄ることができる

    ドイツは英語で物を売るが、ドイツ語で物を買う、と例えて言われることがあります。ドイツの人口は約8千万人、ドイツ語を母語とする人は世界に約1億3千万人です。

    ドイツ人は英語が得意な人が多く、ドイツ人から世界にコミュニケーションを取っていく時にはもちろん英語を駆使します。しかし、受け入れる時にはドイツ語をより好む、という傾向があるわけです。こちらから何かをドイツ人に仕掛けて行く場合、ドイツ語を話せるだけで、ドイツ人とのコミュニケーションは一気に盛り上り、より深く懐に入っていくことが出来るのです。

    ドイツ人は勤勉で真面目な人が多く、そこから学ぶことは大変多いです。ドイツ語を話せると、友達になりやすいため、ドイツ語を話せる価値は大きいです。

    2. 多くの文化を生で知ることが出来る

    ゲーテ、シラー、トーマスマン他、音楽家のベートーベン、シューベルトなどの書物を原語で楽しむことができます。訳語でも内容は理解できますが、その著者の気持ちや微妙な心の描写が現れている言語を読むことは大変興味深いものです。もし西洋文化に深く触れたい場合にはドイツを学ぶ価値はおおいにあると言えます。

    ドイツには博物館やお城が多く、様々歴史的な書き物に触れることが出来ます。その時にドイツ語に触れることで、その歴史に深く浸ることが出来るでしょう。

    3. ヨーロッパの動向をいち早くキャッチできる

    欧州経済の中心ドイツの動向に欧州各国が追従します。先進国ドイツの母国語であるということは、ヨーロッパの経済、世界の技術をけん引する国の母国語ということになります。ドイツ語を得意とすることで、ドイツ語のみで書かれた貴重な情報を理解することが出来ます。技術や自然科学の分野では、ドイツは世界でも最先端の国であり、ドイツ語で書かれているものが多くあります。技術立国ドイツが発する情報をインターネットでキャッチ出来ます。

    4. 欧州諸国では英語よりドイツ語が通じる国が多い

    欧州で使用される言語ではドイツ語が24%、仏語16%、英語16%と言われます。
    オーストリアの母国語は、ドイツ語です。スイスのほとんどの地域、リヒテンシュタインなどではドイツ語の通用率がなかり高く、むしろ英語が通じないことも多々あるほどです。これらのヨーロッパの地域に住む、または関係を持って仕事をしていく、ということであれば、ドイツ語が話せると大きなアドバンテージになり、むしろドイツ語必須とも言えるほどです。

    実際にドイツやスイスで、道端やスーパーで英語で話し掛けると嫌な顔をされるということが多くありました。欧州諸国ではドイツ語の人気は高く、多くの若者がドイツに語学留学し、ドイツ語を学んでいます。

    5. 日本人でドイツ語を話せる人は少ない

    最重要外国語である英語をはじめ、最近の流行りの中国語は随分多くの人が話せます。しかし、フランス語やスペイン語と並び、ドイツ語のような欧州言語を話せる人に出会うことは非常に稀です。もしドイツ語を話せるようになれば、その後の人生で大きな箔が付くことは間違いありません。多くの人が、フランス語、スペイン語に比べてドイツ語は文法が複雑だということを知っており、その言語を話せる、ということにより、「この人はこの難しい言語をマスターした」と教養の高さを評価してもらることでしょう。

    フランスの華やかな文化やファッションに比べて実直な印象のあるドイツ、そしてスペイン語の世界での通用度の高さに比べて、欧州内での通用度に限られたドイツ語です。そのためか、日本ではフランス語やスペイン語の学習者に比べてドイツ語学習者は少ないです。しかし、フランス語やスペイン語よりドイツ語を話すことには、大きな意味があります。ドイツは日本と同じく高い経済レベルで、技術立国ですので、日本とよく似た側面があります。経済、技術の分野で仕事をする場合は、ドイツ語を話せることは、希少価値があり、大きなアドバンテージになります。

    ちなみに日本人にとってのドイツ語習得の難易度は、メジャーな言語の中では、アラビア語やロシア語に次ぐ高難易度です。
    就職活動中の学生で、エントリーシートに「ドイツ語〇級」と、もし書くことが出来れば、それが何級であっても1外国語のスキルとして評価の対象になります。

    6. ドイツ語は思ったことを話せる言語である

    少し上級編的なメリットになります。ドイツ語の持つ文化は、日本語のような空気を読む、とか文脈から言いたいことを察してもらうみたいな言語文化と異なり、言っていることそのものが重要な意味を成すような言語文化です。

