Information Park

英会話マスターへの近道=外国人の友人・知人を作る

 外国人とお友達になるには心を掴むことが大切

留学しなくても、外国人と仲良くなって日頃からプライベートで英語で会話をする機会があれば、それはもう留学している環境と同等といっても過言ではありません。その時間が多ければ多いほど英会話マスターへの近道となります。



外国人のお友達を作る

ということを、英会話に少し慣れてきたらチャレンジしましょう。

ここでいう外国人は、英語ネイティブスピーカー:

・アメリカ人
・イギリス人
・オーストラリア人

などです。日本にもたくさん外国人は居ます。町で外国人と楽しそうに英語で話している日本人達が多く見られます。その日本人達はどのようにしてその外国人たちとお友達になったのでしょうか?

簡単なことですが、その外国人の心を掴んだと考えられます。

たとえば、自分が日本語講師としてイタリアに行ったと仮定して、考えてみましょう。

自分はイタリアが好きで、講師として来ている。
自分もイタリアのことをたくさん知りたい。
でもそれほどたくさんの現地人のお友達はいない。

という状況で、ある受講生が自分にたくさんの現地の情報やイタリアの歴史や政治、関心事を教えてくれたり、自分の趣味に近いことに取り組んでいるとしたら、そのイタリア人と友達になって、たくさんの事を教えてもらい、一緒に同じ趣味について時間を共にして、イタリアでの生活の質を向上させて行きたい、と思うことでしょう。

筆者が以前に通っていた英会話スクールでこういう先生がいました。

日本人生徒はお医者さんで、仕事で英語が必要で、マンツーマンレッスンを受けに来たそうです。医学的な話が頻繁に出るので、先生も医学的な用語をいくらか勉強したそうです。英語を教える中で逆に医学的な分野のお話を聞くことが出来て、医学的な表現を覚えていくことが出来たそうで、その後、レッスン以外でも一緒に頻繁に飲みに行き色々な事を話すようになった、とのことでした。

お互いに得られる物があったと考えられます。

つまり、日本にいる外国人にとっては、この日本人といると楽しい、この人と居るとお互いに知識が向上する、一層お友達のネットワークを広げてくれる、というメリットが感じられると自然にお友達になって行きます。

明らかに自分を英会話レッスン以外での講師として利用されていると感じると、嫌がります。

外国人の友人に、英会話を勉強している友人を紹介しようとした時、

I don’t want to be used. (利用されなくはない!)

と言われたことがあります。楽しく実のある時間を皆過ごしたいのです。



自分の学問の知識や趣味、話題などで自分をアピールし魅了する

英会話スクールの講師の年齢層は様々ですが、大体20代から40代くらいが多いです。

講師達の知識レベルも様々ですが、よほどの日本通でない限り、日本の政治、経済、教育、文化について非常に詳しいということはないと感じられます。

しかし、自国の事情をほとんど知らない、という講師に私は出会ったことはありません。

自分が英会話を少しづつ話せるようになったら、レッスンの中での会話でぜひそのような日本を説明する会話を散りばめて講師の興味を惹いてみると良いです。また講師から自国の事情を聞くなどすると、会話が大変盛り上がります。

そのために、自分が実は知らなかった日本の事情について事前に調べることも非常に重要になってきます。意外と自分の国の事情を知らなかったりすることもあり、改めて認識する良い機会にもなります。これは、

外国人と話す時には自国のことも知る必要がある

という見えないハードルをひとつずつ知らず知らずのうちに乗り越えて行っている瞬間なのです。

以下のような日本の常識とも言える事柄ですが、日本に在住する外国人は意外と知らないこともあるのです。

・日本は、12世紀までは天皇が政治を、19世紀まではサムライが政治をしていたのです。ほんの数百年前までの話。
・今は不景気だけど、1980年代は日本はバブル経済と言われて、どの業界も儲かっていた。
・日本では大学生は4年生になる頃、(時には3年生から)大勢で同時期に就職活動を始める。
・日本は四季があるから、その時期での旬の食べ物があって、様々なイベントを全国各地でやる。
・日本政府の大臣の半分以上が国会議員。

会話している外国人はこのような内容を聞くと、

why?

