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英会話を留学せずに独学でマスターするためには、自主学習と英会話の実践を繰り返すことが重要です。実際にどのような学習と、どのような実践で進めるのか解説します。


地道な勉強と英会話実践の繰り返しが着実な上達につながる

留学しないで英会話を独学でマスターするための勉強法を簡潔にいうと、自分でまず勉強して、実際に英語で会話をするです。ありきたりですが、これを繰り返します。英語学習者の中には、文法が苦手、英単語をあまり知らない、イディオム多すぎて嫌、といった人が多いでしょう。しかしここを押さえれば、会話のテクニックは徐々に上達していきます。英会話の勉強を続けて行くと、次から次へと単語やフレーズが出てくるので、それらを1つひとつ吸収していくことで、自然に文法や単語が身についてきます。

ちなみに英単語をほとんど知らないからといって、英単語だけをひたすら積み上げるような誤ったスタートを切らないようにご注意ください。
英単語を覚え続けるだけの作業は、決して楽しいものではありません。嫌になってしまうことでしょう。※単語の積み上げが不要という訳ではありません。バランスが必要ですから、

・文法
・フレーズ
・単語
・慣用表現
・聞く練習
・話す練習

など、まんべんなく勉強することが必要です。

上に挙げたような、表現や聞く練習などを独学で学び、その成果を確認するべく実際に外国人と英語で会話をするのです。その会話の相手は、ネイティブスピーカー(英語が母国語である人、アメリカ人、イギリス人など)が望ましいですが、外国語として英語を話す人(ドイツ人、中国人など)や、英語が上手な日本人でも良いと思います。実際に会話をすることで、

自分が英語を話せるのか
相手が何を言っているか理解できるか
理解はできるが話せない
どう話したら良いか

など色々気付くことが出来ます。その結果、自分の不足している部分を穴埋めをして次の機会に臨む、という繰り返しにより徐々に会話が成り立って行くことを感じられるでしょう。



英語母国語の人と会話して正しく基礎固めしましょう

現代はITの進化により、分からない単語をすぐに調べられる便利な時代です。分厚い英語の辞書を見た方は多いと思いますが、あの英語の辞書の英単語を全て覚える必要があるでしょうか? もちろんそんな必要はありません。日常会話に必要な英単語数は、様々な意見もありますが、中学や高校で習う2,000語程度で十分だと言われています。

英会話の上達のステップは、

・インプット(自分で勉強)
・アウトプット(実際に会話する)

の2つだと既に話しました。インプットとは、

・自分で購入した総合学習セットで勉強する
・様々なWEBサイトを利用して学習する
・リスニングの教材を聞く
・自分で声に出して話してみる
・NHKのテレビやラジオ語学講座を活用する

など様々あります。筆者のおすすめの第一弾は、英会話学習に適した一貫して学べる英会話教材セットをまずは最低1種類完結してみることです。なぜなら英会話を構成する、「話す」「聴く」「単語」「文法」などのどれかに偏ったお勉強にならないようにするためです。

NHKのテレビ・ラジオ語学講座もなかなか優れた教材です。英会話を勉強する上での要素が揃っています。インプット部分は、自分が独学での学習を進めていく上でストレスにならないためにも、自分に合った教材を選んでみて良いと思います。インターネットで様々な英会話学習の動画が挙がっていますので、そこから吸収するのもひとつの勉強方法です。




アウトプットは、

・英語で実際に会話すること

アメリカ人やイギリス人などネイティブスピーカー、ヨーロッパ人、アジア人全て含みます。ブロークンイングリッシュ(片言でデタラメな英語)にならないよう、ある程度身に付くまでは、なるべく母国語の話者と会話練習することをお勧めします。ヨーロッパ人やアジア人でもかなり英語が上手な人ならOKです。出来れば、週に1回はその機会があると良いです。

もし知人に外国人がいたとしても、ある程度会話に慣れるまでは、しっかりと賃金が発生する講師という立場の方と会話練習をしてください。友人では、あなたが話す英語に指摘をしてくれないからです。例えば、

I shop go yesterday. (私 店 行く 昨日。)

と言ったとします。相手の外国人が単に飲みの席でたまたま知り合った、というシチュエーションの場合、とりあえず意味が伝わりますから、指摘など一切してくれません。「あまり上手じゃないんだな」という印象だけ伝わって終わりです。

会話講師なら、goは過去形を使うべきだとか、語順が違うなど指摘してくれます。

ある程度上達を実感するまでは、しっかりとネイティブスピーカーに教えてもらって基礎固めする事をお勧めします。

英語を話す・聞く環境に身を置くことは必須

英語ペラペラになるためには、話して聞くトレーニングが必要ですが、その内容として、

・実際に外国人と話す
・自分ひとりで話す
・英語の教材、テレビ映像等で聞く
・動画閲覧サイトで聞く

などがあります。英語が話される国に行かないでも英語ペラペラにはなれる、とは言いましたが、全く話さずに聞かずに上達することはありません。ひと月に何度かは、外国人と話す機会を作ることが必要となります。

留学した多くの人がペラペラになって帰って来る理由は、英語を聞き、話す環境に身を置いたからです。英語を聞いて、話す環境に身を置かないと上達は難しいので、月曜日から日曜日まで毎日少しで良いから、話して聞く環境を作って下さい。それが出来ない時があれば、読み書きに費やす時間であっても良いと思います。外で外国人と英語を話す環境に身を置く機会を頻繁に作れない方は、自宅でその時間を作る必要があります。

現代は、youtubeなどの動画閲覧サイトがあり、希望のキーワードで様々なジャンルの英語・英会話に関する学習をすることが出来ます。一時停止して復唱したり巻き戻したりしてもう一度聞いたり、スムーズに学習できます。ここ数年では、聞き流すだけの教材などで英語耳が出来る、ということを度々耳にします。もちろん聞かないよりは良いですが、なるべく耳で聞くのと同時にその文章を読んで欲しいです。どのような文章、フレーズ、単語が、どう発音されているを確認することで言い回しのバリエーションが蓄積されてきます。覚えたいフレーズがあれば、そのフレーズを紙に書くとより記憶に残り自分の物になっていきます。



独学で勉強を進めるにも会話の練習は必ず取り入れること

「独学」と言っても、英会話は相手がいて成り立つ訳ですから、留学しないで英会話をマスターするには会話の練習は必須です。野球を独学で学ぶ、という人もおそらくキャッチボールくらいはするでしょう。英会話の独学も同じで、「会話のキャッチボール」が練習メニューに入って来なくてはいけない訳です。

独学での勉強法を極める、という動きの中で、留学しない、英会話スクールに通わない、ということが挙げられます。もちろん留学はしませんが、英会話スクールも「通う」ということはしないで、今流行りの、

オンライン英会話

を存分に利用して、会話練習を極めて行くことが出来ます。しかもスクールに通うよりだいぶ格安になって来ています。多くのオンライン英会話講座がありますので、自分に合ったコースを一度体験してみても良いでしょう。

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