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  • 英会話、外国語会話の上達にNHKテレビ・ラジオ語学講座をおすすめする10の理由

    英会話、外国語会話の上達にNHKテレビ・ラジオ語学講座をおすすめする10の理由

    英語をはじめさまざまな外国語、どれを取ってもマスターするのはなかなか大変です。王道は留学やスクール、日本にいても語学スクールに通ったり家庭教師をつけたり、手段はあります。しかし、そんな時間もお金も確保できない、という人は多いです。

    NHKのテレビ・ラジオ語学講座は、格安で、手軽で、短期間で上達できる非常に優れた語学学習ツールです。この記事では、NHKのテレビ・ラジオ語学講座の優れていること、会話の上達に大変おすすめ、ということについて解説します。

    NHK語学講座が優れている10の理由

    ほとんどの外国語学習者が、NHK語学番組を知っています。英会話スクールや流行りの教材で学ぶことはあってもNHKの語学講座を利用していない、という人におすすめです。その10の理由を以下に挙げます。

    テキスト+ラジオ/テレビで学習効果up

    NHK語学講座にはテキストがあります。そのテキストだけでも十分に勉強出来るような構成になっています。
    しかし、せっかくテレビとラジオの番組も用意されていますから、テレビを観ながら、またはラジオを聴きながらの学習がおすすめです。

    テレビまたはラジオと、テキストを併用することで、目と耳の両方から情報を得ることが出来ます。学習効果はより高まります。

    テキストの情報量がもちろん多いです。本編の内容からワンポイントアドバイス、コーヒーブレイク的なプチ情報まで網羅されていて、読破すればかなりの物知りになれます。しかし能動的にその中身の情報を取りにいかないといけませんから、結構大変です。
    その点、テレビは見ているだけ、ラジオは聴いているだけ、で学習できるように作られていますから、テキストがなくてもリスニングや会話の流れを学べます。

    テキストにある外国語の文を見ながらの、テレビ・ラジオからのリスニングで、学習効果は上がります。

    テキストは良質です。会話、解説、表現集、文法、語学情報、コラムといった総合的な情報がバランスよく載ったテキストはなかなかありません。かさばらないので、通勤通学時の持ち運びにも便利です。電車内で読むのにも向いています。1カ月で十分な読破できるボリュームが嬉しいです。

    基礎を丁寧に解説

    NHK語学講座は、テレビ語学講座とラジオ語学講座いずれもその言語の基礎をアルファベットから丁寧に解説しています。
    アルファベット、単語、発音、表現など、自ら開拓しなくても、その言語の基礎を固めるために必要な情報がコンパクトにまとめられています。

    基本的な文法の解説もあり、番組内でもポイントを取り上げています。テキストではより丁寧な解説により、会話に必要な最低限の文法を理解することができます。




    体系的に学べる

    文法だけ、とかリスニングだけではなく、その言語の習得に必要な要素をバランスよく、体系的に学べます。
    英語に関しては、基礎、応用、上級、ビジネスなど複数のカテゴリーに分かれています。順番にすべて利用すれば、英語の知識にほとんど漏れのない学習ができます。それぞれの講座の中にほ、単語、文法、会話、慣用表現といった要素がまんべんなく含まれているので、偏りのない学習を期待できます。

    フランス語や中国語、ドイツ語といった第2外国語は、講座数はテレビ・ラジオ共に基本的には1講座しかありません。
    第2外国語講座でも、英語と同じく体系的に学べます。

    テレビ番組は、週1回(+再放送)の放送です。番組の終わりの5分くらいで、以下のような上級者向けコンテンツが流れます。

    • ビジネスインフォメーションを現地語で
    • その国のプロの職人の密着取材
    • 料理をその国の言語で解説しながら作る
    • 現地レポートと街中でのインタビュー
    • エンターテイメント情報をその国の言語で