と言ってくるかも知れません。それを予想して、その背景となる事情を少しだけ調べて、説明するための英作文を事前に考えておくと、そこから会話が広がります。もし、せっかく準備した英作文を披露する機会がなくても、このような準備をしたことは決して無駄にはなりません。自分が説明できるよう調べた言い方は、単語を入れ替えて他の内容を話すときでも応用できます。

話のバリエーションをこのように鍛錬して行くことで、相手の外国人に様々な話題を提供して行くことが出来るようになり、徐々に心を掴んで行きます。

自分が文系で日本史や世界史、経済学の知識がある方は、英語で表現出来れば、内容的にやや深く踏み込んでも良いと思います。  講師の興味を惹けば会話がかなり膨らむはずです。なぜなら、

目の前にいる講師はかなり高い確率で文系の方です。

筆者は、これまで数え切れないくらい(40~50人くらい?)英会話講師から学びましたが、 理系の講師は一人も見たことがありません。

自分が理系、という方は、むしろ理系の簡単なお話をしてみて下さい。その講師は、
「私は技術的なことはよく分からないが、普通はこういう言い方をする」
など、もっと一般的な言い方を教えてくれます。

講師の中には、政治や教育、文化など、教養系の話題には関心がなく、俗な事柄に興味がある人も多くいます。
そういう場合は、

・今の流行りものはこれ
・美味しいパンケーキの店はここ
・ボルダリングが趣味。テニスもしたい。
・実はドラムを趣味で叩くがセッションしたいなー
・マンガ、アニメオタクなんです!

など自分を思いっきり出して下さい。日本人と友達になるのと同様で、多趣味、行動的、をアピールして、気を惹くよう心掛けると、自然と仲良くなります。服装、髪型、表情、話の内容など、いかにも地味だと、ただの一過性の現地人、生徒で終わってしまいます。

オシャレで、話題豊富で行動範囲の広い現地人は、一緒に居て楽しいのです。またその人の友達を連れて来てくれて、ネットワークが広がります。外国人講師と仲良しに成れなくても触れ合える場所は、結構あります:

・英会話喫茶
・外国人がよく集まるパブ
・ディスコ、クラブ
・SNS

などです。市役所や商店街の広告欄に「英会話教えます」という記事が載る場合もありますし、自分の住まいの近くに、講師がプライベートで生徒をネットで募集していることもあります、色々と調べてみて下さい。

英会話スクールでは、講師が生徒とプライベートで仲良くなることを禁じるケースも稀にあるようですので、そのような場合はあまり無理には働きかけないほうが良いこともあります。



仲良くなった外国人の方への感謝の気持ちを忘れない

心が通い合うと、自然に仲良くなって行きます。その時にはぜひ感謝の気持ちを忘れないようにして下さい。この人は、私が留学もしないで英語を上達するきっかけになってくれる、と思うと良いです。

もし英会話の講師と仲良くなっても、可能な限りその先生のレッスンを継続して受講することをお勧めします。自分が利用されていると誤解を受けることもなく、自分のスピーキングやリスニングの癖を直してもらえます。一緒に食事や飲みに行って話している時は間違った英語を話していてもほとんど指摘はして来ないでしょうが、レッスンの時にはしっかり直してくれます。

もし、外国人講師や何らかのパーティーで知り合った外国人とプライベートで食事や飲みに行く機会があったら、

まず初回は必ずご馳走してあげてください

そして、

I really had a good time with you! It was a wonderful time for me.
Thank you! It’s on me.

「あなたと一緒に食事して話した時間はとても楽しかった。
ありがとう。ごちそうさせて下さい」

と言葉に出して伝えて下さい。「いや、割り勘で私も払う」と言われたことは一度もありません・・(笑)。必ず相手も良い気分になり、また一緒に食事したり遊んだりする機会が巡って来ます。間違いありません。

何度も繰り返しますが、留学もしないで英会話を2年程度でマスターするためには、英語をたくさん話して聞く機会を持つことが重要です。そのためにスクールだけでなく、たくさん外国人の友人を作って英語に浸る、ということがマスターへの近道になることは事実です。しかし、実際にその外国人と過ごしている時間は、自分の英語の上達のため、と考えないでください。純粋に楽しんで欲しいです。その外国人と対等に人付き合いして、感謝する気持ちで接するとより良い関係を保てることでしょう。

■メニュー一覧:留学なしでの独学英会話勉強法に戻る■