    ◎日本語や中国語などを母国語とする人たちの言語文化は、ハイコンテクスト文化と呼ばます
    ⇒曖昧表現や文脈から相手に理解してもらう、相手の空気を読んで理解するという大変難しい言語です。外国人でこれらの言語を学ぶ人は大変だと思います。普通に言いたいことをしゃべっただけで、威圧的とか、はっきりものを言い過ぎる、などと言われ兼ねません。様々な表現を学んだところで、それを発して良いか判断が難しいことがあります。

    ◎ドイツ語を母国語とする人たちの言語文化は、ローコンテキスト文化と呼ばれます
    ⇒日本語や中国語の逆で、直接的にはっきり、理論的に話し、話す言葉、内容に大変重きのある言語文化です。

    すなわち、ドイツ語を話す場合、どこまでをはっきり話して、どこから控え目にするか、など考えなくてOK。思ったことをはっきり話して全く問題ない、という言語です。極端に言えば、気を遣わなくて良いのです。覚えたフレーズや自分の思いをどんどんしゃべって、更なる上達を見込める学習が出来るでしょう。

    ちなみに、英語を母国語とする人たちの言語文化は、ややローコンテキスト寄りです。


     
    以上の6つがドイツ語を学ぶメリットですが、追加で、メリットと言えるほどではありませんが、もちろん、旅行が楽しくなるということも忘れてはなりません。ドイツ語母国語圏内であるドイツ、オーストリア、スイスの大部分、リヒテンシュタイン、そして母国語ではないですが、ポーランド、チェコ、デンマークなど近隣諸国でもドイツ語の通用率は高く、中央ヨーロッパへの旅行は、楽しみになるでしょう!




    若い人ほどドイツ語を早目に習得しよう

    現在では、第二外国語としてはやはり中国語が台頭していると言わざるを得ません。しかしそれを裏返すと、英語と並んで中国語を話せたとしてもそれは希少価値としてはそれほど高くはない、ということになります。また中国語の習得はなかなか難しいとはいえ、日本語と同じ漢字を使用している時点で取っ掛かりはかなりスムーズです。大人になってから中国語を頑張って習得した、という人もたくさんいます。

    学びに熱心な会社なら、中国語講座を開講していたり、英会話スクールに通う費用を一部補助してくれたり、といった学習に対して支援をしている所も多いです。すなわち、社会人になって会社で働いて忙しくなっても、中国語を習得する機会が多く設けらている、ということです。ドイツ語やフランス語、スペイン語の習得を支援している会社は、ほとんど聞いたことがありません。

    すなわち英語や中国語は、大人になってから、会社に入ってから、いつでも習得の機会があります。

    ドイツ語は英語よりも、文法がやや複雑であり、自分で勉強するだけでは、習得するまでにやや時間を要するのです。会社勤めが長くなってくると忙しさのためか、じっくり勉強する機会はほとんど取れない、というのが現実です。結婚して家庭を持ってしまっては、メジャーな英語や中国語の勉強には時間を充てることは出来ても、ドイツ語を学習する時間とお金を掛ける理由を作ることが難しくなります。

    若い間の、時間とお金をそれなりに自由に使える時に一度習得してしまえば、体がをその言語を覚えていて、ブランクが発生しても自分の物として定着します。そのあと、必要に迫られてから別の外国語を学んでも良いと思います。

    次の事を実行すれば、1年から2年あれば、日常会話を難なく出来るようなレベルに達成します。
    かなり気合を入れて1年間辛抱してお勉強する
    ⇒その後、2週間のドイツ留学を実行する(出来れば1ヶ月)




    ドイツ留学のすすめ

    自分で勉強して、文法のしくみや簡単な会話文、メジャーな単語やフレーズをある程度理解できるようになったら、短期で構わないので、ドイツ国内にぜひとも留学してください。2週間の短期コースを開講している学校がたくさんあります。
    ドイツ国内のドイツ語学校に留学すると、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ます。次の項目を読んでいるだけでワクワクすると思います。
    ・他受講生は、欧米アジアなど各国から
    ・様々なイベントが毎日
    ・他受講生とみんなで毎晩パーティ
    ・現地ドイツ人との触れ合いも有る
    ・毎日ドイツ語、たまに英語

    毎日、イベントやパーティばかりやっていて勉強する時間は? との声が聞こえて来そうですが、全ての出来事がドイツ語で発生しています。これがドイツ語上達の秘訣となります。そのイベントやパーティで少しでもドイツ語を理解吸収できるように、事前に1年間お勉強の期間を設けるのです。

    事前にある程度ドイツ語の基礎を学習した上で、ドイツ短期語学留学をすることで、そのドイツ語力は一気に開花し、ついに自分のものになります。ドイツ語短期マスターに向けて、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。

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