    学習者が聞いて勉強になるよう編集して作り込まれた映像なので、無駄がなく短い時間でネイティブスピーカーのナチュラルスピードを体感できます。

    ラジオ番組は、平日毎日放映されます。たとえば、月曜日から木曜日は基礎編、金曜日は上級編といった構成で、曜日によりレベル分けされていることが多いです。基礎から上級までカバーされていて、自由に選べる使いやすさがあります。

    その道のプロが講師

    講座の講師は、その言語のプロが担当します。主に以下のような人たちです。

    • 大学の語学教授
    • 語学一筋の教育者
    • 同時通訳の第一人者
    • ネイティブスピーカーのタレント

    ほとんどの講座の講師が大学教授です。「ちょっと語学が得意な人」に教わるのとは違ってプロの講義です。トレンドに乗った話題や会話での注意点などを丁寧に解説してくれます。
    その先生の大学の講義を受講したのと同じ、といっても過言ではありません。




    ネイティブスピーカーのトークが聞ける

    番組には、ネイティブスピーカーも出演します。単にしゃべるのではなく、しっかり計算されています。ネイティブスピーカーの出演によるメリットは、

    • 学習する表現のネイティブな発音を聞ける
    • 日本人講師との会話の掛け合いを聞ける
    • ネイティブの自然な語りに慣れることができる
    • 日本のその国と違いを聞ける

    日本人講師から聞いても同じ、と思えることもありますが、ネイティブスピーカーからその言語で聞くほうが臨場感があります。日本語で聞いても語学の勉強にはなりません。
    たとえば、英語の講座での、講師とネイティブ出演者のやりとりはこんな感じです。
    日本人講師「こういう言い方もするんですね。日本ではあまりこういう言い方はしませんから、その国の文化や社会の影響があるのかもしれません。ちょっときいてみましょう。We don’t say this way in this situation. Why do you say it in your country?」
    ネイティブ出演者「Oh, it’s a usually way in our society, because…」
    リスニングしながら、その国のことも聞けるので中身の濃い学習になります。

    会話形式が多い ⇒会話練習向き

    どの外国語講座も基本的に会話形式のコンテンツです。
    その言語の文法的な解説、表現の紹介も、ほとんどが自然な会話の中にあるものです。会話向けとしてプロが作った、凝縮された構成で、覚えて無駄がない内容に仕上がっています。効率の高い学習が期待できます。

    英語も第2外国語も、読めるようになりたい、メールを書けるようになりたい、という人より、会話を出来るようになりたい、という人のほうが多いのではないでしょうか? 「会話に強くなりたい、でも語学学校に通うお金も時間もない」という人には、NHK語学講座は、うってつけです。会話に必要な要素が揃っています。足りないのは、受講者が話したことへのレスポンスが無いくらいでしょうか。

    留学しないで独学で英会話をマスターするための勉強法

    英語のビジネス編やテーマ系の講座、第2外国語の上級編になると、会話用に作られたスキットではなく、本物の会話から抜粋した、生のやりとりを扱うことが多いです。文化人やアーティスト、といった著名人の語りで、少し癖のあるアクセントのときもあり、まさに実践的なリスニングの練習になります。
    私たちが受講する前提で適切な会話が紹介されているため、学習効率は高いです。

    世の中には、以下の語学教材があります。

    • 無料学習Webサイト
    • 「1カ月でペラペラ」と謳う教材
    • 本屋にある会話向け書籍

    会話の上達を考えたら、上記でNHK語学講座にかなう品質を兼ね揃えているものはないと考えます。
    講師の質や人数、ネイティブスピーカーの出演の多さ、アイデアの数々、レベルと種類を幅広く網羅したコンテンツ、各国の情報の多さ、と挙げたらきりがないくらい、NHK語学講座のクオリティーは、ほかと比べて桁違いに高いといえます。




