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ドイツ語留学するとき、いつの時季に行くのが良いのでしょうか?
滞在中、ドイツに何を求めるのか、人それぞれ考えも違いますが、この時季に行くとこうなるとか、おすすめの時季について詳しく解説したいと思います。

ドイツは夏と冬で全く違う

ドイツに行ったことのない人はイメージが付かないかもしれませんが、ドイツの夏と冬を端的に比較すると、

夏は1日のほとんどが明るく暖かい
冬は1日のほとんどが暗く超寒い

です。これを聞いただけでも、留学するなら間違いなく、夏がおすすめとなります。まずは、夏にドイツに留学するメリットを見ていきましょう。

日が長く、外で長い時間過ごせる
気候が穏やかで快適に過ごせる
暖かいので衣類が少なくて済む

当たり前なことばかりですが、大変重要なことです。
日が長い、ということは、

外にいられる時間が長い
生きたドイツ語に触れる時間も多く取れる

ということです。散歩したり、町中を歩いているだけでも吸収出来ます。

もちろん、部屋にこもって勉強すればたくさんドイツ語を覚えることは可能ですが、こもって勉強するだけなら別に日本に居たって出来ます。生きたドイツ語に触れる時間の多さが語学上達の秘訣、とも言っても過言ではありません。ドイツ国内にいる利点を考えると、「昼」が長いことは大きなメリットです。

ドイツの夏は、日本の夏よりも湿度が低く、気温も30度程度までしか上がりません。カラッと快適に過ごせます。冬のように、寒さを我慢することに集中する必要もありません。当然衣類も夏服だけでOK。

ドイツ留学はなんといっても夏、という結論になってしまいました。夏とそれ以外、という括りで見ます。
ちなみにドイツの夏は日本と同じく、
7月~9月
と見ておいて間違いないです。



夏以外のドイツの気候(留学目線で)

■雪解けの3月あたり
2月から行くと雪が降っていることがありますが、3月末にはほとんど雪は積もっていない感じです。ドイツに着いたばかりの頃は寒かったがコースが終わる頃には暖かさを多少感じられて、季節の変わり目を感じることが出来ます。
最終日には暖かな風に吹かれながら、「ここに来たときは雪をザクザク踏んで門を叩いたな」と噛み締めることでしょう。

■春先から5月
だいぶ暖かかったです。しかし夏ほどの暑さはなく、肌寒い日もあり、持参する衣類には多少悩みます。厚手のジャンパーは必要ありませんが、カーディガンや羽織るものを持って行くという感じです。身軽で行って、現地でカーディガンを買うのもひとつの勉強かもしれません。
春の暖かい時季には、エクスカーションで植物園や遠足などが多く取り入れられるので、自然に触れる機会を持てるでしょう。

■秋深い10月から11月
寒さが感じられる時季に入りますが、10月と言えばオクトーバーフェストの時季です。
本場のオクトーバーフェストを体験したいなら、10月にミュンヘンに行くと良いでしょう。横浜の赤レンガ倉庫などで催される規模とは桁違いです。
ミュンヘンでなくても各都市にビアガーデンはありますので、雰囲気を味わうことは出来ます。
飲み過ぎて翌日の授業に差し支えないよう、注意が必要です。二日酔いで欠席する欧米人をもたまにいますね。

■真冬12月~1月
12月であれば、各地でクリスマス市場が開かれます。これも日本より規模が大きく、一見の価値はあります。滞在中にはたくさんのクリスマス市場を見て楽しむと良いでしょう。
12月は寒くて日も短いし、毎日クリスマス市場ばっかり見ているのも飽きてしまいます。大いにおすすめ、という訳にはいきません…。
1月にドイツ旅行に行く、という人は少なく、航空券は安く購入出来ることがありますので、費用を安く済ませたい人は要チェックです。



まとめ

それぞれ個人によって、趣味嗜好が異なるので、自分が興味のある時季に行き、その季節感を味わうことが良いと思います。
初めて行くのであれば、より実りのある留学時間を過ごすために、夏の時季をおすすめします。
他の時季もそれぞれの良さがあり、ドイツの様々な顔を見ることが出来ます。じっくり検討してみて下さい。

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