カテゴリー: 留学なしでの独学英会話勉強法

独学で英会話をマスターするための勉強法が分からない、海外語学留学しないで短期間で英話ペラペラになりたい、という方に必見の情報がたくさん得られます。

  • 英会話独学マスターまでの具体的な勉強法、学習プランの組み立て方

    英会話独学マスターまでの具体的な勉強法、学習プランの組み立て方

    英会話を2年でマスターするための勉強内容はシンプル

    海外留学しないで独学での英会話お勉強を決心したところで、どのような学習の日々を送ることになるのか、どのように取り組んでいけばよいか、ということを不安に思っている人は多いと思います。

    筆者が学習していた頃の、ある1週間の例を挙げます。

    月曜日~水曜日
    ・通退勤時間にイヤホンで英語を聴く 20分x2=40分
    ・英会話教材を利用した総合的な学習 30分
    木曜日
    ・英会話実践 60分
    金曜日
    ・通退勤時間にイヤホンで英語を聴く 60分
    土曜日
    ・英会話教材を利用した総合的な学習 60分
    ・自分が日頃気になっている単語を調べる 10分
    日曜日
    ・英会話教材を利用した総合的な学習 60分



    自分の初期の英語レベルや勉強した内容の吸収具合にも依りますが、もし上記のような1週間のスケジュールで勉強を毎日こなすことが出来れば、半年後くらいには、簡単な日常会話の内容なら正しく聴けて、話せるようになってきます。

    筆者の1週間の勉強の中には、「英会話教材を利用した総合的な学習」が多く含まれていますが、学習のベースには、この

    総合的に学べる英会話教材

    を利用します。独自に各ジャンル(単語、文法、リスニングなど)を進めると、気付かないうちに、習得内容のムラが出て来てしまいます。例えば、単語だけ積み上げ過ぎて文法が全く身に付いていない、などの学習のムラです。英会話を自宅で総合的に学べる教材であれば、英会話に必要な項目がだいたい網羅されています。次の項目で詳しく書きます。

    英会話の実践による学習も適度に組み入れて、

    ・自分が学んだ英語を発揮する
    ・自分が話した英語の間違いを指摘してもらう
    ・ネイティブスピーカーが話す英語を吸収する

    という事を繰り返す機会を、英会話学習の初期から始めることをオススメします。勉強だけだと、どうしても飽きて長続きしなくなるからです。英会話実践において英会話スクールも様々な所がありますが、

    ・マンツーマンレッスン
    ・グループレッスン
    ・オンライン英会話(基本はマンツーマン)

    など自分に合う長続きするスクールを選んで下さい。最近では、オンライン英会話は忙しいサラリーマンにとってとても都合の良いツールとして人気です。

    自分に合った英会話教材を見つけましょう

    上の英会話の勉強1週間の例には、通勤時間にイヤホンで英語を聴く項目がありますが、ここは特に何を聴くことが重要ということはありません。自分に合った内容で長続きする物であれば良いと思います。ある程度「学習を継続させる努力」も必要です。いくつか例を挙げます。

    ・日常会話のやり取りを収録したもの
    ・ビジネスの場での英会話のやり取りを収録したもの
    ・単語を強化する内容
    ・旅行で役立つ会話

    などなど。英語での会話のやり取りの後に日本語訳での会話が収録さていて対比出来るような作りの内容も多くあります。リスニングにある程度慣れるまでは、どのような日本語での内容がどのような英語で話されるか掴むために、日本語訳も一緒に収録されている教材がお勧めです。最近流行りの「聞き流すタイプ英語教材」もこのような通勤通学でのイヤホンでの学習には大変向いていると言えます。

    語彙(ごい)、リスニング、スピーキングなど総合的に学べるDVD、CD、録画した映像、youtubeなどは、一時停止して自分で発声しながら勉強すると効果的なので、自宅学習のほうに利用するほうが良いです。

    よってイヤホンで聴く学習はリスニングに重点を置くと良いでしょう。

    筆者はNHKテレビ語学講座・ラジオ語学講座もに好きで利用していました。世の中には様々な教材が溢れていますから、自分に合った教材を見つけ、それを通勤や通学時間にも有効利用できるよう組み入れて下さい。

    仕事や学業が忙しい方がほとんどだと思いますが、出来れば常に英語のことを考えて、「これは英語で何と言うのだろう??」と思ったらすぐにスマホで英単語の意味を調べたり、独特な言い回しにハッと思ったらすぐに調べるといった、気合いが必要です。

    調べたこと全てが記憶として定着する訳ではありませんが、やがてその表現や単語をもう一度調べる機会が訪れます。「前に一度調べた!」と記憶もよみがえり徐々に自分の物として定着して行くでしょう。英語に浸っている時間、一つでも多くの表現や英単語の知識を積み上げて行っているその瞬間が大切です。