    その言語の国の旬な情報が聞ける

    どの言語の講座にも、その国の旬な情報が盛り込まれています。
    自分からインターネットに情報を取りにいく必要はありません。インターネットでもたくさんの情報を入手できますが、情報の取捨選択は大変です。NHK語学講座で紹介される情報は、その言語の学習者に役立つものがほとんどです。その言語を話す上で助けになる情報、知っていると会話が楽しくなる情報です。
    プロの講師や制作陣が監修した内容なので信憑性が高く、ポイントも絞られています。その上、リポート内容の後、解説やコメントも講師によって添えられますので、効率の良い情報収集になります。

    インターネット限定での情報提供でそこまで手の込んだ作り込みをすることは予算的にも困難といえます。体系的に仕上がった教材でも、大量生産となりますから、情報は一般的なものや、やや古い情報がほとんどです。

    1カ月ごとに発売されるNHKの教材は、鮮度はインターネットには少し劣りますが、情報の新しさの度合いは十分です。総合力という点でも、インターネットやほかの教材とはかけ離れて優れています。

    楽しい講義内容

    講義は、楽しい内容に仕上がっています。楽しいだけでなく、飽きさせないような工夫が多く取り入れられています。
    NHK語学講座の楽しさや工夫は、以下のようなものです。

    • 会話スキットは普通の会話だけでなく、物語や空想、少し飛躍した内容もある
    • ひとつの項目をひたすら解説するのではなく、次から次へスピーディーに展開する
    • この重要ポイントをもう一度見たい聞きたい、というときにちゃんとリピートしてくれる
    • 講師とネイティブ出演者の会話の生の会話やりとりがある
    • 講師のワンポイントアドバイスからフリートークまで、メリハリがある

    講師の色を少し出して、その言語でのジョークやだじゃれを言って楽しませてくれる講座もあります。

    テレビの講座では、映像の利点を生かして、「単語+そのイラスト」のような解説や、現地の本職の俳優さんを起用した会話やりとりの映像が見ものです。
    スタジオの出演者についても工夫があります。2000年代くらいまでは無名のタレントが務めていることが多かったですが、最近では有名なタレントも起用され、バラエティ色があって飽きない作りになっている講座もあります。

    勉強、というより、楽しく長く続けられるようにしっかり構成された作りになっています。




    ちょうどいい、1講座あたり半年で学べる

    1講座、半年で完結します。この短さにより受講しやすいものになっています。
    何年も同じ講座を受講し続けるのは集中力も続かすマンネリ化します。半年という長さは実際に受講してみると、言語の基礎的な要素をまんべんなく網羅するのにちょうどいい長さです。

    大学の講義はひとコマ半年、週1回90分。NHK語学講座も、ラジオ講座なら1週間あたりおよそ90分で大学の講義のボリュームとほぼ同じです。
    大学の講義のようにその言語を学問として学ぶわけではなく、会話中心の内容ですから、半年でも会話の上達には十分です。

    だいたい4月と10月が開講です。さあ受講してみよう、と思ったときに中途半端な時期であれば、とりあえず、テレビなら観るだけ、ラジオなら聴くだけにします。観て聴きながら勉強方法の想定をしておき、開講のタイミングでテキストを買って本格的に学習します。

    たとえば基礎英語1の半年が受講し終わったら、次の半年は基礎英語2、次は3という具合いに半年ごとにステップアップを図れます。速すぎず遅すぎず、着実な上達を期待できます。

    短期間で英語を話せるようになる、学習方法を速攻でポイント解説

    安い、1講座あたり数百円/月

    1講座の学習に使うテキストは、月に一冊です。価格は5百~7百円程度です。半年の講座でテキスト代5千円以内でおさまります。

    NHKの受信料を年間で1万円以上支払っている人が多いでしょう。語学講座を利用しなくても受信料は払うわけですから、その金額は語学講座の受講料とは考えないほうが安さを実感できます。

    低価格といっても書店に買いに行く手間があります。その場合には、定期講読を申し込むと自宅に送られてきますので、おすすめです。

    英会話スクールでは、レッスンで使用するとの名目で一冊8千円のテキストや、会話集5千円、CDやDVD六千円といった高額なグッズを購入する場合が多いです。英会話教育の対価だけで、場所代や人件費などの経費、利益をまかなうのにはこのような売り方をしなければなりません。
    民間の出版社や教育機関も同じです。NHK語学講座のクオリティーを実現させると、数百円でテキストを作るのは難しいでしょう。
    NHKが番組とテキスト共にこれだけ良質なコンテンツを格安で提供できるのは、国民からの徴収あってのことです。せっかく受信料を支払っているなら、利用しないと損ですね。

    英会話マスターに掛かる費用の徹底分析、回収可能

    まとめ

    講座の質の高さ、低価格なテキスト、適切な講座期間、とメリットか多いのが特長のNHKテレビ・ラジオ語学講座。会話のやりとりに重点を置いた内容、ということもあり、英語をはじめ外国語会話の上達に便利な学習ツールとしてご利用ください。
    語学の上達には、留学やスクールが王道ですが、事前に半年~1年、NHK語学講座を受講することで、その中身をより充実させることができるでしょう。
    まずは半年、ぜひがんばってみてください。







  • 短期間で英語を話せるようになる、学習方法を速攻でポイント解説

    短期間で英語を話せるようになる、学習方法を速攻でポイント解説

    英会話を短期間で習得する方法を紹介します。世の中にはたくさんの学習法がありますが、ここではポイントを解説します。
    英語ではなく英会話、すなわち口頭でのコミュニケーションだけを重視した学習法です。ところどころ例を挙げますが、細かい解説は省略します。




    学習書

    会話用の表現や単語をまとめた単語集や学習書などを一冊、読破しましょう。大変ですが、まずは引き出しを増やす、ということです。

    実践する

    覚えた表現を、実際に外国人と話して、使ってみましょう。スポーツと同じで、実践あるのみです。

    単語と会話練習、どちらが先?

    単語や表現の積み上げと、文章で話す練習は、同時進行で進めます。単語の積み上げだけですと、モチベーションが続きません。覚えた単語を使えるようにする目的もあります。

    すぐに調べる

    話そうと思って話せなかった単語や表現は、極力すぐに調べて吸収しましょう。時間が経つと忘れますし、その瞬間のインパクトがないと覚えられません。

    外国人と飲みに行く

    外国人(できれば英語ネイティブ話者)を誘って飲みに行き、長い時間の会話のキャッチボールに慣れ、生きた英語表現をたくさん知りましょう。
    例えば、「この店にお酒はありますか」と訊きたい時に、「Is there any liquors ~」と言うと、不自然です。「Do you have」「Do you deal in」などと表現する方が自然です。「There is」は、聞き手に情報を与えるような言い方をするときに使います。このような表現の使い分けのためには、単語帳や表現集を読んで吸収するだけだと印象に残りません。会話のなかで場数を踏んで身に付けていくほうが効果的です。




    簡単な単語を使って話す

    難しい単語は使わないで、難しい内容を簡単な単語だけで表現します。
    例えば、「実業家」と言いたいときに、
    Entrepreneur
    とは言わないで、
    business persons who run own company
    とか、
    own company cotrol business man
    などと言います。
    英語ネイティブでない人と話す場合は、特にそうしたほうが伝わります。
    英語ネイティブと話すとき、マイナーな単語を使ってしまうと、同じレベルのマイナー単語を頻発され、理解できず、会話がスムーズに進まなくなることがあります。

    長い文を話さない

    なるべく端的に言うことで、話しやすく、相手も聴きやすい英語にします。
    「私たちの部門で昨年実施したのと同じて、今年もそっちの部門でプロジェクト開始前コストダウン計画の提案をしないのですか」と言いたい場合、
    「君たちもコストダウン企画やらないの。プロジェクト前に。」
    というように簡潔に言い、そこから会話のキャッチボールを始めていくとコミュニケーションが円滑に進みます。