    外国人と話すことが究極の勉強法

    この1週間のスケジュールの中に実は書いていないことがあります。「プライベートで外国人と会う機会を作る」という項目を早い段階で組み入れる必要があります。英会話スクールやオンライン英会話での先生との会話には時間や内容に限界がありますので、この「プライベートでの外国人との会話」を取り入れる事が英会話マスターまでの近道となります。
    外国人の友人・知人を作ることは英会話マスターへの貴重な近道

    ランチでも飲みに行っても、一緒にスポーツや音楽をしても良いです。ほんの数時間とか数十分でも良いと思います。本当は早い段階からこの時間を取り入れたいところですが、なかなか難しいと思いますので、ネイティブスピーカーとの会話がそれなりに成り立つようになって来たら、ぜひトライしてみて下さい。




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  • 英会話を独学でマスターする方法は、勉強して英会話で実践する

    英会話を独学でマスターする方法は、勉強して英会話で実践する

    英会話を留学せずに独学でマスターするためには、自主学習と英会話の実践を繰り返すことが重要です。実際にどのような学習と、どのような実践で進めるのか解説します。


    地道な勉強と英会話実践の繰り返しが着実な上達につながる

    留学しないで英会話を独学でマスターするための勉強法を簡潔にいうと、自分でまず勉強して、実際に英語で会話をするです。ありきたりですが、これを繰り返します。英語学習者の中には、文法が苦手、英単語をあまり知らない、イディオム多すぎて嫌、といった人が多いでしょう。しかしここを押さえれば、会話のテクニックは徐々に上達していきます。英会話の勉強を続けて行くと、次から次へと単語やフレーズが出てくるので、それらを1つひとつ吸収していくことで、自然に文法や単語が身についてきます。

    ちなみに英単語をほとんど知らないからといって、英単語だけをひたすら積み上げるような誤ったスタートを切らないようにご注意ください。
    英単語を覚え続けるだけの作業は、決して楽しいものではありません。嫌になってしまうことでしょう。※単語の積み上げが不要という訳ではありません。バランスが必要ですから、

    ・文法
    ・フレーズ
    ・単語
    ・慣用表現
    ・聞く練習
    ・話す練習

    など、まんべんなく勉強することが必要です。

    上に挙げたような、表現や聞く練習などを独学で学び、その成果を確認するべく実際に外国人と英語で会話をするのです。その会話の相手は、ネイティブスピーカー(英語が母国語である人、アメリカ人、イギリス人など)が望ましいですが、外国語として英語を話す人(ドイツ人、中国人など)や、英語が上手な日本人でも良いと思います。実際に会話をすることで、

    自分が英語を話せるのか
    相手が何を言っているか理解できるか
    理解はできるが話せない
    どう話したら良いか

    など色々気付くことが出来ます。その結果、自分の不足している部分を穴埋めをして次の機会に臨む、という繰り返しにより徐々に会話が成り立って行くことを感じられるでしょう。



    英語母国語の人と会話して正しく基礎固めしましょう

    現代はITの進化により、分からない単語をすぐに調べられる便利な時代です。分厚い英語の辞書を見た方は多いと思いますが、あの英語の辞書の英単語を全て覚える必要があるでしょうか? もちろんそんな必要はありません。日常会話に必要な英単語数は、様々な意見もありますが、中学や高校で習う2,000語程度で十分だと言われています。

    英会話の上達のステップは、

    ・インプット(自分で勉強)
    ・アウトプット(実際に会話する)

    の2つだと既に話しました。インプットとは、

    ・自分で購入した総合学習セットで勉強する
    ・様々なWEBサイトを利用して学習する
    ・リスニングの教材を聞く
    ・自分で声に出して話してみる
    ・NHKのテレビやラジオ語学講座を活用する

    など様々あります。筆者のおすすめの第一弾は、英会話学習に適した一貫して学べる英会話教材セットをまずは最低1種類完結してみることです。なぜなら英会話を構成する、「話す」「聴く」「単語」「文法」などのどれかに偏ったお勉強にならないようにするためです。

    NHKのテレビ・ラジオ語学講座もなかなか優れた教材です。英会話を勉強する上での要素が揃っています。インプット部分は、自分が独学での学習を進めていく上でストレスにならないためにも、自分に合った教材を選んでみて良いと思います。インターネットで様々な英会話学習の動画が挙がっていますので、そこから吸収するのもひとつの勉強方法です。




    アウトプットは、

    ・英語で実際に会話すること

    アメリカ人やイギリス人などネイティブスピーカー、ヨーロッパ人、アジア人全て含みます。ブロークンイングリッシュ(片言でデタラメな英語)にならないよう、ある程度身に付くまでは、なるべく母国語の話者と会話練習することをお勧めします。ヨーロッパ人やアジア人でもかなり英語が上手な人ならOKです。出来れば、週に1回はその機会があると良いです。