    相手のレベルに合わせる

    相手の英語レベルにあわせて、単語の難易度やスピードをコントロールします。
    やたらと過去形を使わなくてよいときもあります。文の頭とか最後にyesterday、tomorrowなどと付け加えれば十分に伝わるということです。
    「I thought」と言うと、相手のレベルによっては伝わらない時があり、「Yesterday I think」と言ったほうが伝わります。しかし、正しい英語で話すことが大切ですので、あまり堂々とはおすすめできません。正しい英語を話すことを目指す場合には、文法のバイブルを、一冊持っておくと良いかもしれません




    時制は限定的で十分

    知っておくとよいのですが、英語の時制表現は、12パターンあります。しかし、実際に会話の中では、慣れるまでは3つだけで十分です。
    現在形 I do it
    過去形 I did it
    未来形 I will do it
    少し慣れてきたら、
    現在進行形 I’m doing
    (今、まさに進行中)
    現在完了形 I’ve done it
    (これまでずっとやって来て、今まさに仕上げた状態)
    も入れるとニュアンスが細かく伝わります。相手が分かる程度に、自分に無理のない程度に取り入れていくとよいでしょう。

    NHKの語学講座はおすすめ

    さまざまな英語学習教材がありますが、NHKの語学講座は、テレビ、ラジオともに優れた教材です。英語表現だけでなく、会話のテクニックや時流に乗った情報を提供してくれます。
    さまざまなレベルがありますので、自分のレベルに合わせて、利用してみましょう。会話向けのコースだとより良いです。できればテキストを買ったほうが効果的ですが、番組を見聞きするだけでもOKです。

    動画サイトの利用

    Youtubeをはじめとする動画サイトや無料e-Learningなどで、英語に耳を慣らすことも、今の時代は可能です。辞書を調べたり、リスニングのDVDなどを購入しなくても効率的に学べます。短い時間での習得を期待できます。




    まとめ

    上達するには、たくさんの手法がありますが、これらの学習方法を1年ちょっとコツコツ続けるだけで、大抵の会話はできるようになります。2年も経過すれば、簡単な通訳をはじめ、かなり難しい抽象的なことも話せるようになります。

    当サイトには、英会話を習得するためのもっと細かい手法について解説するページもあります。本格的に学習方法を知りたい方は、参照してみてください。

    留学しないで独学で英会話をマスターするための勉強法







  • 英会話をマスターしよう ~英語ペラペラになる方法を解説~

    英会話をマスターしよう ~英語ペラペラになる方法を解説~

    外国語を話せたらいいな、と思うことがよくあります。中国語、フランス語、ドイツ語、色々外国語はありますが、日本人にはまずやっぱり英語です。街なかで、英語をペラペラ話している日本人を見るととても羨ましくなります。どのようにペラペラになったのでしょうか?
    このページでは英会話をマスターするための方法を解説します。

    英語ペラペラになるためには?

    日本人にとって、英語は文法的にも難しく感じる部類の言語であり、英語を流暢に話す日本人は少ない印象です。日本人が英会話をマスターするためには、外国人と結婚するなどの特段の事情がなければ、方法がふたつあります。
    語学留学
    がんばって日本でお勉強する
    です。日本人でペラペラでネイティブの人みたい、という人だったらおそらく語学留学している可能性が高いでしょう。海外赴任というのもありますが、英語習得の観点では海外留学の部類に入るでしょうか。

    海外赴任は目的が語学の習得ではなく、あくまで任務(自分の仕事)を遂行することです。もちろん海外赴任によって英語力が飛躍的に上達する人もいます。英語を徹底的にマスターしよう、という意気込みでなければ、現地人との最低限のコミュニケーションが取れる程度の英語力に留まる、という人もいるくらいです。
    さて、語学留学と独学での英会話学習ではどちらが良いのでしょうか?

    語学留学で英語ペラペラにする

    英会話をマスターするために本当は語学留学がしたい、と思う方は多いと思います。語学留学をするためには、
    時間
    お金
    の両方が必要だという認識が強いです。
    確かに数日留学しても、実力が安定しないまま帰って来てしまいますし、そんな留学プランは稀です。

    しかし、4週間確保できれば語学留学は出来ます。夏季休暇にリフレッシュ休暇を付けたり有給休暇を付けたりして、1ヶ月の期間を確保することは、自分の職場との調整次第で可能な人もいることと思います。

    学生の場合は、長い夏休みを利用して行くことは容易です。お金の問題だけです。掛かる費用についても、今は価格をかなり抑えた留学プランも増えてきています。留学の王道はやはりアメリカ、または英語は英国で、イギリスという選択肢もあります。

    アメリカへの語学留学は、授業料、住居費、生活費などとにかく費用が掛かるのが現状です。イギリスも同様です。

    授業料と滞在費
    アメリカ :   210万円~300万円
    カナダ :    160万円~250万円
    イギリス:    190万円~310万円
    オーストラリア: 170万円~280万円
    NZランド:    160万円~230万円
    引用元: https://www.ryugaku.co.jp/cost/

    上記は留学ジャーナルで記載されている大まかな費用で、留学期間4ヶ月の前提です。

    食費、往復航空券、留学保険、ビザ申請といった諸手続きなどの準備費用は更に別途掛かって来ます。

    筆者自身アメリカ留学の経験はありませんが、周りの友人知人達は口を揃えて「楽しかったがお金は掛かった。これまで数年で貯金したお金のほとんどをつぎ込んだ」と言います。

    最近は、上記のアメリカやオーストラリアなどの英語母国語の国々とは違い、フィリピンのような、「英語を外国語としているがかなり英語レベルの高い国」への留学も流行ってきています。

    費用は、上記の英語母国語の国々と比較して格段に安価で短期間でも渡航可能となっています。



    がんばって日本でお勉強して英語ペラペラにする

    ほとんどの方がたとえ1週間すら留学に掛ける時間を捻出することは難しいのではないかと思います。

    思い切って短期集中で海外に行ってしまえば良いのですが、日々の暮らしの中でやることは英会話の習得だけではありません。資格習得の勉強や、親戚や友人と会ったり、家具を新調したり、建具を直したり、車検の対応をしたり、、。

    留学しなくても、がんばって日本で勉強するだけでも英会話はかなりのレベルまで上達することが出来ます。職場で「英語ペラペラ」で有名になるほどの上達が可能です。

    学習と、実践の会話を繰り返す
    スピーキングのコツを覚える
    リスニングのコツを覚える
    前置詞を使いこなす
    英会話スクールを使いこなす
    外国人の友人を作る
    テレビラジオ講座を活用する

    など、英会話を上達するためのポイントを一つひとつ地道にこなす泥臭さに気を配ることが必要になります。留学した場合のように英語による生活に浸ることが出来ない分、それを補てんするアクションが不可欠です。テキトーにCDを聞き流したり、英会話スクールにとりあえず通ってみたり、、というだけでは英会話マスターは難しい、と言わざるを得ません。

    短期間で英会話をマスターし、英語を自分の得意分野にすることは、やりくり次第で可能となりますので、その詳細を解説していくことにします。よくいわれる、聞き流すだけでマスターみたいな裏技ではなくて、わりと正攻法での英会話マスター手法を目的とした学習法で達成します。

    留学しないで2年で英会話をマスターする勉強法

    筆者は英会話を留学しないでおよそ2年程度でマスターしましたが、留学はしたことがなく、英語圏の国に行ったことすらありません。英語圏への海外赴任者の誰よりも英会話を得意とするに至った、留学しないで英会話をマスターする手法をご紹介します。

    先ほども書きましたが決して近道などなく、地道に取り組む必要のある学習法ですので、何も考えないでただ何となくでは、とても難しいです。

    留学をしないでズバ抜けて英会話上達、という目標に向かって取り組んで行きましょう!