    もし知人に外国人がいたとしても、ある程度会話に慣れるまでは、しっかりと賃金が発生する講師という立場の方と会話練習をしてください。友人では、あなたが話す英語に指摘をしてくれないからです。例えば、

    I shop go yesterday. (私 店 行く 昨日。)

    と言ったとします。相手の外国人が単に飲みの席でたまたま知り合った、というシチュエーションの場合、とりあえず意味が伝わりますから、指摘など一切してくれません。「あまり上手じゃないんだな」という印象だけ伝わって終わりです。

    会話講師なら、goは過去形を使うべきだとか、語順が違うなど指摘してくれます。

    ある程度上達を実感するまでは、しっかりとネイティブスピーカーに教えてもらって基礎固めする事をお勧めします。

    英語を話す・聞く環境に身を置くことは必須

    英語ペラペラになるためには、話して聞くトレーニングが必要ですが、その内容として、

    ・実際に外国人と話す
    ・自分ひとりで話す
    ・英語の教材、テレビ映像等で聞く
    ・動画閲覧サイトで聞く

    などがあります。英語が話される国に行かないでも英語ペラペラにはなれる、とは言いましたが、全く話さずに聞かずに上達することはありません。ひと月に何度かは、外国人と話す機会を作ることが必要となります。

    留学した多くの人がペラペラになって帰って来る理由は、英語を聞き、話す環境に身を置いたからです。英語を聞いて、話す環境に身を置かないと上達は難しいので、月曜日から日曜日まで毎日少しで良いから、話して聞く環境を作って下さい。それが出来ない時があれば、読み書きに費やす時間であっても良いと思います。外で外国人と英語を話す環境に身を置く機会を頻繁に作れない方は、自宅でその時間を作る必要があります。

    現代は、youtubeなどの動画閲覧サイトがあり、希望のキーワードで様々なジャンルの英語・英会話に関する学習をすることが出来ます。一時停止して復唱したり巻き戻したりしてもう一度聞いたり、スムーズに学習できます。ここ数年では、聞き流すだけの教材などで英語耳が出来る、ということを度々耳にします。もちろん聞かないよりは良いですが、なるべく耳で聞くのと同時にその文章を読んで欲しいです。どのような文章、フレーズ、単語が、どう発音されているを確認することで言い回しのバリエーションが蓄積されてきます。覚えたいフレーズがあれば、そのフレーズを紙に書くとより記憶に残り自分の物になっていきます。



    独学で勉強を進めるにも会話の練習は必ず取り入れること

    「独学」と言っても、英会話は相手がいて成り立つ訳ですから、留学しないで英会話をマスターするには会話の練習は必須です。野球を独学で学ぶ、という人もおそらくキャッチボールくらいはするでしょう。英会話の独学も同じで、「会話のキャッチボール」が練習メニューに入って来なくてはいけない訳です。

    独学での勉強法を極める、という動きの中で、留学しない、英会話スクールに通わない、ということが挙げられます。もちろん留学はしませんが、英会話スクールも「通う」ということはしないで、今流行りの、

    オンライン英会話

    を存分に利用して、会話練習を極めて行くことが出来ます。しかもスクールに通うよりだいぶ格安になって来ています。多くのオンライン英会話講座がありますので、自分に合ったコースを一度体験してみても良いでしょう。

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  • 留学しないで英会話を独学でマスターするまでのプロセス

    留学しないで英会話を独学でマスターするまでのプロセス

    英会話を2年程度でマスターするにあたり、どのようなプロセスで、どれくらいの期間を掛けて、どれくらいのレベルになっていけば、2年程度でそこそこしゃべれるようになるのでしょうか? 取り組む内容について解説します。


    英会話の効率的マスターへの学習期間は長すぎず短すぎず

    本格的な英会話学習を始める前の本人の英語レベル、そしてその取り組み方によって上達スピードは人それぞれであることは間違いありません。

    しかし「ほとんどしゃべれません」というレベルからある程度会話らしくなっていくまで、半年から1年程度掛かるのが通常です。2年程度で英語ペラペラになる、というイメージは、会話力の基礎をおよそ半年程度で仕上げる。それから、レベルアップを図る期間として1年~1年半くらい掛ける、という具合いです。

    おおまかに、英会話の勉強を始めてからの進み具合は以下のようなイメージでお考えください。

    半年後

    • 基本的な単語や表現を知識として習得
    • 基本的な文章を話して聞き取れる

    1年後

    • 単語や表現内容の知識の強化
    • かんたんであれば、ある程度会話が成り立つ

    1年半後

    • 単語や表現内容の一層の強化(自身の分野の専門用語など)
    • 知らない単語や表現を知っている単語で置き換えて話せる
    • 相手の話す英語を理解できていないことを的確に伝えることができる