  • 英会話の上達のために必要なことは?英会話スクールのレッスンを継続受講して英語力アップ!

    英会話の上達のために必要なことは?英会話スクールのレッスンを継続受講して英語力アップ!

    英語をしゃべりたくて一生懸命勉強を続けているのに、英会話がなかなか上達しない、という方は多いと思います。留学をしないで英会話力を着実に上達させるためには、英会話スクールに通うことが、上達の近道です。しかし、ただ通うだけで上手になることは難しく、ある程度長い期間、継続して通い続けることが大変重要です。

    英会話上達には英会話レッスンフル出場が必須

    英会話上達のためには、

    英単語をひとつひとつ覚える
    イヤホンでリスニング教材を聴く
    表現のバリエーションを増やす勉強をする
    英会話スクールレッスンを受講する
    会話の中で必要な文法を理解する

    といった様々な事に取り組まなくてはなりませんが、とにかく継続しないと英会話力は身に付きません。

    英会話を着実に上達するための最も重要な事は、

    英会話スクールレッスンを休まず受講する

    ことです。英会話レッスンを休まずに受講することは、定期的に英語を聴き、話すことになります。英会話レッスンの中には、単語も、リスニングもスピーキングも文法も全て盛り込まれます。もしリスニングの学習をおろそかにしても、英会話レッスンの中では先生が英語をしゃべりますから、聴く練習をそこで出来るという訳です。極端に言えば、単語学習も文法もスピーキングも、わざわざ自分から勉強しなくても英会話スクールに行けば教えてくれるのです。

    実際には、自分でたくさん勉強してその成果を発揮する場として英会話スクールを利用する、ということにしたほうが上達は早いですから、自主的なお勉強も欠かさないほうが良いのは言うまでもありません。

    先生の話すことの何が理解出来なくて、自分が話そうとした時に何が話せなかったのか、実際に外国人と会話しないと、自分の弱い部分も見えて来ません。自分の弱点が分かれば学習するべきポイントも見えて来て効率的に自宅学習が出来ます。

    英会話スクールを休まず受講することが自分の英会話の上達の鍵であることをまずご理解下さい。



    授業は振替制を活用する

    英会話は実際に面と向かって相手の表情や雰囲気を感じながら実践で鍛えるということが基本とされて来ましたが、これもあくまで休まず出席出来た場合にて効果的です。

    英会話スクールはフル出場、と先ほどから話していますが、このフル出場することが最も難しいのです。特に毎日仕事をしている人の場合、レッスンの予約を入れたとしても残業が入ってしまったり、出席重要度の高い飲み会が急に設定されたり、先輩に呼び出されたり、、。このように、

    定期的に英会話スクールに通うことの難しさ

    を感じていませんか?

    筆者は他のページで、「英会話スクールは基本的にどこに通ってもOKで、それなりに上達する」というようなことも書いているのですが、あくまで「レッスンに出席する、休まず出席する」ことが前提なのです。英会話学校に入校したことで、ひとつステップを踏んで上達した気になっている場合ではありません。

    振り替えOKというシステムを取っている英会話スクールは多いので、ぜひ受講日の急な変更が出来るスクールをお選びください。

    プライべートで外国人の知人に喫茶店で英会話を学ぶ、という受講スタイルを取っている場合、急なキャンセルは、その講師との関係を悪化させてしまうことがあります。 講師はその時間のために自分のスケジュールを空けていたのですから。

    英会話スクールで振り替えが出来た場合でも、その振り替え先の時間に合わない、という悲惨な事態に陥ることも、結構あります。

    はっきり言って手間も掛かるし、お金ももったいないですね~
    英語が上達することにお金と時間が費やされるはずだったのに…

    英会話スクールのフル出場を実現するにはオンライン英会話も有効!