    2年後

    • 日頃の会話で使用される単語や表現をほとんど習得
    • 自分の専門領域で英会話ができる
    • 相手の英語レベルに応じて自分の使用単語やスピードをコントロールできる

    どんなにがんばっても英語ペラペラになるためには、このくらいの期間が必要です。

    たった2年程度で自分の専門領域の英会話を本当にマスターできるか、というハードルの高さを感じるかもしれませんが、あまりダラダラと長期化すると燃え尽きて目標がぼやけてしまいます。集中して、短期間での目標を設定します。半年ごとのおおまかなチェックポイントがあったほうが、最終的には自分のイメージするレベルに到達することを確認しやすくなります。

    自分が目指すレベルを設定してみる

    単純に「英会話をマスターしたい」と思っても、どの程度のレベルを目指すか明らかでないと、ゴールの見えない学習だけを続けていくことになってしまいます。具体的に自分が到達するレベルを考えてみるのもいいです。

    人によってさまざまな意見があると思いますが、英語ペラペラのレベルってどの程度でしょうか?
    アメリカの国会で討議し合うレベルまで習得したいと思っている方は少ないでしょう。

    自分がどのくらいまで上手になりたいかによって、目指すレベルによって勉強法も変わってきます。

    「英会話をマスターしたい」と思っている方の多くは、まずは以下のようなレベルに達したいのではないでしょうか?

    • 海外旅行で現地の人達と楽しくおしゃべりしたい
    • 飲み会やイベントで出会った外国人とおしゃべりしたい
    • 仕事で通訳なしで外国人と直接話して効率的に進めたい

    このように、多少あいまいでもいいので目標設定することで、自分がそのレベルに達した瞬間を実感することができます。そして「まだ上を目指せる」「勉強は終わりにしてあとは楽しいことにお金と時間を使おう」「他の外国語の勉強を始めてみよう」などお金や時間、労力の使い方を考えるきっかけにもなります。

    現状かなり低いレベルでも2年間真剣に取り組めばペラペラに到達できる

    筆者が英会話学習を始める前のスピーキングの能力はこんな感じでした。

    • 外国の人に「日本人は納豆という食べ物を好んで食べる」ということを伝える際に、ジャパニーズ イート バッド ビーンズ と言ったがまったく伝わらない
    • 外国の人と肩を組んで写真撮影するシチュエーションで、ドッキング ショルダー と言ったが、まったく理解されない

    またリスニングでは、英語の得意な友人が外国人との会話で「ここには何日滞在するの?」「旅行で来たの?」という類の会話がなされていたそうが、何を話しているのかまったく分からなかった。
    このようなレベルでした。

    筆者は新卒入社と同時期に独学で英会話の勉強を始めました。
    入社2年目の頃には、ドイツ人やイタリア人の学生4人を自宅に3日間ホームステイさせて、すべて英語で生活・観光案内などをしました。特別難しい内容の会話にはなりませんでしたが、自分の国の習慣や学業、仕事などの話を普通にしていました。英会話学習2年が経過し、入社3年目頃には、部長と外国人エンジニアとの間での通訳や技術翻訳もしました。入社4年目には専門分野の学会で英語で発表し質疑応答の対応なども英語で行いました。




    英会話の勉強を本気で取り組んだ場合、最初のレベルが「納豆 = バッド ビーンズ」というレベルであっても、2~3年後に周りの人から「あの人は英語ペラペラ」と呼ばれるレベルに通達できます。そのためにしっかり目標設定して、着実に自分の上達具合いを確認し、およそ2年程度で独学で英会話をマスターしていきましょう。

    自分の目標がある程度明確になったら、その目標を達成するのに必要な教材を探します。最初は勉強方法がよく分からないと思いますが、いろんなジャンルのテキストを買いあさるのではなく、英会話マスターに必要な要素が揃った総合的に学べるセットがおすすめです。セット物は割高というイメージもありますが、内容に一貫性があり、またテキストごとにレベルもかけ離れておらず、トータルで英会話上達できるような作りになっていることが多いです。単語、文法、リスニングなど各ジャンルのテキストを買った場合、それぞれ独立して学ぶことになり、英会話へどのように展開していくかつかみにくいです。自分が苦手とする分野を補う目的で、各ジャンルに特化した参考書などを購入すると効果的です。以下のようなイメージです。

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    サブ |個別に強化したいジャンルの教材

    英会話教材のほか、英会話スクールの利用の仕方についても別途記事にしていますのでご覧ください。

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