    英会話スクールのフル出席を実現させるために、最近では、

    いつでも好きな時にマンツーマン英会話を受講できるオンライン英会話

    という非常に便利なものがあります。

    ・PC
    ・タブレット端末
    ・スマホ

    で受講出来てしまうという驚きの便利さで、忙しいサラリーマンには強い味方です。

    ・24時間365日いつでもどこでも受講OK
    ・月謝制であること
    ・格安

    などのメリットが売りとなっています。英会話スクールのフル出場を実現させるためには、このいつでも予約して受講できる、ということが最大のメリットとなります。ついでに格安というオマケもついてきます。

    講師については、様々な国籍の方を選べるようですが、格安の授業料の場合、フィリピン人講師が多いです。英会話スクールを受講する人の中ではこういう人もいると思います。

    やはり英会話講師はネイティブスピーカーが良い?

    筆者の考えでは、YESでもNOでもありません。ケースバイケースといったところでしょうか? 少なくとも英会話スクールで英語を学ばなくてはならない人はどちらから学んでも問題ないと思います。

    フィリピン人の英語力は非常にネイティブに近いです。

    筆者は仕事でフィリピン人と話す機会が多い時期がありましたが、実際にフィリピンに行ったときにも、ホワイトカラーの人から現場作業員、スーパーの店員に至るまで、皆が英語を流暢に話します。こちらがかなりの単語量とスピードで話し掛けても全て理解して的確な英語で返して来ます。中国、韓国、ベトナムやタイ人など他のアジア諸国の人と比較しても抜き出ているという印象です。フィリピンはアジアでは珍しく英語が公用語にもなっている国です。そんなフィリピン人で英語を教えることを仕事にしているくらいの人であれば、英語を学びたい日本人には十分と言えるでしょう。

    追加料金を支払うことでアメリカ、イギリスなどのネイティブスピーカーの講師に学ぶことも出来る学校は多いようです。レッスン費用が安過ぎると、ありがたみがなくダレてしまう、などの理由を付けて少しレッスン費用を多めに払って気を引き締める意味でネイティブスピーカープランを選ぶ、という考えも良い知れないですね。会話のレッスンの中で、英語を母国語とする国での文化や情勢などを聞きたい場合には、やはり講師としてネイティブスピーカーを選ぶことも良いかも知れません。

    英会話レッスンを継続する大きなメリット

    オンライン英会話は、格安ですので、スクールに通うよりも金銭的に長期で継続することが可能です。週イチまたは2回、3回など自分で自由に設定可能です。

    単純に言えば、週イチで設定するより週3回に設定すると、英会話マスターまでの期間が3分の1にまで短縮すると言ってもいいくらいです。もちろん英会話スクール(オンライン英会話)の出席だけが英会話学習の全てではなく、単語の積み上げやリスニングの練習といった学習あっての英会話レッスンです。しかし、多忙につきその独学をおろそかにしてしまっても英会話レッスンに身を置き繋いでおけば、確実に英会話スキルは上達します。

    あくまで授業ですから、確かに「受け身」的な学習になってしまうのは確かです。しかし英会話レッスンでは講師の方が、受講生に多くのスピーキングを要求してきます。嫌でもそのレッスンの中で英語での会話をすることになります。レッスンを継続さえすれば、英会話の練習だけは講師が導いてくれます。

    筆者も仕事多忙につき自宅学習が出来ずにいた時期がありましたが、とにかく英会話レッスンの出席だけはなんとか死守したことで英会話の上達をキープすることが出来ました。

    そのレッスンを予約する手間だけは惜しまず、継続下さい。受け身でも必ず上達が見込めることが、英会話レッスンを受講する最大のメリットになります。自主的な学習は、ひょっとしたら無駄な学習をしているだけかも知れない時もありますが、英会話のレッスンの時間は確実にスキルアップに費やされています。

    英会話レッスンを継続するための手段としてオンライン英会話は、非常に有効なツールですので一度お試し下さい。